30年に渡り照明器具のデザインと開発をしてきたディクラッセは、Makuakeで目標額363%を達成した、ちょうちん式ポータブルランプ「bobori ボボリ ポータブルランプ」の一般販売を、12月18日(水)に開始。
また、ジャパンディインテリアに合う新作2アイテムをリリースした。
“ちょうちん”で作ったポータブルランプ
「bobori ボボリ ポータブルランプ」は、日本の伝統技術に着目し、日本の伝統技術“ちょうちん”で作ったポータブルランプ。
特徴は、商品名の由来でもある“ぼんぼり”をイメージしたフォルム。ちょうちんの形状により、光をランプの上方向だけでなくテーブル面にも届ける。
また、ちょうちんの最大の特徴でもある“畳める”という機能を最大限に活かせるよう、組み立てを楽しめるように設計。支柱と持ち手を外すと、ちょうちんならではの面白いカタチになる。
デザインは通常のちょうちんと比べて小ぶりになっており、繊細な作業が要求されるため、ちょうちん部分は海外製ではなく日本製にこだわった。鈴木茂兵衛商店がディテールにとことんこだわった製品に仕上げた。
無段階調光機能で明るさがゆっくりと変化
光の色温度は2400K(ケルビン)という暖色の光色(※)。ベース部分の電源ボタンに長く触れると、灯りの表情が変わる。部屋に明るさを足す光から、食事を楽しむ光、ろうそくのようなほのかな光へと無段階でゆっくり暗くなっていく。もう一度長く触れるとゆっくり明るくなる。
消灯するタイミングで直前の明るさが記憶されるので、もう一度点灯した時に同じ明るさで点灯させることが可能。ボタンはタッチセンサー式なので、軽く触れるだけで反応するそう。
USB充電が可能!コードレスで持ち運びにも便利
同製品は、USB type-Cで充電でき、充電開始から約4時間で満充電に。連続点灯時間は最大光量で約4時間、最小光量で約170時間だ。
また、コードレス仕様のため、好きな場所に持ち運びできるのもうれしい。ダイニングテーブルで食事の際にもコードが邪魔にならず、美しく食卓を演出できそうだ。
国産にこだわった新作照明2種
ディクラッセは、国産にこだわった新作照明2種をリリースした。
1つは、独特のムラと唯一無二の質感を持つ「Epoca Sabi(エポカ サビ)ペンダントランプ」。富山高岡のモメンタムファクトリー・Oriiとのコラボレーションによって実現したカラーが魅力だ。
銅や真鍮が持つ腐食性を利用し、糠焼と呼ばれる、ぬかを塗って焼き付けたり、薬品や炎をコントロールして、鮮やかな色彩を発色させる伝統技術が光る。
もう1つは、オーロラの美しいドレープと、木の暖かみを感じさせる安らぎのデザインが特徴の「Auro(アウロ)ペンダントランプ sakura/tamo」だ。
シェードは、国産のサクラ材とタモ材を極薄にスライスし、特殊な下地加工をすることで、薄く軽やかなカーブを実現。美しい木目のシェードを透した光は、やわらかさとオレンジの色味を増し、空間にやすらぎを与える。
同製品は、能登半島地震の影響を受けた石川県金沢市にある工場で生産。ディクラッセでは同製品の売上金の一部を被災地復興支援として寄付している。
心地よい暮らしを提案するディクラッセ
ディクラッセは、「光が生み出す癒しの影をデザインする」をコンセプトに、照明をメインとしたデザインで心地よい暮らしを提案する会社だ。
ものづくりの歴史が深い東東京エリアを拠点に企画、デザイン、製造、販売まで一貫して行っており、日本国内のインテリアショップで製品を展開している。
日常に心地よい光を灯すディクラッセのアイテムをチェックしてみては。
■ディクラッセ
公式サイト:https://www.di-classe.com
公式instagram:https://www.instagram.com/diclasse
直営店「lux di classe(ルクス ディクラッセ)」住所:東京都台東区入谷1-10-11
※光の色温度とは、単位をK=ケルビンで表し、値が低いほど炎の赤に近くなり、値が高いほど空の青に近くなる。一般的に朝日や夕日の色が2000Kから2500Kと言われている。
(Higuchi)