D&DEPARTMENT PROJECT(ディアンドデパートメント)は、様々なブランドと協業し、新商品を発表しながら、協業者と売り場を通じて、ものも生き物のように愛着を持ち、世話をしながら使い続ける、ロングライフ(長生き)な暮らしを提言していくプロジェクト「Long Life Project」を始動する。
このプロジェクトの最初のパートナーは、気軽で楽しく生活用品を提供する100円ショップCan★Do。「Can★Do Long Life Project」の始動に合わせ、全9アイテムが、10月31日(木)より、日本国内のCan★Doの177店舗と公式通販にて、順次発売中だ。
使い捨てずに経年変化をも楽しむ
「プラスチック製品であっても一生モノになり得ます。あなたが大切にすればね。」というメッセージを掲げ、D&DEPARTMENTがプラスチックメーカーのサナダ精工とともに2021年に立ち上げた「Long Life Plastic Project」の活動に、Can★Doが賛同したことが、今回のプロジェクトのきっかけ。
プラスチックをロングライフな素材と捉え、使い捨てずに経年変化をも楽しむという提案に加え、マスバランス方式によるバイオマスプラスチック(バイオマスのポリプロピレン)を一部使用した製品の販売は、Can★Doにとって初の試み。それと同時に、一見利便性が際立ちロングライフとは相反する印象を受け兼ねない100円ショップという場で、商品そのもの自体だけではなく、コミュニティやものづくりの背景など、ものを取り巻く様々な「もの・の・まわり」を伝えていこうという取り組みは、D&DEPARTMENTにとっても新たな挑戦となる。
全9アイテムをチェック
今回販売中のアイテムは、「ぶたバンク 21 ゴールデンイエロー」550円(税込)、
「マグ 500 ソイルオレンジ」440円(税込)、「マグ 500 サンドホワイト」440円(税込)。
「マグ 200 レイクブルー」330円(税込)、「マグ 200 グラスグリーン」330円(税込)。
「プレート 24 ソイルオレンジ」440円(税込)、「プレート 24 サンドホワイト」440円(税込)。
「プレート 17 レイクブルー」330円(税込)、「プレート 17 グラスグリーン」330円(税込)の全9アイテム。なお、店舗によっては取り扱いのない場合がある。
新しい「ロングライフデザイン」を提言
プロジェクトのタイトルである「ロングライフ」。直訳すると「長生き」だが、デザインが好きな人には「ロングライフデザイン」が思い浮かぶかもしれない。これは戦後日本で生まれた造語だが、モノに魂が宿るという考えが身近にある日本人にとってはとてもしっくりくるだろう。
モノも生き物のように愛着を持ち、世話をしながら一緒に暮らす。素材の価値や流行、著名性などに関係なく、いかに自分のそばで一緒に長くいたいと思えるようにしていくか。長く使いたいと思う自分に整えていく。そんな優しい時代に変わりつつある今、D&DEPARTMENTは「デザイン」を名乗らない新しい「ロングライフデザイン」を提言していく。
「Can★Do Long Life Project」プロジェクトメンバーであり、D&DEPARTMENT PROJECT 創設者のナガオカケンメイ氏は、「ロングライフな素材であるプラスチック。100円ショップでも売り方や伝え方によって、プラスチック=使い捨てという意識を変えられるのではないか。そんな期待を込めて取り組む、Can★Doとの新プロジェクトです。(一部抜粋)」とコメントしている。
Long Life Porject特設webサイトでは、「Can★Do Long Life Project」プロジェクトメンバーであるナガオカケンメイ氏、キャンドゥバイヤーや、
サナダ精工・代表取締役の眞田和義氏、
三井化学・グリーンケミカル事業推進室の松永有理氏、
「ぶたバンク 21」デザインのYUKA DESIGN Co., Ltd.代表取締役・森井ユカ氏のインタビューが掲載されている。気になる人はチェックしてみよう。
「Can★Do」とロングライフデザインの「D&DEPARTMENT」による共同プロジェクトにより誕生したアイテムを、この機会に使ってみては。
「Can★Do Long Life Project」プロジェクトメンバーのインタビュー:https://www.d-department.com/item/LONGLIFEPROJECT.html
D&DEPARTMENT PROJECT:https://www.d-department.com
キャンドゥ:https://www.cando-web.co.jp
(江崎貴子)