英国アンティーク博物館などミュージアム事業を展開するファーマブリッジは、神奈川県鎌倉市の小町通りに、アンティークなアート空間でフクロウなどの小動物を展示する「かわいい生きものミュージアム(Cute Animal Museum/CAM鎌倉)」を、12月1日(日)にオープンする。
生きものがアンティークの空間に暮らすミュージアム
「かわいい生きものミュージアム」は、フクロウとその仲間たちがアンティークの中に息づくアート空間。かわいい生きものたちをじっくりと見て、触れ合える小さなミュージアムだ。
英国アンティーク博物館プロデュースによるインテリアと、画家のマツダケン氏による絵画をふんだんに取り入れた空間で、生きものたちとの出会いと触れ合いを体験できる。
“すべての生きものがかわいい”をテーマに、フクロウをはじめ、ウサギ、ハリネズミ、チンチラ、キンカジュー、イグアナ、カメレオンなどのエキゾチックアニマルを通じて、生命の大切さや素晴らしさを感じられるミュージアムとなっている。
館長はシロフクロウのロビン
「かわいい生きものミュージアム」の館長を務めるのは、シロフクロウのロビン。ロビンはその愛らしいルックスと堂々とした佇まいで、多くのファンを魅了するフクロウ界のスターだ。
真っ白な羽毛とまん丸の目が特徴的な男の子で、映画ハリー・ポッターに登場するフクロウと同種。その存在感でミュージアムを盛り上げていく。
触れ合い体験も可能
同館では、かわいい生きものたちと触れ合い、自然の素晴らしさや小さな命の大切さを感じることができる。
「触れ合いOK!」マークのついたフクロウや小動物を選んでスタッフに声をかけると、ふわふわの毛並みや優しい瞳を感じながら、癒しのひとときを楽しめる。写真や動画撮影もOKなので、自身のSNSにも投稿できる。
生きもの紹介
大型フクロウのシベリアワシミミズクやユーラシアワシミミズクは、アンティークコーナーにて展示。ハリー・ポッターで有名になったシロフクロウは、英国アンティークの机の上で勉強中だ。
メガネをかけたようなメガネフクロウ、お面を被ったようなメンフクロウもいる。小さなインドコノハズク、アフリカオオコノハズク、スピックスコノハズク、大人気のコキンメフクロウが来館者を迎える。慣れたフクロウを“手載せ”することも可能だ。なお、時間や体調によって触れ合える種類は異なる。
小動物コーナーでは、ふわふわのモモンガ、ツンツンした毛が特徴的なハリネズミ、柔らかな手触りのチンチラ、そしてユニークな動きが魅力のキンカジューが迎えてくれる。それぞれの動物たちの個性や生態を間近で観察しながら、癒しのひとときを過ごせる。
ウサギ・爬虫類コーナーでは、ふわふわの毛並みで癒しを与えるウサギ、ユニークな模様が魅力のトカゲ、滑らかな肌触りのヘビ、そしてぷっくりとした姿が愛らしいカエルに出会える。
英国スタイルのインテリア
英国アンティーク博物館BAM鎌倉が手がける「かわいい生きものミュージアム」のインテリアは、上品で温かみのある英国スタイルが魅力。ヴィクトリア朝を思わせるアンティーク家具や装飾品を巧みに取り入れ、小動物たちが暮らす空間をエレガントに演出する。
生きものたちが本物のアンティークでコーディネートされた様子は、まるでアートのようだ。
マツダケン氏がメインヴィジュアルを担当
「かわいい生きものミュージアム」のメインヴィジュアルを担当したのは、生きものを愛する画家・マツダケン氏。CAMの動物たちを特別に描きおろした。
館内のアンティーク空間では、同氏のアート作品を生きものと一緒に展示している。
マツダケン氏は1990年生まれ、鳥取県米子市出身。ペンと水彩絵具で動物の共生をメインテーマに創作を行う。美術経験がないながらも感性と経験を頼りに、絵がいかにして生きものの活力を引き出すかを課題とし、作品を制作している。
オリジナルのアニマルグッズを販売するミュージアムグッズコーナーでは、マツダケン氏のアートグッズも取り揃えている。
生きものが大好きなスタッフが愛情たっぷりに世話をしている、かわいいフクロウとその仲間たちに会いに行ってみては。
■かわいい生きものミュージアム
住所:神奈川県鎌倉市小町2丁目8-7 すみのプラザ3階
営業時間:12:00~17:00(最終入場16:00)
料金:1,300円(40分) ※未就学児の入場は不可
休館日:なし ※都合により休館する場合はHPやSNSで告知
HP:https://cuteanimalmuseum.com
(さえきそうすけ)