3万部を売り上げたモンテッソーリ教具本から、夏休みに役立つ3つの教具の作り方を無料公開！
EMMA株式会社（神奈川県横浜市）の代表伊藤あづさが2021年4月16日に出版した、100円ショップで買える材料を使い自宅で作れるモンテッソーリ教具を100種類集めた著書『子どもの能力を伸ばす、モンテッソーリ教具100』を2022年8月現在で9刷となり3万部超えの大ヒットを記録しています。ご購入いただいた皆様への感謝を込めて、そうめんや冷やし中華などの麺食が増える夏のお箸デビューに役立つモンテッソーリ教具4点を無料公開します。
「指先を鍛えて食事のお作法を磨く4選】
今回特別公開する教具は次の4つです。（詳細は、後半で詳しく記載しています。）
１.ビー玉落とし
２.スプーン
３.トング
４.お箸
「夏を機にモンテッソーリ教育を身近に感じてほしい」
著書で紹介した教具と同様、すべて100円ショップで購入できる材料を使っていますので、気軽にチャレンジしていただけます。1歳半くらいの子どもは、やっと自分の指で物を摘まめるようになったばかりです。スプーンなどの道具を使って物を移すのは、大人が思うよりはるかに難しいです。実際に道具を使う前に、手作りの教具で何回も練習してから、食卓でスプーンやお箸を使うようにすると良いのです。
食事の時の、洗練された動きや所作は一生の財産になります。なお、子どもは自分のやりたい活動を満足するまで行ない、できるようになると、必ず次の成長段階に自ら進んで行きます。私たち親の役目は、子どもがひとりでできるようにお手伝いし、強制するのではなく、環境を整えて待つことです。
「モンテッソーリ関連著書が累計3万部を超えて大ヒット！」
モンテッソーリ関連の書籍を3冊、合計12万部を出版している、藤崎 達宏氏と共著させていただいた伊藤あづさにとって初の著書「子どもの能力を伸ばす、モンテッソーリ教具100」は、2022年8月現在で累計3万部を発行する大ヒットとなりました。
コロナ禍で教室に通えないお子さん、そしてその親のためにできることを検討し、自宅で作れるための本を出版しましたが、多くの方にご購入いただきモンテッソーリ教育への注目度の高さに驚いています。
「100円ショップでのイベントも実施できます」
雑誌でのタイアップ企画、またテレビ番組の企画で、全国どこでも100円ショップを散策しながらの教材作成をさせていただくことも可能です。本に書かせていただいた教材のみでなく、即興でお作りすることもできますので、ぜひいつもお世話になっている100円ショップ様とのタイアップ企画をやらせていただければ幸いです。（ダイソー、セリア、キャンドゥなどすべて対応可能です。）
『指先を鍛えて食事のお作法を磨く4選』
作者：伊藤 あづさ(横浜・大阪モンテッソーリ こどものいえ)
4点：１.ビー玉落とし２.スプーン３.トング４.お箸
材料：代替品含め多くの百均ショップにて調達可能
【指先を鍛えて食事のお作法を磨く4選】
１. ビー玉落とし
対象：1歳半くらいから
目的：摘まむ 3本指（親指・中指・人さし指）を使う基礎
TIPS
・小さい石や葉っぱを摘まんでマンホールの穴に落としたりする時にこの教具の出番です。
・おうちの中で何でも繰り返せるのが◎
・ビーズを入れて出てきたビーズを拾ってまた入れるという動きがしゃがむので、足腰や体感を鍛えることにも繋がる。
用意する物
・ホース（または、ポップチューブ）
・ネット
・ネットを支える器具
・ビー玉受け
・ビー玉10個
２. スプーン
対象：1歳半くらいから～
目的：スプーンで自力で食事ができる練習
TIPS
・利き手と反対側にポンポンを入れ、スプーンで空いた器に移す
（なぜ利き手側に移すかは、文字を書くときの腕の動きの練習にもなる）
・最初は大きいポンポを5つ位で徐々にポンポンを小さくしていく
用意するもの
・ガラスや陶器の器
・スプーン
・ポンポン（大きめ5個・小さめ10個）
３. トング
対象：スプーンが上手に使えるか2歳くらいから～
目的：お箸やはさみを持てるようになる前段階
TIPS
・お箸を使いたいけどまだ上手に持てないお子さまに3本指を動かす練習
・2歳くらいになると色の認識ができるようになる子もいるので、ポンポンが1列並ぶように数を合われておくと良い
用意するもの
・製氷機
・ポンポン
・トング（ピンセット）
４. お箸
対象：3歳くらいから～（トングや洗濯ばさみが上手に使えるようになった子）
目的：お箸を使って食事の自立
TIPS
・大人の真似をしたい気持ちの後押しになる
・お箸を早く使わせたい！との親の都合でリング付きの矯正箸を使ってしまうとまだ指がお箸を持てる発達段階ではないので、上手に持てなかったり、持てたとしても正しいお箸の持ち方ではなくなってしまいます。
・お箸を使えるようになるのは、洗濯ばさみなどで手指の力をつけ、トングをうまく使えるよになり、ピンセットで小さなものを摘まめるようになってからお箸に移行するのがベスト
用意するもの
・ガラスか陶器の器 2つ
・子ども用箸
・フェルト巻き
【著書「子どもの能力を伸ばす、モンテッソーリ教具100」について】
シリーズ累計12万部!藤井聡太棋士も幼少期に夢中になったハートバッグなど、専門家の確かな目で厳選した100のモンテッソーリ教具を大公開!世界を動かしているGAFA(Google,Amazon,Facebook,Apple)の創業者3人も学んだ、注目のモンテッソーリ教育。その大事なキーワードが、0～6歳までの「敏感期」。子どもの脳が飛躍的に伸びるこの時期に最適なのが、「モンテッソーリ教具」なのです。敏感期に、どのような教具に触れるかで、子どもの脳の成長は大きく変わります!
