
北九州市で児童発達支援を展開するこどもいろは、2月から4月にかけて「こどもいろおりお」「こどもいろそね」「こどもいろいぼり」の3拠点を順次開所し、市内の支援体制を拡充した。
地域ニーズに応じた3拠点を順次開所
こどもいろは、2月1日(日)に八幡西区則松の「こどもいろおりお」、3月1日(日)に「こどもいろそね」、4月1日(水)に小倉北区井堀の「こどもいろいぼり」を順次開所し、北九州市内における発達支援体制を拡充してきた。これら3拠点は、地域ごとの相談や通所ニーズに応じて計画的に設置されたもので、各拠点が相互に連携しながら支援を支え合う体制を整備している。
これまでこどもいろは、北九州市内において「こどもいろ沼」「こどもいろ徳力」「こどもいろたかす」「こどもいろ高須西」などの拠点を展開し、地域ごとの特性に応じた支援を積み重ねてた。こうした経験を基に、今回の新規拠点も相互に連携しながら支援を支え合う体制として整備している。
専門性を活かした「ことば」と「社会性」の支援
こどもいろの運営する施設では、これまで北九州市を中心に地域の家庭や園、学校、関係機関と連携しながら支援実績を築いてきた。特に「ことば」と「社会性」に関しては、日々の実践を通じた支援の蓄積が多く、子ども一人ひとりのペースに合わせた関わりを重視しているという。
全事業所を直接運営することで、支援の質を拠点ごとにばらつかせず、理念と実践を一貫させている。現場の積み重ねと職員育成を大切にしながら、地域に根ざした支援を継続する方針だ。
地域の関係機関と連携する小さな支え
こどもいろでは、子どもたちが安心して過ごせる環境を整えるとともに、保護者や学校、幼稚園、保育園、地域の関係機関が気軽に相談しやすい地域の小さな支えとなることを目指している。
「常に前向きに」を合言葉に、「一人ひとりに寄り添い、発達に合わせた適切な支援により社会的スキルの向上を目指します」という理念を大切にしながら日々の支援を実施。どの子も自分のペースで伸びていく力を持っており、その力を安心できる環境の中で自然に発揮できるよう、丁寧な関わりを継続していく。
日々の小さな変化を見逃さない伴走型支援
また、こどもいろは発達支援において、一日の中で見られる小さな前進を見逃さないことを大切にしている。表情が柔らかくなったことや、苦手な場面で少しがんばれたこと、気持ちの切り替えが以前よりスムーズになったこと、関係が少し深まったことや気持ちを伝えてくれたことなど、日々の小さな芽を大切にしながら、その子に合ったペースで伴走する。
各拠点は通いやすさを考慮した立地にあり、学校や家庭からの移動がしやすい環境を整えている。片道20分程度の送迎にも対応しており、通所が難しい家庭でも利用しやすい体制だ。
柔軟な療育時間と相互に支え合う運営体制
療育時間は、9:30〜13:00の午前の部、14:00〜17:30の午後の部、そして9:30〜17:30の一日の部を設定している。これらは大枠の設定であり、仕事の都合による9:30以前の受け入れなど、子どもの生活リズムや家庭の状況を考慮して無理ない通所ができるよう柔軟に対応。長期連休・土曜日は一日の部と同様の時間設定となっている。
こどもいろは、地域に施設を増やすことそのものを目的とするのではなく、“子どもたちの安心にそっと寄り添う灯りを増やしていくこと”を大切にしている。複数拠点が連携することで、一人でも多くの子どもたちが安心できる場所を持ち、家族の負担を軽減することで地域全体に穏やかな循環が生まれることを目指す考えだ。
また、子どもだけではなく職員の働き方や心身の健康にも配慮し、相互に支え合いながら支援の質を維持・向上させる体制を整えている。
支援の質を維持しつつ、地域に寄り添い受け入れ体制を強化するこどもいろの取り組みに注目してみては。
■こどもいろおりお
住所:福岡県北九州市八幡西区則松6-4-23
■こどもいろそね
住所:福岡県北九州市小倉南区中曽根2-9-5
■こどもいろいぼり
住所:福岡県北九州市小倉北区井堀3-7-26
こどもいろ施設一覧ページ:https://kodomoiro.co.jp/facility
こどもいろ公式サイト:https://kodomoiro.co.jp
(丸本チャ子)