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【福島県大熊町】復興交流イベント「おおくま学園祭2026」開催!音楽・食・未来が集う祭典

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ビジネスゲートウェイは、2026年3月14日(土)、大熊インキュベーションセンターにて第4回となる「大熊町 復興交流イベント おおくま学園祭 2026『OKUMA ODYSSEY』(以下、おおくま学園祭 2026)」を開催することを発表した。

復興とゼロカーボンへの取り組み

福島県大熊町は、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により全町民が町外への避難を余儀なくされた。2019年4月には、中屋敷・大川原地区の避難指示が解除され、さらに2022年6月30日にはJR大野駅周辺の市街地を含む特定復興再生拠点区域の避難指示が解除された。同年7月に開所した「大熊インキュベーションセンター(OIC)」では、起業支援や新産業創出が進められ、町内での事業活動が活発化している。また、町内に複数の再生賃貸住宅が整備され、若い世代を中心に移住者が増加している。

こうした中、大熊町では帰還の促進やふるさととの結びつきの維持、交流人口の増加や移住の促進を目的とした「復興交流イベント おおくま学園祭」を2023年より実施。第3回の昨年度は、約100の出展が並び、過去最多となる3,262人の来場者が訪れた。


第4回となる今回も、昨年同様、同時開催の「ゼロカーボンフェスティバル inおおくま」を合併吸収および拡大。運営全体で「ゼロカーボン」の実現を目指し、FCV(燃料電池自動車)などの活用によりCO2排出を抑制して発生したCO2については、CO2削減活動への資金提供を通じてカーボン・オフセットを実施する。

飲食ブースやゼロカーボン体験ワークショップを実施

「おおくま学園祭2026」では、アーティストによるメインステージをはじめ、アート展示、飲食ブース、OICの入居企業による事業紹介などの出展コーナーを設ける。さらに、「ゼロカーボンフェスティバル inおおくま」からは、ゼロカーボン関連事業者40社以上が出店するほか、体験ワークショップやアーティストたちによるトークセッションなども行われる。


ステージでは、豊島こうき氏(Vo, Gt)と福島拓人氏(Gt, Programming)からなるボーダレスポップデュオ・Amber’s、


新世代ラッパーのRin音氏をはじめとしたアーティストが出演。


飲食ブースでは、HAVE A GOOD SLICE、


東京スパイスカレーSmileSpice、


つきほし果樹、


haccoba -Craft Sake Brewery-、つるを、幸福スタンド、など約35店舗が出店する。

入居企業展示コーナーは、AIBOD、Dream Forest Supporters、Oriai、コースター、Kukulcan など約20社が出展。ワークショップやアートイベント、展示会を行う。また、ゼロカーボンフェスエリアには、YONOMORI DENIM、Cell-En、R-Style(水素ドローン産業化推進協議会)、東北大学 グリーン未来創造機構andDIBO、損害保険ジャパン 福島自動車営業部、福島県エネルギー課 などエネルギー関連企業約40社が出店。体験型ワークショップや全国から集めたゼロエミッション・ビークルの展示などを行う。

そのほか、町民展示や若手起業家発表会、スタンプラリーなど盛りだくさんのイベントが用意される。

ビジネスゲートウェイは、「おおくま学園祭2026」の意気込みについて「昨年度を上回る5,000人にご来場いただくことを目指しています」とコメントを寄せた。さらに「ゼロカーボンフェスティバル inおおくま」での企画を通して、「大熊町の2050年までのゼロカーボン達成という目標について理解を深め、機運の醸成をはかります」としている。

復興の歩みを重ねる大熊町の魅力と挑戦に触れられる「おおくま学園祭2026」。大熊町の現在と未来を体感しに、ぜひ足を運んでみては。

■大熊町 復興交流イベント おおくま学園祭 2026「OKUMA ODYSSEY」
開催日時:2026年3月14日(土)10:00~16:00
会場:大熊インキュベーションセンター
住所:福島県双葉郡大熊町大字下野上字清水230
参加費:無料
イベントサイト:https://okuma-fes.jp/
イベント公式Instagram:https://www.instagram.com/okuma_fes/

(Kanako Aida)

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