Panacea Stretch代表の舞田夏鈴さんと、柔道整復師の菅野菜々美さんは、さきの出版より『仕事をがんばるカラダに ゆる〜むストレッチ』を、12月23日(月)に刊行した。
同書は、Amazonなどで購入できる。
長時間座りっぱなしの人が増加傾向に
厚生労働省が発表した「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」によると、1日8時間以上座っていると回答した男性は38%、女性は33%。10時間以上座っていると回答した人は、男性が26%、女性が20%ということが明らかに。
この結果からも、リモートワークが増え、通勤や外での打ち合わせが減った分、長時間座りっぱなしの人が増えているという現状が垣間見える。
デスクワークでも立ち仕事でも、長時間同じ姿勢でいることで筋肉が硬くなり、カラダに痛みを感じている人は少なくない層。年末、1年間の溜まった疲れを自分自身で「ケア」&「メンテナンス」するためにも、痛くない「ゆる〜むストレッチ」がおすすめだという。
ストレッチ専門店のメソッドを学べる1冊
同書では、ストレッチ専門のセラピストが考案した、仕事の合間や寝る前にパパッとできて、とことんカラダがゆる〜む30秒ストレッチをイラストでわかりやすく解説している。
経営者やクリエイター、シェフなど、多忙なビジネスパーソンが訪れ、施術を行ってきたストレッチ専門店のメソッドが、日常でできる簡単な動きに落とし込まれた1冊だ。
同書から学べる具体的なノウハウは、「仕事の合間にできる簡単ストレッチ」「家でゆったり行う朝晩のストレッチ」「生活習慣を見直し、カラダを整える方法」「自然治癒力を高める食事と睡眠法」など。これらを、全5章にまとめている。
著者紹介
舞田夏鈴(まいた・かりん)さんは、大学卒業後、大手リース会社へ入社するも、25歳の頃、過度なストレスで適応障害になり退社。その不調経験からカラダと心の健康の大切さを考え始めたそう。
26歳のときにWeb広告代理店に入社して、約8年Webマーケティングに従事し、フリーランスを経て33歳のときにパートナーと共にWeb広告代理店を創業した。
忙しく働くなかで、改めてカラダと心の健康の大切さを感じ、2022年にリラクゼーションストレッチサロン・PanaceaStretch事業をスタート。2023年に“人の資本である身体の未来をサポートするボディケア会社”としてTAINASを設立し、本格的にボディケア事業へ注力し始めた。
菅野菜々美(かんの・ななみ)さんは、高校生のときに「母親の肩こりやヘルニアを治してあげたい」と思ったことがきっかけとなり、整骨院の先生を目指す。
高校卒業後、東京柔道整復専門学校に入学。スポーツトレーナー学科で柔整学とスポーツに関わる勉強に取り組む傍ら、在学中に整骨院にてアルバイトをしながら手技を学んだ。
卒業後は整骨院へ入社し、約3年間でのべ7000人を治療したそうで、管理柔道整復師も取得。自身のレベルアップのため、女子サッカーチーム帯同のスポーツトレーナー活動を始めた。そして、もっと長い時間人の心身に寄り添える環境を求め、25歳のときにTAINAS(Panacea Stretch)へ入社。現在はセラピストと技術講師を兼務している。
著者の想い
ストレッチは、「忙しくてトレーニングが続けられない」「人に触れられるのは、痛くて抵抗がある」といった人におすすめの「ケア」&「メンテナンス」方法。しかし、これまでストレッチは、身近な準備運動として認知されてきたため、きちんと行った際の効果がほとんど知られていないという。
著者は、「心もカラダもリラックスしてほしい」という想いから、痛くないストレッチを提供している。今回は、ストレッチで心身の健康を取り戻すことはもちろん、よい状態をキープし、ひとりでも多くの人が、カラダの不調を気にせずにやりたいことができるようにという想いを1冊にまとめている。
『仕事をがんばるカラダに ゆる〜むストレッチ』を参考に、自宅やオフィスで簡単にできる30秒ストレッチを実践してみては。
■仕事をがんばるカラダに ゆる〜むストレッチ
著者:舞田夏鈴さん・菅野菜々美さん
定価:1,650円(税込)
発行:さきの出版
発売:サンクチュアリ出版
ページ数:160ページ
PanaceaStretch:https://panacea-stretch.com
(Higuchi)