患者さん・家族・医療関係者をはじめ計318名からのご支援。ケトンドリンク製造・供給体制づくりが次の段階へ
株式会社ヘルスクリエイト(代表/医師:萩原圭祐)は、2026年3月2日より実施していたクラウドファンディングプロジェクト「病気と共に生きる力を支えたい 手軽においしいケトン食普及にご支援を」において、支援総額7,145,000円、支援者318人を達成し、2026年4月30日に募集を終了しましたのでお知らせいたします。
本プロジェクトは、がん患者さんや難治てんかん患者さんなどの食事療法として知られるケトン食を、生活の中で無理なく続けられる社会インフラとして整えることを目的に実施したものです。
第一目標金額300万円に対して238%となる7,145,000円のご支援をいただき、318人の方々から共感と応援の声が寄せられました。。特に募集終了前の1週間(2026年4月23日から4月30日まで)には、82名から2,442,000円のご支援が集まり、終了直前まで本プロジェクトへの関心と応援の輪が広がりました。 ネクストゴール800万円には届かなかったものの、当初目標を大きく上回るご支援により、ケトンドリンクの初期ロット製造および供給体制づくりに向けた取り組みを次の段階へ進めてまいります。
クラウドファンディングページ

【クラウドファンディング実施結果】
【プロジェクト名】
病気と共に生きる力を支えたい 手軽においしいケトン食普及にご支援を
【実施期間】
2026年3月2日(月)9時 ~ 2026年4月30日(木)23時
【第一目標金額】
3,000,000円
【最終支援総額】
7,145,000円
【支援者数】
318人
【達成率】
238%
【ネクストゴール】
8,000,000円 ※未達
【実施方式】
All-or-Nothing方式
【資金使途】
・ケトンドリンクの初期ロット製造
・安定供給体制の整備
・広報費
・クラウドファンディング関連諸経費
・ケトン食に関する情報発信・普及活動
【実施背景】ケトン食を「生活の中で美味しく続けられる形」にするために
ケトン食は、糖質を控え、脂質を活用することで体内のケトン体産生を促す食事法です。がんや難治てんかんなどの領域で研究・実践が進められてきましたが、日常生活の中で継続するには、「準備の負担が大きい」「外出先で続けにくい」「おいしく続けることが難しい」といった課題があります。特に、がん患者さんなど年単位で食事療法を続ける必要がある場合、ご本人だけでなく、ご家族にとっても大きな負担となります。
当社では、これまで株式会社コスモス食品との共同開発によるケトン食フリーズドライ商品の販売を開始するなど、ケトン食を生活の中で続けられる形にする取り組みを進めてきました。今回のクラウドファンディングでは、持ち運び可能で、外出先や体調がすぐれない時にも取り入れやすい「ケトンドリンク」の製造・供給体制づくりに向け、ご支援を募りました。
【支援者の声】318人の支援により見えた、ケトン食への期待と社会課題
本プロジェクトには、患者さんやご家族、医療従事者、ケトン食に関心を持つ一般生活者、企業・団体など、さまざまな立場の方から応援コメントが寄せられました。コメントの中には、日々ケトン食を用意するご家族の負担、外出時にも継続しやすい食品を求める声、子どもに「味わう喜び」を届けたいという願い、医療現場で活用しやすい選択肢への期待などが含まれており、ケトン食を生活の中で続けられる形にすることの社会的意義を改めて実感する機会となりました。
また、がんや難治てんかんに加え、認知症や健康維持、予防領域への関心を示す声も寄せられ、ケトン食への期待が特定の疾患にとどまらず、食と代謝を通じて日常の健康を見直す選択肢としても広がっていることがうかがえました。

