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超小径ロータリーダンパー「SR100」が2025年度グッドデザイン賞を受賞

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「2025年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)

株式会社TOK(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:吉川桂介)は、超小径ロータリーダンパー「SR100」が、「2025年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせします。

SR100は、弊社創業100周年を記念して開発され、標準的なロータリーダンパー(直径18mm程度)と比較して非常に細い直径8mmのロータリーダンパーです。これまでスペースの制約によってロータリーダンパーを搭載できなかった製品にも取り付けが可能となり、これまでにない可能性を広げた点を評価されました。

掲載ページはこちら:https://www.g-mark.org/gallery/winners/28230?companies=54653434-4bf8-412d-b379-9814ecf6ed25
受賞製品概要
アルティメットダンパーSR100は、モノの動作を流れるような優しい動きに変換する極小サイズのロータリーダンパーで、これまで緩衝機能の付加をあきらめていた領域にも使っていただきたい。そんな思いを実現するデバイスとしてデザインされました。圧倒的に小さい外殻から、これまでにない可能性が広がります。
デザインのポイント
- シャープな形状とソリッドカラーの外殻で強靭な印象を最大化。
- どこにでも、カンタンに取り付けられるようにデザインされたアタッチメント構造。
- 極限まで軽量小型化し、取り付ける側の軽量化と省スペース化にも寄与すると共に、資源の低減に貢献。

経緯とその成果
ぱっと見は単純な構造に見えるものの、新しく創出した機構を内蔵したこのデバイスは、取り付けられた側の商品価値を高めるような、魅力的な姿を生み出せるかがデザインとしての課題でした。そこで、不要なディテールを無くしてシンプルでクリアな外観にし、高品位で端然とした佇まいを目指しました。例えば、内部機構を組み込んでいるハウジングの一端側の締結・封止は、スクリューキャップ構造にして出っ張りを無くし、艶やかな外観にしています。ハウジングの他端側の締結・封止は、ネジが出っ張らないようすると共に、十字リセスをあえて見せることで強固さと信頼性をアピールしています。このように、人目に触れる部分のノイズを感じさせないようにすると共に、安心感を得られるようにしたことで、家具や設備、サニタリー機器など、これまで緩衝機能が不十分であった領域からの引き合いが多く生まれています。
仕様
○製品寸法:本体外径φ8mm、本体長さ65mm(アタッチメント幅5mm、アタッチメント長さ21.5mm) ○許容トルク:1.4N・m ○耐久回数:連続1万回 ○使用温度範囲:0℃~40℃ ○材質:本体steel、内部機構steel・plastic・oil ○動作機構:直動トルク生成機構+動作変換機構+パワーアシスト機構
受賞コメント

株式会社TOK 経営企画室 木村洋一(写真左)、高橋大輔(写真右)
「この度の2025年度グッドデザイン賞の受賞は、快適で安全な暮らしを支える製品づくりへの取り組みが評価されたものと受け止めております。この評価を糧に、今後も、株式会社TOKはこれまでにない“動き”を提供し、社会貢献に努めてまいります。」

審査員評価コメント
あらゆる製品がデジタル化し、効率やスピードばかりが優先される昨今、感触や手応えといった身体的・感性的価値は忘れられがちのように思う。本製品は直径8mmという極小サイズながら高い緩衝機能を備え、家具や機器に優雅で柔らかな動作をもたらすロータリーダンパーである。電気制御に頼らず、機械的な仕組みだけで感性的な心地よさと安全を実現する製品である。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。 60年以上にわたり「Gマーク」とともに広く親しまれながら、 デザインによって、暮らしや社会をよりよくしていくための活動をしています。

詳細はこちら:https://www.g-mark.org/
会社概要
企業名:株式会社TOK
所在地:東京都板橋区小豆沢1-17-12
代表者:代表取締役社長 吉川桂介
サイト:https://tok-inc.com/

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