「子どもの貧困」の本質的解決に取り組むLearning for Allは、兵庫県尼崎市に住む6~18歳の子どもを対象とする居場所拠点運営の支援を目的に、「さとふるクラウドファンディング」にてふるさと納税による寄付の募集を開始した。寄付の受付は、12月27日(金)まで。
Learning for Allの取り組み
Learning for Allは、「子どもの貧困に、本質的解決を。」をミッションに掲げ、困難を抱える子どもたちへ学習支援と居場所づくりを展開している。設立から延べ11,800人の子どもたちに支援を届けてきた。
そして、地域の様々なステークホルダーと協力をしながら、「つながり」「学びの環境」「育まれる環境」を整備し、尼崎市に住む6~18歳の子どもたちの生活圏に必要なすべての支援・機会がそろう「地域協働型子ども包括支援」のモデルを構築。
この尼崎市でのモデルを全国へ広げ、すべての子どもたちが自分の可能性を信じ、自分の力で人生を切り拓くことのできる社会の実現を目指している。
寄付金の使途について
寄付金の使い道は、尼崎市内における居場所拠点の運営費(人件費、家賃、旅費交通費、通信運搬費、車両購入費)、地域の子ども支援に関わる行政・民間組織との情報連携および交流に関する活動費(人件費、旅費交通費、広告宣伝費、業務委託費)に活用される。ともに期間は、2025年3月末までの予定となっている。
なお、拠点運営費の一部は、令和6年度「尼崎市要保護・要支援児童等居場所支援事業」の委託事業の対象となっているが、今回集められた支援金は、この事業の対象外となる運営費として活用され、重複することはない。
寄付金の控除について
ふるさと納税は、寄付額のうち2,000円を越える部分について、所得税・住民税から原則として全額が控除されるため、実質2,000円の負担で子どもたちへの応援ができる。
なお、控除には上限額があり、家族構成や住んでいる地域、その他の条件によって変わる。詳しくは、控除上限額シミュレーションの案内ページで確認を。
Learning for Allの思い
Learning for Allは、尼崎市での活動をモデルにして、子ども支援団体や自治体とも連携しながら、全国に居場所や学習支援の拠点を増やしていくことを目指している。これにより、困難を抱える子どもたちの支援がさらに広がり、より多くの地域で子どもたちの未来を支える仕組みが作られることを期待しているという。また、支援の実績を基に政策提言を行い、法制度改革を目指す。
子どもたちの未来のため、夢の実現のために、より良い居場所を提供できるよう、ふるさと納税を通じて支援しみては。
クラウドファンディング詳細:https://learningforall.or.jp/news/241108
Learning for All HP:https://learningforall.or.jp
控除上限額シミュレーション案内ページ:https://www.satofull.jp/static/calculation01.php
(yukari)