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株式会社多言語教育推進会

Withコロナ時代の新しい外国語学習の形 - マルチリンガル絵本アプリ「ことばの宝箱」に中国語故事が新登場!

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「ことばの宝箱」は、100冊の世界の昔話が、5か国語で読み聞かせができる、いわば「手のひらの図書館」だ。対応言語は、日本語・英語・中国語・スペイン語・韓国語。月々550円。

日本の外国語教育は独自の路線を貫いている。英語一強が当たり前の日本に対して、世界は英語に加えて中国語の学習に力を入れ始めた。新型コロナウィルスで思うように学習が進まない中、オンライン授業にも乗り遅れてしまった。日本の学力はこの先どうなってしまうのだろうか?

2020年4月に全国の小学校で英語が必修化になる。…はずだったが、新型コロナウィルスで全国的に緊急事態宣言が出されたのは4月7日。多くの学校は、春休みからそのまま約2か月の休校となってしまった。

肝心の授業そのものがスタートできていない。最初からつまずいた感じがするが、日本の外国語教育が諸外国に出遅れているのは、今に始まったことではない。外国語教育と言えば、英語を連想しがちだが、もはや英語一強の時代ではない。

イギリス在住のAさんは、この頃子供たちの外国語教育に悩んでいた。国際結婚をしてハーフの子供二人は現地の小学校に通い、英語が第一言語で、日本語は簡単な日常会話ができる程度だ。

しかし、近年学校では中国語レッスンに力を入れているという。外部から中国語ネイティブの語学講師を招き、クラブや課外活動で中国語に触れられる機会が多くあり、大盛況だという。また、学校の後押しもあり、中国本土へのサマーキャンプも開催されている。

子供による中国語学習が注目されているのは、なにもイギリスのみではない。米国国際教育委員会のデータによると、米国で中国語を勉強する小中学生の人数が爆発的に増加し、2009年から2015年まで、その人数が2倍増となった。フランスでは、この十年間で中国語を勉強する小中学生の人数が以前の16倍となり、初等教育・中等教育において中国語はすでにスペイン語、ドイツ語、イタリア語に続き、四番目の「第二言語」となった。また、ドイツでは中国語を中学校の試験科目に加入した州が増えた。さらに、2016年以来、南アフリカ、モーリシャス、タンザニア、カメルーン、ザンビアを含めたアフリカの国々が、中国語を国民教育システムに相次いで導入している。統計によると、現在、世界では中国語を勉強している人数は2004年の3000万人から1億人にまで増加した。日本でも中国語の求人が、英語をぬいて一位となり、これからの社会でも中国語へのニーズはますます増えるに違いない。

しかし、中国学習をしたことがある人はお分かりだと思うが、中国語学習では、読み書きは日本人には容易でも発音や聞き取りは比較的取得が難しい。そのこともあってか、諸外国は幼少期や初等教育から取り組む動きが目立つ。

2020年4月からの緊急事態宣言で自宅学習が続く日本の子供たちは毎週一回学校に行き、課題を受け取り、自宅学習をする、という生活を2か月近く送っている。「自宅にいると、生活リズムが乱れて勉強が思うように進まない。」「勉強が遅れそうで心配だ。」コロナで休校中の子供を持つ親たちは、大半がこのよう感じているに違いない。
一方、アメリカに目を向けると、多くの小学校でオンライン授業を行っていて、日本との学習の違いに驚かされる。オンライン授業は、約10年前オバマ政権下で取り組んできた。

また、日本を含めた世界の多くの大学では、オンライン授業に切り替えて授業をする学校が急増。こうすると、もはや留学なんていうもの自体、オンラインで済んでしまうかもしれない。実際に、そうして勉強をしている学生がいるというから驚きだ。

「MOOC(ムーク、Massive Open Online English Courseの略)」は、インターネットを介した大規模な公開授業のことで、あの有名なマサチューセッツ大学、ハーバード大学のような名門大学の講義もなんと全てが無料で受けられる。授業を受けて、試験をパスすれば、終了証が授与される場合もあるという。このMOOCの登場で、世界のどこにいても大学の講義が受講でできるようになった。アフリカのサバンナでも、紛争地帯でも、人口数十人しかいない片田舎でも。MOOCは、主に英語で受講するが、教育の平等化という意味ではとても魅力的なシステムである。しかし、裏を返してみると、世界中の子供たちが私達の子供たちのライバルとなる。そして、その基本となる言語の面でも、今後の競争社会では日本語のみでは競争の場にすら立てないかもしれない。

今一度、外国語教育の重要性に目を向け、英語のみではなく、中国語やその他の言語も視野に入れるようにしたいものだ。

株式会社多言語教育推進会(東京)が開発した - マルチリンガル絵本アプリ「ことばの宝箱」は、100冊の世界の昔話が、5か国語で読み聞かせができる。100冊という規模は、絵本アプリ業界内でもトップクラスのラインナップである。いわば、「手のひらの図書館」だ。対応言語は、日本語・英語・中国語・スペイン語・韓国語の5言語。ネイティブによるナレーションだから、親がその言語を流ちょうにしゃべれる必要はない。2カ国語を同時に学習する「バイリンガルモード」もある。

初期ダウンロードは7日間の無料期間が楽しめ、無料期間が終了した後も自動で課金されることはない。無料期間が経過した後は、月550円で利用することが可能。幼少期の外国語学習は、いかに子ども自身が楽しんでのめり込めるかが重要だ。

2020年5月には、日本昔話、グリム童話、イソップ物語や各作家による絵本以外にも、中国故事が新しく追加となった。外国にいながら日本のおとぎ話を読めるだけでなく、日本にいながら外国のおとぎ話も気軽に読める。さらに、外国語学習もできるのが、素晴らしいところだ。

外出が自粛されている今だからこそ、自宅で楽しく外国語学習をするいい機会だ。図書館も休館が続く中、自宅にある本はもうすべて読んでしまった、というお子さんもいるだろう。新しい絵本を、多言語で楽しく学んでみてはいかがだろうか?

ことばの宝箱HP:https://multilingual-training.com/

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