sinn brandingが、京都祇園のお茶屋「登喜家」内において、昼の時間帯を利用して女性のためのアーティスト育成「Art salon杏美津(あんみつ)」をスタート。
スタート記念イベントとして、「Art salon 杏美津 祇をん」にて、11月16日(土)・17日(日)・19日(火)・21日(木)に、パリでも個展経験のある書道の前衛アーティスト・Shioriさんを招いた個展を、コラボ開催する。
21世紀的な女性の在り方を模索する“アートサロン”
「Art salon杏美津(以下、杏美津)」は、スタートアップ支援と伝統文化保存の2軸を目指す京都市の方針に共鳴し、21世紀的な女性の在り方を模索する“アートサロン”。祇園の地を受発信の場としつつ、デジタルでも女性たちのコミュニティの場を目指して活動していく。
「杏美津」のオーナーは、さまざまな女性エグゼクティブや女性経営者と仕事をした経験の中で、キャリア女性は仕事で重圧を背負っており、その自己実現とプライベートの両立には、様々なジレンマと体調不良がつきものであることに気が付いたとのこと。そこで、多くの悩める女性たちをサポートしたいという思いから「杏美津」を立ち上げた。
「杏美津」が目指すアーティスト育成Art salonは、起業家・経営者や、企業で働くキャリア女性向けに、STEP①「アートでハートを刺激する(覚醒)」、STEP②「自分の真実に気付く(解放)」、STEP③「真の自立とは何か?をサポート(選択肢と可能性の存在を認識し、勇気付けする)」で構成されたプログラム。
心理学を駆使したマーケティングや広告プランニング、クリエーティブディレクションの強みを活かし、アートとハートを徹底解説する最先端の取り組みだ。
思考と心の解放の仕方と精神的自立のサポート
心のまま自由に生きることをアーティスティックな在り方と考え、キャリア女性やフリーランス、そして起業家・経営者女性を中心に、思考と心の解放の仕方と精神的自立のサポートをしていくという「杏美津」。
また、「杏美津」によると、その際に非常に重要となるのがアート思考とのこと。芸術というと仰々しいので一芸に秀でているイメージだが、アートはどう感じるかも含めて全てが自由な印象のある言葉だと考える「杏美津」が、アートを通じて個性とは心そのものなのだと知ってもらうべく、今回、Shioriさんを招いたイベントを企画した。
書道の前衛アーティスト・Shioriさん
Shioriさんは、幼少期より書道を習い、一時の空間の後、鍛錬の再開を決めた、書道の前衛アーティスト。その時、今の師である外林道子さんと運命の出会いがあったという。
導かれるように前衛書を始め、抽象表現へと進み今の作風に。“線を引くこと”を表現のコンセプトとして抽象的表現を続け、国内外で作品展示をしている。
京都初の個展「SHIORI’S EXIBITION」開催
今回、オープン記念イベントとして、京都初の個展「SHIORI’S EXIBITION 心の線、そして解放。Line and release」を開催。11月16日(土)・17日(日)はShioriさんが在廊し、11月19日(火)・21日(木)には展示のみが実施される。
独立10年目の「杏美津」が有する数々のコンサルティング経験や、アーティスト・デザイナーのディレクション経験をもとに、Shioriさんの弱みや今後の可能性をいくつか列挙しながら、さながら爽やかな部活動のようで、ハイレベルなコラボレーションができたとのこと。
「杏美津」は、21世紀的な女性の在り方を発信すべく、古来より息づく女性らしさを学びつつ守りつつ、より解放された自信のある女性を目指す人々と繋がることができたら、との思いを持っている。
「杏美津」のロゴはShioriさんが制作
ちなみに、「杏美津」のロゴはShioriさんが制作したもので、大人の成熟した女性の情感が込められているそう。
杏美津オーナーもShioriさんもアラフィフであることから、人生の紆余曲折を経て、酸いも甘いも経験したあとの成熟した美の世界を表現してほしい、とオーダーしたという。
京都の職人と共に制作したグッズを販売予定
オープン記念イベントでは、京都の職人と共に制作した、伝統的な西陣織も斬新に用いたオリジナル「しおり」と「ランチョンマット」を販売予定。「葉書サイズカード」も販売される予定だ。
この機会に、女性の活躍を応援する「Art salon杏美津」をチェックしてみては。
■Art salon杏美津 祇をん(登喜家内)
住所:京都市東山区祇園町南側570-16
Art salon杏美津Instagram:https://www.instagram.com/p/DBdb9oGPvuZ
(佐藤ゆり)