
長野県松本市のなわて通り沿いに、2月11日(水)、家具・インテリア雑貨・自転車雑貨・ビールを軸にしたセレクトショップ『nowhere(ナウヒア)』がオープンした。
『nowhere』に込められた想い

店名の『nowhere』には、「Nowhere=どこにもない」場所でありながら、分解すると「Now here=今、ここにある」という、相反する二つの意味が込められている。店のコンセプトは「カルチャーと暮らしのちょうど中間」とのこと。
店舗運営を行うのは、サム氏と、前「デイリーズ松本店」店長の榊原菜緒氏。2025年6月の「デイリーズ松本店」の閉業を機に、「自分の店をつくる」と決意。 『nowhere』では、大量生産品ではない、個人や小規模事業者による丁寧なモノづくりをセレクトし、松本を訪れる観光客だけでなく、地元の人が日常的に立ち寄れる「間口の広いお店」を目指すとのことだ。
「カリモク60」の長野県内2店舗目の正規取扱店


『nowhere』は、普遍的なデザインで愛されるロングライフデザインブランド「カリモク60」を取り扱う 。

「カリモク60」の正規取扱店としては、長野県内2店舗目。修理パーツの相談や生地の張り替えなど、一生使い続けられる家具を提案するとのことだ。
取扱ブランドを紹介
主な取扱ブランドを紹介しよう。「10年着られるTシャツ」としてリピーターの多いアパレルブランド「Good On」は、松本市内では閉店した「デイリーズ松本店」で取扱っていたが、『nowhere』で販売が再開される。
「BLUE-LUG」は、自転車が日常に溶け込むスタイルを提案する、カラーバリエーション豊かなバッグやアクセサリーを展開する。

また、松本市初上陸のブランドも様々、登場する。「Tangerine」は、愛媛県宇和島市吉田町で栽培されたみかんを使い、1年を通して6種類の青果と無添加のストレートジュースの製造、販売を行うブランドだ。

「BULLPEN」は、選び抜かれた香料を厳選ブレンドしてオリジナルフレーバーを作り出し、自社工場で1本1本丁寧に生産したジャパンメイドのインセンスだ。

「Pretty Good」は、「まあまあ良い」、「なかなか良い」、「ちょうど良い」をコンセプトに、ひとつの帽子が被る人のファッションのテンションを上げる、首から上を提案するブランド。
その他、「CRASH GATE」、「マルヒロ」、「UNDER THE SUN」、「TEMBEA」、「yaso」などを取り扱う。
新しいスタイルの「場」を提供

店内はミッドセンチュリーのテイストに、自転車屋特有の「色味のあるゴチャつき感」をミックスした、世代を問わずに楽しめる、遊び心のある空間。商品の割合は、家具5:アパレル3:自転車雑貨1:ドリンクラインナップ1で構成され、買い物の途中で、ビールやジュースを飲んで一息つける、新しいスタイルの「場」が提供される。また、大型家具については県内自社配送で対応するとのことだ。
創業者の2人が目指す店作り
創業者の2人は目指す店作りについて、こう語っている。サム氏は、「大学生の頃に出会った自転車文化を通じて、カルチャーが持つ“人のつながり”の力に魅了されてきました。設計事務所勤務を経て『自分の好きなことを仕事にしたい』という強い思いから開業を決意しました。家具・雑貨・自転車・ビールという、一見異なる要素が混ざり合うことで生まれる、松本にしかない新しい価値を提案したいと考えています。」
榊原菜緒氏は、「接客において何よりも大切にしているのは、単に『ものを売る』ことではなく、お客様との関係性を築くことです。日常の何気ない会話を通じて信頼を育み、お客様一人ひとりの“暮らしの背景”まで想像した提案を届けることで、地域に長く愛される店作りを目指します。」
松本駅から徒歩15分の場所にオープンした『nowhere』へ出かけてみては。
■ nowhere
住所:長野県松本市大手4-3-19 前田ビル1F
駐車場:なし(近くに有料パーキング有)
Instagram :https://www.instagram.com/nowhere_nawate
(熊田明日良)