~年収別に見る、理想の支払い方法と現実のギャップ~
株式会社クルカは、直近3年以内(2022年1月以降)に新車を購入し、購入時の意思決定に関与した方 1,076名を対象に、新車購入とお金の実態調査2026を実施しましたので、お知らせいたします。本リリースでは、年収別に見た「理想の支払い方法と実際の選択のズレ」を分析した結果をお知らせいたします。

- 01|年収問わず約半数が「現金一括払い」を理想とするも、年収500万円未満ではローン利用が理想を13.3ポイント上回る結果に
- 02|支払い方法の決め手、年収500万円未満は「月々の負担軽減」が39.2%、年収1,000万円以上は「金利回避」が36.3%でトップ
- 03|月々の支払い上限額、年収1,000万円以上の28.7%が「特に上限は考えていなかった」と回答、年収500万円未満より13.5ポイント高い結果に
■調査概要
調査名称:新車購入とお金の実態調査2026
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年12月4日~同年12月5日
有効回答:直近3年以内(2022年1月以降)に新車を購入し、購入時の意思決定に関与した方 1,076名
※1|本リリースでは、自身(または世帯主)の年収を「わからない/答えられない」と回答した方62名を除外して集計しています。
※2|構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「クルカ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://newcar.shop/
■年収別、新車購入時の支払い方法
まず、年収別に「理想的な支払い方法」と「実際の支払い方法」の回答割合を比較しました。「現金一括払い」を理想とする割合は、年収500万円未満で46.3%、年収500万円以上1,000万円未満で50.4%、年収1,000万円以上で60.9%と、年収が上がるほど高くなる傾向が見られました。
一方で、実際の支払い方法を見ると、年収500万円未満では銀行・ディーラーローンの利用率が理想を大きく上回っています。銀行の自動車ローンは理想16.0%に対し実際22.8%(+6.8ポイント)、ディーラーローンは理想16.5%に対し実際23.0%(+6.5ポイント)となり、理想と現実の間に明確なギャップが生じていることがわかりました。
※グラフおよびランキングは各設問の回答結果に基づいています。「理想的な支払い方法」と「実際の支払い方法」で一部選択肢が異なりますが、共通する主要な支払い方法(現金・各種ローン等)について比較を行っています。また、「理想的な支払い方法」は単一選択、「実際の支払い方法」は複数回答のため、単純比較は“回答割合”として実施しております。

年収500万円未満(n=514)
<理想的な支払い方法>
- 現金一括払い:46.3%
- ディーラーの自動車ローン(ディーラーローン):16.5%
- 銀行の自動車ローン(マイカーローン):16.0%
- 残価設定ローン(残クレ):8.9%
- カーリース(サブスクリプション):1.9%
- その他:0.2%
- 特に理想は持っていなかった:8.4%
- わからない/答えられない:1.8%
<実際の支払い方法>
- 現金一括払い:44.6%
- ディーラーの自動車ローン(ディーラーローン):23.0%
- 銀行の自動車ローン(マイカーローン):22.8%
- 残価設定ローン(残クレ):14.8%
- クレジットカードの分割払い:12.1%
- カーリース(サブスクリプション):1.6%
- その他:0.8%
- わからない/答えられない:0.8%

年収500万円以上1,000万円未満(n=385)
<理想的な支払い方法>
- 現金一括払い:50.4%
- 残価設定ローン(残クレ):16.1%
- ディーラーの自動車ローン(ディーラーローン):13.0%
- 銀行の自動車ローン(マイカーローン):11.7%
- カーリース(サブスクリプション):2.9%
- その他:0.0%
- 特に理想は持っていなかった:4.7%
- わからない/答えられない:1.3%
<実際の支払い方法>
- 現金一括払い:48.6%
- ディーラーの自動車ローン(ディーラーローン):23.4%
- 銀行の自動車ローン(マイカーローン):19.5%
- 残価設定ローン(残クレ):16.1%
- クレジットカードの分割払い:13.8%
- カーリース(サブスクリプション):3.6%
- その他:0.5%
- わからない/答えられない:0.3%