ケトンドリンク
【支援者から寄せられた応援コメント抜粋】
1. 患者さん・ご家族からの声 「日々の食事療法を支える選択肢がほしい」
・息子の食事(ケトン食)を毎日つくっています。皆さまの志に、感謝と尊敬の気持ちです。応援しています!
・1歳の娘が、PDHC欠損症という難病を抱えています。現在はケトンフォーミュラとMCTオイルを中心に栄養管理を行っています。
将来的には、口から食事をとり「味わう喜び」を感じてほしいと願っていますが、日々の食事を継続して用意していくことには不安も感じています。
・母ががんケトン食療法をしており、ケトン食の存在を知りました。
ケトン食が広まり、より多くの方が救われますように。
2. 医療従事者・専門職からの声 「臨床現場で使いやすいケトン食への期待」
・ケトン食療法学会に参加した医師です。 本プロジェクトを拝見し、ケトン体に着目した食品は疾患の治療や予防にとどまらず、広範囲に跨った公衆衛生的課題解決の光明と感じました。
私の診療現場である認知症領域での応用も是非期待したいです。
・ケトン食を患者さんに実践して頂くために、このようなドリンクをずっと待ち望んでいました。 がん、てんかん、認知症、片頭痛など様々な疾患の方が、それぞれの体の状態に合わせて取り入れることができると思います。発売されたら私のクリニックで治療に活用させて頂きます。とても楽しみです。
・がんの患者さんの有望な支持療法としてケトン食の製造体制を整えて、すばらしい社会の第一歩を期待しております!
3. 食べる喜び・続けやすさへの声 「おいしく、手軽に、日常で続けられるケトン食へ」
・ケトン食を始めて2年3ヵ月。萩原先生にお会いできたことに感謝しています。食事指導の先生方も自分のことのように考えてくださり、親切なアドバイスでとても助けられています。 外出時にMCTオイルを飲むことに苦労しています。 外出時に気軽にしかも美味しく飲むことができるケトンドリンクが完成し、製造体制をととのえられるとのこと、とても楽しみにしています。
・美味しいケトン食が手軽に選べる社会を待ってます。
・ケトン食を続けないといけない人達が過ごしやすい世の中になりますように。 そして、食事が少しでも楽しめるものになりますように。
4. 社会実装・未来への期待 「必要な人に届く社会インフラへ」
・ずっと応援してました!萩原先生の発明が社会実装されて当たり前に困ってる方々の希望の光になればと思います!
・次世代の健康を支えるケトン食の普及は、現代において極めて社会的意義の高い挑戦だと感じております。このプロジェクトの成功が、人々のQOL向上に繋がる新たな一歩となることを期待し、心より応援しております。
・本当に社会的な価値のある取り組みだと思っています。いつも応援しています!
【今後の展開について】
今回のクラウドファンディングでいただいたご支援をもとに、当社では、ケトンドリンクの初期ロット製造および安定供給体制の整備を進めてまいります。
また、ケトン食を必要とする方が正しい情報にアクセスし、日常生活の中で無理なく継続できる環境づくりに向け、ケトン食に関する情報発信や教育資材の整備、医療関係者・管理栄養士・食品関連企業などとの連携も進めていく予定です。
本プロジェクトで寄せられた318人のご支援の思いを受け止め、ケトン食を「研究成果」から「生活の中で使える選択肢」へとつなげる社会実装を、今後さらに加速してまいります。
代表コメント 株式会社ヘルスクリエイト 代表/医師 萩原圭祐

代表/医師 萩原圭祐
このたびは、私たちのクラウドファンディングに多くのご支援を下さり、心より御礼申し上げます。318人もの方々からご支援と応援の声をいただいたことは、私たちにとって大きな励みであり、同時に、ケトン食を必要としている方々に届ける責任の大きさを改めて感じる機会となりました。
ケトン食は、研究としての知見が積み上がる一方で、日常生活の中で続けるには、まだまだ多くの課題があります。食事療法は、ただ栄養を摂るだけではありません。食べることは、生きる喜びそのものであり、病気と共に生きる患者さんやそのご家族にとって、日々の希望を支える大切な時間でもあります。
今回、患者さんやご家族、医療従事者、そしてケトン食の可能性に共感してくださる多くの方から、「必要な人に届いてほしい」「手軽に続けられる選択肢を待っている」という声をいただきました。その一つひとつの声が、私たちの取り組みを前に進める力になっています。
また、今回のクラウドファンディングをきっかけに、初めてケトン食を知り、その可能性に関心を寄せてくださった方が多くいらっしゃったことにも、大きな驚きと手応えを感じています。ケトン食はまだ十分に知られているとは言えませんが、正しく知っていただくことで、必要としている方だけでなく、食と健康に関心を持つ多くの方にとって新たな選択肢になり得る可能性を改めて実感しました。
今回の達成は、ゴールではなくスタートです。いただいたご支援をもとに、ケトンドリンクの製造・供給体制づくりを進めるとともに、ケトン食を必要とする方が安心して、無理なく続けられる社会インフラの構築に取り組んでまいります。病気と共にあっても、笑顔で食卓を囲める未来を実現するために、今後も研究・臨床・社会をつなぐ取り組みを続けてまいります。
【会社概要】
株式会社ヘルスクリエイトは「健やかで、幸せな日常を、みんなのものに」を理念に掲げ、医学研究の成果をアカデミアにとどめず、社会で活かされることを目指し2022年に設立された大阪大学発ベンチャーです。病気の改善だけでなく、その人の日常生活や生き方をどう支えるかという視点から、医療やヘルスケアの在り方を問い続けています。
がん治療においても、治療効果だけでなく、食事や日常生活を含めたQOLをどう支えていくかが重要であると考えています。ケトン食療法に関する研究成果や知見・ノウハウを、専門家から患者さんや家族のみなさんが日常生活の現場で使いやすい形へと落とし込む。そして、その改善を継続していく。その社会実装こそが、ヘルスクリエイトの目指す姿です。
代表の萩原圭祐は、がんケトン食療法の研究と社会実装を⾧年にわたり推進してきた医師であり、2025年12月には、がん患者さんをはじめとする人々がケトン食を正しく安心して取り入れられる環境づくりを目的に、一般社団法人日本ケトン食協会を設立。研究・臨床・社会の橋渡しを担う取り組みを通じて、患者さんやその家族の選択肢の創出に取り組んでいます。