今年の夏、キャンペーンに強いサイトは? 2013年7月度 ネットキャンペーン流入ランキング
◆サイト別では「楽天」が他を圧倒する強さ。楽天イーグルスの勝利と絡めたキャンペーンが人気。
◆食品・飲料業界でもキャンペーン集客盛況。味の素、コカ・コーラ、サントリー、ネスレが上位。
ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸)は、ネットユーザーの行動ログと属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、2013年7月度におけるネット上のキャンペーンサイトへの流入数(訪問セッション数)ランキングを集計しました。
【調査概要】
ヴァリューズが保有する20万人規模の一般ユーザーのPC上での行動ログから、2013年7月度のログデータを抽出し、URLに「campaign」を含むページに対するアクセスなどを対象として、集計・分析を行いました。尚、ポイント専門サイトは除外しています。
【結果サマリー】
◆サイト別集計では「楽天」が他を圧倒する強さ。Panasonicの会員サイト「CLUB Panasonic」も健闘。
7月度、キャンペーン関連コンテンツへの流入数(セッション数)でサイト別ランキングを集計したところ、「楽天市場」が他サイトを大きく引き離したトップとなりました。2位はPanasonicの会員サイト「CLUB Panasonic」、3位は味の素の通販サイト「味の素KK 健康ケアオンラインショップ」がランクインする結果となりました。
◆個別キャンペーンは、「Panasonic」がトップ。リアルと絡めた「楽天」ポイントキャンペーンも上位に。
個別のキャンペーンページではPanasonicの新着キャンペーン紹介が流入数1位となりました。楽天市場では複数のキャンペーンがランクインしましたが、中でも「楽天イーグルスまたはヴィッセル神戸が試合に勝った翌日は全ショップポイントが2倍になる」キャンペーンが第2位となり、人気を博していました。今季パ・リーグで首位を走り好調の楽天イーグルスと楽天のポイントを絡め、24時間という時間制限付きで集客する企画でした。
◆食品・飲料業界もキャンペーン集客盛況。 味の素、コカ・コーラ、サントリー など オウンドメディア活用。
キャンペーン集客の高いサイトをヴァリューズが定義する業界ジャンル別にみたところ、1位は、楽天市場、Yahoo!ショッピングを含む「総合」、2位はクレジットカード会社が含まれる「金融」、3位には「食品・飲料」業界でした。
食品・飲料メーカーのサイトはキャンペーン関連の集客(流入数)が比較的多く、このジャンルで1位の「味の素KK 健康ケアオンラインショップ」をはじめ、2位「Coca-Cola Park」、3位「サントリーホールディングス」(会員サイト「Suntory Town」を含む)、4位「ネスレ」と、企業サイトとは別に会員サイトをつくるなどオウンドメディア(自社サイト)を活用することで、一般消費者に対してキャンペーン情報を上手く伝達している企業が上位となりました。
【結果概要】
◆サイト別では「楽天」が他を圧倒する強さ。Panasonicの会員サイト「CLUB Panasonic」も健闘。
2013年7月にキャンペーン関連コンテンツへの流入数(セッション数)でサイト別ランキングを集計したところ、1位は「楽天市場」、2位はPanasonicの会員サイト「CLUB Panasonic」、3位は「味の素KK 健康ケアオンラインショップ」、4位「Yahoo! ショッピング」、5位「セシール」という結果になりました。
「楽天市場」は2位の「CLUB Panasonic」に流入数割合で4倍以上の差をつけており、圧倒的な強さをみせています。上位30サイトでは楽天グループのサイトと大手ECが多数を占める中、2位はパナソニックの会員サイト「CLUB Panasonic」、12位にコカ・コーラの会員サイト「Coca-Cola Park」、14位にサントリーホールディングス(会員サイト「Suntory Town」を含む)がランクインしており、オウンドメディアで消費者とのダイレクトな関係性を構築している3社が、キャンペーンを活用し集客している様子がうかがえます。
▼「CLUB Panasonic」(URL~http://club.panasonic.jp/)、「Coca-Cola Park」(URL~http://c.cocacola.co.jp/)、「Suntory Town」(URL~http://www.suntory.co.jp/enjoy/town)の各サイトTOPイメージ
◆個別キャンペーンは、「Panasonic」がトップ。リアルと絡めた「楽天」ポイントキャンペーンも上位に。
個別のキャンペーンページ流入数ランキングでは、クレジットカード入会キャンペーンや大手ポータルサイトのくじ引きでポイントが当たるキャンペーンなどをおさえて、「Panasonic」の新着キャンペーン紹介ページが流入数1位となりました。
楽天市場では複数のキャンペーンがランクインしていますが、中でも「楽天イーグルスまたはヴィッセル神戸が試合に勝った翌日は全ショップポイントが2倍になる」キャンペーンが第2位となり、人気を博していました。今季パ・リーグで首位を走り好調の楽天イーグルスとポイントキャンペーンを絡め、24時間という時間制限付きで集客する企画でした。ネット上だけではなく、プロ野球やJリーグなどリアルと絡めることで、よりエンターテイメント性の高いキャンペーンとなっていました。
▼楽天市場の「楽天イーグルスまたはヴィッセル神戸が試合に勝った翌日は全ショップポイント2倍及びW勝利で全ショップポイント3倍」キャンペーン(URL~http://event.rakuten.co.jp/campaign/sports/)
◆食品・飲料業界でもキャンペーン集客が盛況。味の素、コカ・コーラ、サントリー、ネスレなどオウンドメディアを活用。
キャンペーン関連コンテンツへの流入数をヴァリューズが定義する業界別にランキング・集計すると、1位は、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」が含まれる「総合」ジャンル、2位はクレジットカード会社が含まれる「金融」、3位には「食品・飲料」、4位にPanasonicが含まれる「家電・AV・IT」が続いています。
「食品・飲料」業界では1位の「味の素KK 健康ケアオンラインショップ」をはじめ、2位「Coca-Cola Park」、3位「サントリーホールディングス」、4位「ネスレ」、5位「ダノンジャパン」と企業サイトだけではなく一般消費者に向けた会員サイトや通販などオウンドメディアに力を入れている企業が上位にあがっています。サントリーはゲームや占いで独自ポイントを貯め、キャンペーンに応募できる「Suntory Town」を、ネスレでは新商品への感想投稿やゲーム参加で独自コインを貯め、キャンペーンに応募できる「ネスレアミューズ」を、それぞれ企業サイトとは別に展開しています。
また、「食品・飲料」業界における2013年7月度の個別キャンペーンでは、「ダノンジャパン」の「フレーバーマイスターがおすすめする第4回ダノンビオ選挙」が1位でした。
▼「ダノンジャパン」の「フレーバーマイスターがおすすめする第4回ダノンビオ選挙」キャンペーン (URL~http://bio.danone.co.jp/contents/vote2013/)
※各ランキング表内の「流入構成比」は今回の調査対象全サイトのキャンペーンコンテンツ流入に占める当該サイトまたはキャンペーンページへの流入割合を示しています。
◆株式会社ヴァリューズについて
株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。20万人規模の一般インターネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用した次世代マーケティング手法「VALUES eMark+」(ヴァリューズ イーマークプラス)サービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。
株式会社ヴァリューズ ホームページ
http://www.valuesccg.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ヴァリューズ 子安 (こやす)
TEL: 03-6277-6812 E-mail: press@valuesccg.com