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【宮城県女川町】被災地で生まれた「ホテル・エルファロ」が国産トレーラーハウスホテルとして記録樹立

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東日本大震災をきっかけに、2012年12月に誕生した宮城県女川町の宿泊施設「ホテル・エルファロ」は、日本記録認定協会より「日本最大の国産トレーラーハウスホテル(部屋数)」として、1月9日(金)付で日本記録に認定されたことを発表した。

東日本大震災をきっかけに誕生した施設

「ホテル・エルファロ」は、2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災をきっかけに誕生し、震災復興期を経て本設稼働へと歩みを進めてきた。

女川町では、復興に向けた作業員・関係者の宿泊先不足、従前事業者の再起復興、津波浸水区域や嵩上げ対象地域による建築制限といった課題が山積みだったそう。こうした背景のもと、「エルファロ」は、2012年12月にトレーラーハウスを活用した宿泊施設として開業した。

当初は震災復興という特別な事情のもと、車両での旅館業営業が認められていたが、2017年8月の移転リニューアルオープンに際しては、すべての客室について建築確認を取得し、前例を踏襲せず本設稼働の道が選択された。

移設工事中のホテル・エルファロ

同施設は、工期の遅延やコスト増といった困難を伴ったが、「震災復旧フェーズからまちづくりフェーズへ。

特別扱いされない、いつまでも被災地という甘えに頼らない」という覚悟のもと、安全性・法令順守を最優先した施設づくりが貫かれてきた。

観光とビジネスに利用できる宿泊拠点

「ホテル・エルファロ」は、国産トレーラーハウスを活用した宿泊施設として、40台・63室という規模を有する施設。同施設のトレーラーハウスは、車輪を有しながらも、建築基準法に基づく建築確認を取得した建物として登録されており、旅館業法に基づく営業許可、消防法に基づく各種検査等もすべてクリアしている。

「車両でありながら、建物としての安全性・法令順守を両立した宿泊施設」は、国内はもとより世界的にも珍しい存在だそう。

18平米のゆったりとしたシングル~ツイン仕様の客室

子ども連れに好評のロフト付きツインルーム

客室は、ツイン仕様をはじめ、家族連れ向きのロフト付きルームなどが用意されており、観光客の宿泊のほか、原子力関連事業者や建設・工事関係者など、長期滞在を必要とするビジネス利用にも幅広く活用されている。

全棟独立型という特性を生かした宿泊環境は、プライバシーと機能性を両立し、中長期滞在の拠点として高い評価を得ているという。

柔軟な宿泊インフラとして地域と共に歩む

今後「ホテル・エルファロ」は、規模と実績を生かし、女川町をはじめとした東北エリアの観光拠点となることを目指している。また、長期滞在・ビジネス利用に対応した宿泊拠点として、災害時にも活用実績のある柔軟な宿泊インフラとして、地域と共に歩む宿泊施設を目指していく考えだ。

女川町に出かける際は、「ホテル・エルファロ」を利用してみては。

■ホテル・エルファロ
所在地:宮城県牡鹿郡女川町女川2丁目1番地2
客室数:63室(国産トレーラーハウス40台)
開業:2012年12月
移転リニューアル:2017年8月
公式HP:https://hotel-elfaro.com

(山本えり)

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