米国デュポン社(本社:デラウェア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エド・ブリーン)は、今年のLuxe Pack Monacoにて、新グレードのDuPont(TM)Surlyn(R) PC-2200 アイオノマー樹脂を紹介し、スタンドを訪れる人々にイノベーションとクリエイティビティを提案しました。デュポン パッケージング&インダストリアルポリマーズにより開発されたこの新しい素材は、各ブランドがより自由にパッケージデザインをできるようにすることで、クリエイティビティの限界を押し広げたいというデュポンの願いに合致するものです。実際、この新グレード製品は、Surlyn(R)が持つ非常に優れた性質 ― クリスタルのような透明感、高い光沢感、化学薬品や傷、摩耗に対する高い耐久性、手触りの良さ ― をすべて集めたものとなっています。また、パッケージのデザインをするうえで妨げになる、いくつかの技術的制約を抱えていたであろうデザイナーの方々に、新たな機会の扉を開きます。
Surlyn(R) PC-2200の登場により、香水や化粧品ブランドのデザイナーは、今までと異なるクリエイティブな表現方法を検討し、意外性のあるキャップや、より大胆なデザインのボトルを生み出すことができるようになります。デュポンは、過去数年間に発表された、フルール ドゥ クリスタル ラリック、ケンゾー フラワー エア、ランコム グランディオーズ マスカラなどのような、Surlyn(R)で表現することができる華やかなボトルキャップのコレクションを豊富にしたいと考えています。
また、Surlyn(R) PC-2200は、オーバーモールディング成形を使った、テキスタイル調の加飾、メタリック調ラベル、その他の装飾効果を幅広く適用できるよう設計されています。Surlyn(R) PC-2200を適当な厚みでオーバーモールディングすることより、高い光沢感と色の深みを提供しつつ、同時に装飾部分を保護することができます。
この新製品は、デュポンのスタンド内の、ラグジュアリーブティックに見立てられたMaison Surlyn(R)にて紹介されました。Maison Surlyn(R)は、デュポンのクリエイティブなコスメティック向けソリューションの可能性を際立たせるために設置され、そのデザインは今年も、ファッションやデザインの最新トレンドに影響を受けたイタリアのデザイナーであるフランチェスコ・ルケーゼ氏が担当しました。
Maison Surlyn(R)は、2015年10月21~23日の間、Luxe Pack MonacoのHall Ravel、Stand D1において、新しいパッケージングコレクションを紹介しました。
デュポンのコスメティック関連の各事業部では、“ビューティ”&“パーソナルケア”業界に対して、幅広い素材や技術の可能性を提案し、消費者のニーズとテクノロジーの双方を重視したパートナーシップをお客様と構築することによって、デュポンが推進する「Miracles of Science」を提供いたします。ブランドオーナーやデザイナーの方々のニーズを満たし、さらには、消費者のデュポン製品の体験を増やすことで、これまで以上の楽しみ、感動、そして幸せを消費者の皆様に届けられるよう、新しくかつ差別化されたコスメティックソリューションを継続して開発してまいります。
デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。
*デュポンオーバルロゴ、デュポン™、Surlyn(R)(R)は、米国デュポン社の商標あるいは登録商標です。
*日本国内では、三井・デュポン ポリケミカル(株)がハイミラン(R)の商標でアイオノマー樹脂を製造販売しています。