12月21日(土)・22日(日)、熊本県熊本市のカリーノMSビル 1Fにて、古道具やアンティーク、古着などが集まる「古町蚤の市 VOL.14」が開催される。
古いモノに価値を見出し、新たな持ち主に繋ぐ
「古町蚤の市」は、古いモノに新たな価値を見つけ出し、新たな持ち主に繋いでいく催し。
テーマとして、“circulation(循環)”を掲げている。
入場無料の「古町蚤の市 VOL.14」
今回の「古町蚤の市 VOL.14」は、初開催から2周年を迎える第14回目のイベント。厳選した古道具やアンティーク、ユニークな古着、アクセサリー、雑貨、そして食料品など、多様なアイテムを取り揃えている。入場は無料だ。
「古町蚤の市 VOL.14」では、現代の生活に馴染むノスタルジックモダンなテイストの古道具、インテリア雑貨をリーズナブルな価格で販売する「RitoH Locus」や、熊本を拠点に、イベントでヴィンテージ食器や雑貨を販売する「Nico-Vintage」が出店。
オーナー自ら英国、フランス、ベルギーのマーケットを廻り集めた、暮らしの中のアンティーク、コレクタブルズを同じ価値観を持つ人々に届ける「FREDDY BROS.」なども並ぶ。
会場は熊本の歴史的建造物カリーノMSビル
会場は、熊本市中央区の古町地区にある、カリーノMSビル(旧三井住友銀行)。1934年に建てられた熊本の歴史的建造物で、2018年まで三井住友銀行熊本支店として使われてきた。
ローマのルネッサンス様式とギリシャのコリント様式の趣きがあり、2020年10月には、熊本市の歴史的風致形成建造物として指定登録を受けた同建物。現在では、景観や建物の価値を壊さないよう、地域活性化につながる活用方法を検討中だという。
カリーノMSビルでは、夜間にライトアップが行われるのにも注目。明かりがつくと、ギリシャ様式を採用した荘厳な建物が暗闇に浮かびあがる。
カリーノMSビルの立地は、JR熊本駅より車で5分、熊本市電「呉服町」電停より徒歩1分だ。
この機会に、古道具やアンティーク、古着などとの一期一会を楽しめる、熊本市「古町蚤の市 VOL.14」に足を運んでみては。
■「古町蚤の市 VOL.14」開催概要
日時:12月21日(土)・22日(日)10:00~16:00
会場:カリーノMSビル 1F
住所:熊本県熊本市中央区魚屋町2丁目1番地
入場料:無料
イベントWEBサイト
古町蚤の市Instagram
佐藤ゆり
大分県別府市出身のライター。10年ぶりに地元へUターンし、改めて大分や九州の魅力を実感中。日々、温泉と猫に癒されています。