
11月1日(土)にフルリニューアルオープンしたアートECサイト「月刊美術プラス」は、特別展「猫・ネコ・CAT ~肉球とモフモフと」を、12月1日(月)~20日(土)の期間限定で開催している。
創刊50年の歴史を持つ雑誌が運営
アートECサイト「月刊美術プラス」は、創刊50年の歴史を持つ『月刊美術』が運営するアート販売・メディアサービス。多彩な作家の作品紹介・販売に加え、コラムやインタビューといった読み物も充実している。
“猫”をテーマにした全10作品
今回の展示では、第一線で活躍する5名のアーティストによる“猫”をテーマにした全10作品を、オンラインで展示・販売。
日本画、洋画、イラストレーションなど、技巧もスタイルも異なる多彩な表現が一堂に会する。
またサイトでは、参加アーティスト全員への独占インタビューも同時公開。作品の背景にある“猫との関わり”や創作への想いを通じて、より深いアート体験を楽しめる。
参加アーティスト紹介

伊藤清子『猫かぶり ‐ だるまさん』
伊藤清子氏は、2匹の保護猫と暮らし、10年以上にわたり“猫ばかり”を描き続ける日本画家。
2017年 ジャクソン・ギャラクシー著『Total Cat Mojo』挿画、2023年 DADACA「GO!GO!YUBARI!!」夕張メロンゼリーパッケージイラスト、2025年 DADACA「GO!GO!JAPAN!!」白桃ゼリーとりんごのゼリーパッケージイラストを担当。個展多数。
今回の出展作品は『猫かぶり ‐ だるまさん』。

原田ちあき『大親友はいまもここに』
原田ちあき氏は、ドロドロカラフル、人間のマイナスな気持ちに焦点を当てた作品を得意とする、国内外で活躍するイラストレーター・漫画家・コラムニスト。
京都芸術大学イラストレーション科非常勤講師。アパレル、映画、音楽など多方面とコラボレーションを行っている。
今回の出展作品は『大親友はいまもここに』。

溝口まりあ『美しき月に捧ぐ』
溝口まりあ氏は、“愛すべきひねくれ猫”を通して、人間の感情を描く日本画家。
『日春展』『日展』など受賞多数。2020 サンマリノ共和国国営ワイナリー“ピースワイン”のラベルを担当。伊勢丹新宿店、銀座三越などで個展多数。
今回の出展作品は『美しき月に捧ぐ』ほか。

山田貴裕『チャンスを掴む猫』
山田貴裕氏は、猫を中心とした白黒ペン画で知られる作家。
2020年 日現展 衆議院議長賞受賞、2025年 水彩連盟展 奨励賞・ダニエルスミス賞受賞。全国の百貨店・美術館で個展多数。
今回の出展作品は『チャンスを掴む猫』ほか。

吉田瑠美『音をみつめる』
吉田瑠美氏は、絵本作家・画家としての活動のほか、エッセイや物語の執筆・出版も行う。
2024年 日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』の劇中画・壁画を担当したほか、2025年 絵本『少年とクスノキ』(文:東野圭吾)を出版。
2025年7月には日本人として初めて台湾文学館のライターインレジデンスに招聘され、同年8月にはイベント『台湾光譜』を主宰した。
今回の出展作品は『音をみつめる』ほか。
人気作家5名による“猫愛”に満ちた10作品が集結する特別展。猫好きはお見逃しなく!
■特別展「猫・ネコ・CAT ~肉球とモフモフと」
期間:12月1日(月)~20日(土)
場所:「月刊美術プラス」特別展ページ(オンライン開催)
URL:https://plus.gekkanbijutsu.co.jp/collections/cat-mohumohu
(鈴木 京)