この夏に大阪で開催され、2万人以上を動員したという嗅覚エンターテイメント「においの森」が、11月22日(金)~2025年1月19日(日)の期間、広島PARCOで開催される。においを嗅ぎながら進み、選ぶルートで嗅げるにおいも変わる、嗅覚にフィーチャーした異色の展覧会だ。
同イベントの入場料は、当日券1,000円(税込)、前売券900円(税込)で、3歳以下は無料。前売券は、セブンイレブン(Pコード995-093)、アソビュー!にて販売中だ。
のべ100種のにおいが登場!
「においの森」で嗅げるにおいは、会期中のべ100種類。罰ゲームでおなじみの「シュールストレミング」「臭豆腐」「くさや」などの激臭や、人類が嗅いだことがないであろうレア臭、なかなか嗅げない「フェロモン」などを嗅ぐことができる。
また、同イベントのルートは1つではなく、所々に出てくる分岐点での選択次第で展開が変わり、そこで嗅げるにおいも変化する、迷路のようなマルチストーリー型。運と鼻次第で、嗅げるにおいが変わるというわけだ。
罰ゲームでおなじみの激臭
会場には、罰ゲームでおなじみの激臭が登場する。
そのひとつが、伊豆諸島の特産品「くさや」。
魚の干物を浸すための塩水を繰り返し使用してきた「くさや」液は、茶褐色で粘り気があり、古いものほど旨みが増すといわれている。
また、果物の王様と呼ばれ、果実は強い甘みを持ち栄養豊富だが、強烈なにおいを漂わせる「ドリアン」や、
植物性の発酵液に漬け込むことで、 成分の一部がアミノ酸に変化し、独特の風味と強烈なにおいを発生させる「臭豆腐」も登場。
さらに、スウェーデンからやってきた「シュールストレミング」も。
発酵した塩漬けのニシンの缶詰で、缶の中でも発酵が続きガスが充満している。開封時に中の液体が勢いよく噴き出す恐ろしい食材だ。
スーパーミステリー・マガジン『ムー』監修の謎臭
今回は、今年で45周年を迎える人気オカルト情報誌『ムー』とコラボした、謎めく未知のにおい「UMS(Unknown Mysterious Smells)」も登場する。
様々なスパイスをブレンドして生みだされた「エイリアン」のにおいや、
アメリカ合衆国で目撃される毛むくじゃらの大きなUMA「ビッグフット」のにおい、
日本に生息しているといわれる、胴が太いへびのような未確認生物「ツチノコ」のにおいを展示。
「ツチノコ」のにおいは、焦げたにおいや日本酒に似たにおいともいわれている。
人々を惹きつける魅臭
そして、人々を惹きつけるとされる魅臭も登場。
たとえば、女性用の香水によく利用される「白檀」。
インドを原産地とし、非常に高価で、作られる香水も高級品として販売されている。
また、異性の興味をひくための「フェロモン」は、どんなにおいがするのか。自分の好みと比べて見るのも一興かもしれない。
オリジナルグッズ販売
同イベントでは、「においの森」のオリジナルグッズも販売される。
ラインナップは、「ビジュアルTシャツ(白・黒)」各3,630円、
「シュールストレミングTシャツ(黄・白・黒)」各3,300円、
「香りつきクリアファイル」440円、「キーホルダー」各440円、「缶バッヂ(ガチャ)」1回200円だ。
「においの森」で、においを楽しみ、悦び、涙し、絶叫、悶絶しながら堪能してみては。
■「においの森」開催概要
期間:11月22日(金)~2025年1月19日(日)
会場:広島PARCO 新館9F イベントスペース
住所:広島県広島市中区新天地2−1
営業時間:10:00~20:30 ※営業時間は変更になる場合があるため、詳細は公式サイトで確認を
入場料:当日券1,000円(税込)、前売券900円(税込)、3歳以下無料
公式サイト:https://nioino-mori.com/hiroshima2024
(Higuchi)