子どもに適した教具は、自律心、集中力、やる気を育て、できた!という達成感は、自己肯定感にもつながります。その力はどんな時代も生き抜く力となるはずです。本書は自宅で簡単にできる、ホームメイド・モンテッソーリの実践本です!
●シール台紙等、無料〔素材〕のダウンロード特典付き!
「100円ショップで手に入る材料だから気軽に試してほしい」
本書でご紹介している教具は、100円ショップで購入できる材料を使っていますので、気軽にチャレンジしていただけます。そして、作り方についても、動画コンテンツでの解説も行っていることと合わせ、シール台紙などの素材も無料ダウンロードできる特典付きですので、安心してお作りいただくことができます。
著者：藤崎 達宏／伊藤 あづさ(共著)
発行：三笠書房
サイズ：A5判 縦210mm 横148mm 192ページ
定価：1,760円（税込）
発売日：2021年4月16日
発行部数：3万6千部（2022年8月現在）
【EMMA株式会社とは？】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/77767/table/2_1_b0fb754c37c3826d2d1108ec3fe606fe.jpg ]
「横浜・大阪モンテッソーリ こどものいえ」とは？
教室について詳細→https://emma-monte.jp/classroom/
もとはベビーサイン教室を営んでいた伊藤が自分の子育てで行っていた方法が評判となり、その育児法をお伝えするようになりました。やがてそれがモンテッソーリ教育と近いことを知り、本格的に学びなおして、2013年にモンテッソーリ教育の教室運営を始めました。
自宅とそれに近い環境でモンテッソーリをお伝えすることにこだわった教室を営む中で2017年、ダウン症のお子さんを受け入れたことを機に、障害があるとなかろうと共に過ごし、それぞれの個性を生かすほうが良いことに気づき、それを続けています。
【代表伊藤あづさより】
まずはじめに私とモンテッソーリについてお話しさせてください。
私とモンテッソーリ教育の出会いは運命的でした。当時、自分の息子が転園した先が偶然にもモンテッソーリ保育園。そこの図書館で借りた相良敦子先生の著書を読んで初めて「モンテッソーリ教育」を知ることになったのですが、そこに書かれていたのは、私が実践していた子育て方法そのものだったのです。
育児については、私自身、何か専門的な勉強をしたわけではなく、日々、息子と向き合いながら過ごす中で自然と実践していたにすぎなかったので、この出会いは私に大きな自信と確信を与えてくれました。
そんなストレスフリーな育児を楽しみながら実践していたところ、周りの子育て中のママから、「私にもその子育て法を教えてほしい！」というリクエストがありました。その声にお応えするかたちで、2013年4月に自宅リビングを使ってスタートしたのが、モンテッソーリ幼児教室です。
現在は、教室の規模も大きくなり、横浜・大阪を中心に、月間250名以上のお子さまが日々楽しみながら通ってくださっています。そんな中、子ども達の集中する姿をじっくり観察し、「ひとりでできた！」という顔を見ることが、講師としての私の何よりのやりがいです。
自分自身の子育てと、幼児教室での講師経験を通して感じるのは、育児とは、本来とても幸せで豊かな営みだということ。ですが、我が子とのコミュニケーションがうまく取れなかったり、子どもの気持ちが理解できなかったりで、子育てがストレスになってしまっているママが多いように思います。
一方で、子どもに目を向けてみると、マリア・モンテッソーリの言うとおり、子どもは自らを成長・発達させる力を持って生まれながらも、その力を発揮し開発する機会を持たないままに、大人になってしまうことが多いようにも見受けられます。
モンテッソーリ幼児教室講師の役割は、モンテッソーリ教育をヒントに、子どもが本来持っている要求を汲み取り、子どもたちの自発的な活動をサポートしていく大人（親や講師）を育てることです。
どんなときも笑顔で子どもを見守ることができる、ストレスフリーで幸せなママが増えたら。幼少期に「ひとりでできた！」という経験をたくさん積むことにより、「自分で選択し、自分の人生をイキイキと生きていける大人」がもっと増えたら。そんな想いで一緒に活動できる仲間やお母さんやお父さんが、増えることを心から願っています。
プライベートでは2006年生まれの息子と2人暮らし、2017年に主人と死別し、シングルマザーです。2人で、辛いことを乗り越え、毎日穏やかにのんびり過ごしております。どん底からの這い上がりを経験しましたので、人に寄り添った育児相談もポジティブにお答えさせていただいております。
・日本モンテッソーリ教育綜合研究所モンテッソーリ教師
・国際モンテッソーリ０～３歳 アシスタント教師
・国際モンテッソーリ認知症講座 受講
・ベビーサイン講師
・Amebaブログ https://ameblo.jp/babysigns012/
【メディア出演実績】
@DIME『ステイホームの今、子どもとの対話に「モンテッソーリ教育」を取り入れるヒント』
（小学館、2021.8.22）
みらのび『「おうちモンテ」とは？始めるためのステップと100均で簡単にできるアイデア6選』
（朝日新聞社、2022.1.4）
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