年収1,000万円以上(n=115)
<理想的な支払い方法>
- 現金一括払い:60.9%
- ディーラーの自動車ローン(ディーラーローン):13.9%
- 銀行の自動車ローン(マイカーローン):9.6%
- 残価設定ローン(残クレ):8.7%
- カーリース(サブスクリプション):1.7%
- その他:0.0%
- 特に理想は持っていなかった:3.5%
- わからない/答えられない:1.7%
<実際の支払い方法>
- 現金一括払い:58.3%
- ディーラーの自動車ローン(ディーラーローン):24.3%
- 残価設定ローン(残クレ):21.7%
- 銀行の自動車ローン(マイカーローン):18.3%
- クレジットカードの分割払い:15.7%
- カーリース(サブスクリプション):11.3%
- その他:0.0%
- わからない/答えられない:1.7%
■支払い方法の選択理由、年収別で異なる優先順位が明らかに
続いて、実際の支払い方法が「わからない/答えられない」以外を回答した方に、その支払い方法を選択した理由について伺ったところ、年収帯によって明確な違いが見られました。
年収500万円未満では「月々の支払いを抑えたかったから」が39.2%で最多となり、家計への負担軽減を最優先に考える傾向が顕著でした。一方、年収1,000万円以上では「金利負担を避けたかったから」が36.3%でトップとなり、支払い総額を意識した合理的な選択が目立ちます。
また、「手元資金を残しておきたかったから」と回答した割合は、年収500万円未満で20.4%、年収500万円以上1,000万円未満で24.2%、年収1,000万円以上で32.7%と、年収が上がるほど資産運用や将来への備えを意識する傾向がうかがえます。さらに、「数年後に乗り換える予定があったから」は年収1,000万円以上で22.1%と、年収500万円未満(8.8%)の約2.5倍となり、高年収層ほど計画的な乗り換えを前提とした支払い方法を選んでいることがわかりました。

<500万円未満(n=510)>
- 月々の支払いを抑えたかったから:39.2%
- 金利負担を避けたかったから:31.8%
- 手元資金を残しておきたかったから:20.4%
- ディーラーの営業担当者に勧められたから:17.1%
- 支払い総額が最も少なくなるから:15.9%
- 審査が通りやすかったから:12.4%
- 数年後に乗り換える予定があったから:8.8%
- 税金や保険などコミで管理が楽だから:4.7%
- キャンペーンが魅力的だったから:4.5%
- その他:2.0%
- わからない/答えられない:10.2%
<500万円以上1,000万円未満(n=384)>
- 金利負担を避けたかったから:33.6%
- 月々の支払いを抑えたかったから:34.1%
- 手元資金を残しておきたかったから:24.2%
- 支払い総額が最も少なくなるから:19.5%
- ディーラーの営業担当者に勧められたから:18.8%
- 審査が通りやすかったから:15.4%
- 数年後に乗り換える予定があったから:11.7%
- 税金や保険などコミで管理が楽だから:6.0%
- キャンペーンが魅力的だったから:5.2%
- その他:1.3%
- わからない/答えられない:6.3%
<1,000万円以上(n=113)>
- 金利負担を避けたかったから:36.3%
- 月々の支払いを抑えたかったから:35.4%
- 手元資金を残しておきたかったから:32.7%
- 支払い総額が最も少なくなるから:28.3%
- 数年後に乗り換える予定があったから:22.1%
- 審査が通りやすかったから:17.7%
- ディーラーの営業担当者に勧められたから:16.8%
- キャンペーンが魅力的だったから:12.4%
- 税金や保険などコミで管理が楽だから:10.6%
- その他:0.9%
- わからない/答えられない:9.7%
■月々の支払い上限額、年収1,000万円以上の約3割が「上限を考えていなかった」
さらに、「新車購入時、月々の支払額(ローン返済額またはリース料)として、無理なく支払える上限額はいくらだと考えていましたか。」と質問したところ、年収帯によって大きな差が見られました。
年収500万円未満では「2万円以上3万円未満」が25.3%で最多となり、次いで「1万円以上2万円未満」14.6%、「3万円以上4万円未満」14.2%と、月々の負担を抑えた価格帯に集中しています。一方、年収1,000万円以上では「特に上限は考えていなかった」が28.7%で最多となり、年収500万円未満(15.2%)より13.5ポイント高い結果となりました。
また、「7万円以上」と回答した割合は、年収500万円未満で1.8%、年収500万円以上1,000万円未満で3.4%、年収1,000万円以上で16.5%と、年収が上がるほど月々の支払い許容額が大きくなる傾向が明確に表れています。

