株式会社住化分析センター(本社:大阪市中央区高麗橋4丁目6番17号)は、大阪ラボラトリー(大阪市此花区春日出中3丁目1番135号)に新分析棟を建設し、2021年6月から稼働させます。これにより、中高分子医薬品および再生医療等製品の分析評価事業の拡充を図ります。
昨今、医薬品開発においてはアンメット・メディカルニーズに対応するため、低分子医薬品から、核酸およびペプチドを含む中分子、抗体などの高分子医薬品、再生医療等製品などへと開発対象の多様化が進んでいます。この医薬品開発動向の大きな変化を受けて、当社はこれまでの低分子医薬品についてはもちろんのこと、中高分子医薬品、再生医療等製品についても高度な分析技術を用いて品質および物性評価を行ってまいりました。
この度、当社は、中高分子医薬品、再生医療等製品の分析についてのお客様のニーズにより広く且つ的確にお応えするため、大阪ラボラトリーに新分析棟を建設し、分析スペースと設備機器類の拡充を図ることといたしました。
新分析棟では、中高分子医薬品、再生医療等製品についての専用実験室(前処理室、バイオセーフティー実験室、細胞培養室、機器室など)を設置し、試験法開発から分析法バリデーションの実施、安定性試験や出荷試験などの一連の品質評価を国内外の規制に準拠して実施します。また、技術開発部門と分析実施部門を併設し、両部門が一体となってお客様のニーズに対応する体制としています。当社は、多様なモダリティー領域の医薬品に対して、高度分析評価技術を駆使してお客様の課題を解決するソリューション型サービスを引き続き提供してまいります。
【新分析棟の概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/68919/table/5_1.jpg ]
【新分析棟の外観】

【関連URL】
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