法的推論をプログラミングのように書けるエディターElecodeに、法律答案を自動で生成する機能、リアルタイム構文解析、オートフォーマット機能、ライブラリによる自動補完などの機能が追加されました。
Elecode(エルコード)とは
プログラミングのように法律答案が書けるエディタ「エルコード」は、「答案構成」と呼ばれる、答案を書く前の準備作業について、形式言語で記述できるエディターです。

Elecodeの画面
Elecodeについて:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000152752.html
新機能:リアルタイム構文解析
答案構成モードで、Matchaの構文として解釈できない箇所をその場で検出し、波線で表示するようになりました。エディタの支援を受けながら、思考を止めることなく法的推論をコードに落とし込めます。

新機能:Ctrl + S でオートフォーマット
保存操作(Ctrl + S)でコードが自動整形されます。形式に気を取られず、構成そのものに集中できます。

新機能:要件を自動補完するライブラリ機能
ライブラリ機能を使えば、Tabを押すことで自分があらかじめ用意しておいた要件がエディタに展開されます。
要件は暗記していて、あてはめの練習にフォーカスしたいという場面で便利です。

新機能:フォルダ機能(「勉強する」ページ)
答案を科目やテーマごとに整理できるようになりました。
答案数が増えても、管理しやすくなります。

新機能:「みんなの答案」
ホーム画面に、他の起案者の答案を参照できる機能を追加しました。
異なる書き方や視点に触れることで、自分の構成を相対化できます。

新機能: コードから答案を自動生成
Matchaコードをもとに、法律答案を自動生成できるようになりました。

受験生にとって、すべての問題を毎回フルで起案する時間はありません。自動生成を使えば、答案構成だけで済ませていた問題について、ワンクリックで法律答案を生成できます。
文章はMatchaコードを忠実に表現することを重視しているため、平坦な答案が生成されます。そのため、起案者はまず答案を生成して、答案にメリハリをつける作業だけを行うことで、効率よく学習できます。
また、本機能は「LLMへの丸投げ」ではなく、Matchaの構文を解析して法的推論構造を保持したまま文章化しています。そのため、汎用LLM特有のそれらしいだけの謎の理屈が追加されていてため息をつくという事態は起こりません。書いたMatchaコードをそのまま書き起こした答案が生成されます。
生成された答案を見ることで、採点者の立場になって、自分の法的思考を客観的に見直すことができます。
今後の開発予定
現在、自然言語で書かれた法律答案をMatchaとして解析し、その構造に基づいて評価・採点を行う機能の開発を進めています。
LLM任せのブラックボックス型採点ではなく、法的推論構造を明示的に分析したうえで評価する仕組みを、3月から4月にかけてリリースすることを目指しています。
皆さまにご利用いただくことで、Matchaで記述された法的推論データが蓄積され、より精度の高い採点機能の実現につながりますので、本サービスに価値を感じていただけましたら、ぜひElecodeを利用して答案を起案していただけますと幸いです。
【参考】
Matchaとは:https://www.elecode.jp/matcha
経緯:https://t.hanafusa.works/ja/legal-reasoning-language/1/
情報発信:https://x.com/elecodejp
Noteでの実践例:https://note.com/elecode