<500万円未満(n=514)>
- 1万円未満:1.8%
- 1万円以上2万円未満:14.6%
- 2万円以上3万円未満:25.3%
- 3万円以上4万円未満:14.2%
- 4万円以上5万円未満:13.0%
- 5万円以上6万円未満:2.9%
- 6万円以上7万円未満:1.2%
- 7万円以上:1.8%
- 特に上限は考えていなかった:15.2%
- わからない/答えられない:10.1%
<500万円以上1,000万円未満(n=385)>
- 1万円未満:1.0%
- 1万円以上2万円未満:7.0%
- 2万円以上3万円未満:18.2%
- 3万円以上4万円未満:15.8%
- 4万円以上5万円未満:16.9%
- 5万円以上6万円未満:8.8%
- 6万円以上7万円未満:4.4%
- 7万円以上:3.4%
- 特に上限は考えていなかった:15.6%
- わからない/答えられない:8.6%
<1,000万円以上(n=115)>
- 1万円未満:0.9%
- 1万円以上2万円未満:0.9%
- 2万円以上3万円未満:8.7%
- 3万円以上4万円未満:8.7%
- 4万円以上5万円未満:13.0%
- 5万円以上6万円未満:7.0%
- 6万円以上7万円未満:8.7%
- 7万円以上:16.5%
- 特に上限は考えていなかった:28.7%
- わからない/答えられない:7.0%
■まとめ
今回は、直近3年以内(2022年1月以降)に新車を購入し、購入時の意思決定に関与した方1,076名を対象に新車購入とお金の実態調査2026を実施しました。
調査の結果、年収を問わず約半数が「現金一括払い」を理想としながらも、実際にはローン利用率が理想を上回る傾向が明らかになりました。特に年収500万円未満では、銀行・ディーラーローンの利用率が理想より13.3ポイント高く、経済的制約が支払い方法の選択に大きく影響していることがうかがえます。
支払い方法を選んだ理由についても年収帯で違いが見られ、年収500万円未満では「月々の支払いを抑えたい」が最多となる一方、年収1,000万円以上では「金利負担を避けたい」がトップとなりました。月々の支払い上限額においても、年収500万円未満の約6割が月々4万円未満を上限と考えているのに対し、年収1,000万円以上では約3割が「特に上限は考えていなかった」と回答するなど、年収による家計負担感の差が顕著に表れています。
新車購入を検討する際には、理想の支払い方法だけでなく、月々の支払い負担や金利コストを含めた総合的なシミュレーションを行うことが、無理のない購入計画につながるポイントとなりそうです。
本調査は全10回のシリーズでお届けいたします。次回は「頭金なしはどの層に多いのか-手元資金と不安の関係」をテーマに調査結果を公開予定です。
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■会社概要
会社名 :株式会社クルカ
設立 :2019年8月5日
代表者 :代表取締役 早川由紀夫
所在地 :〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-6日比谷パークフロント18F
事業内容:カーリース事業、レンタカー事業、中古車売買事業、AI研修事業
URL :https://newcar.shop/