速報版は無料、専用機材・設置工事不要で導入可能
Aquacraft株式会社(東京都東大和市、代表取締役:加地誠、以下「アクアクラフト」)は、2026年3月より養殖魚の尾数を自動計数するサービス「uwotech 尾数計数」の提供を開始しました。本サービスは、ワクチン接種時に樋を流れる魚をスマートフォンで撮影した動画をAIが解析し、2~3営業日で計数結果を返却するものです。速報版は無料で利用でき、専用機材の購入や設置工事は不要です。

「uwotech尾数計数」の提供を開始。スマホとAIを活用して正確な尾数計数を支援
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◆開発の背景
養殖業において、正確な在池尾数の把握は経営管理の基本です。尾数が不正確な場合、餌の過不足による飼料コストの増大、出荷計画の変更、ワクチンの過剰使用など、経営に直接影響します。魚類養殖では飼料費が経営コストの6~7割を占めますが(水産庁資料)、養殖用配合飼料価格は2020年以降上昇を続け、2023年11月には1トン当たり約26万円に達しており(令和5年度水産白書)、在池尾数の正確な把握による適正給餌の重要性はこれまで以上に高まっています。

人による手動カウントは誤差が生じやすい一方で、既存製品はコスト面で導入ハードルが高い
一方、2023年漁業センサス(農林水産省)によれば、漁業就業者数は12万1,230人と5年前から20.1%減少し、個人経営体では65歳以上が53.7%を占めます。養殖現場でも人手不足と高齢化が進む中、数千~数万尾を人の手で数える従来の計数作業は現場にとって大きな負担となっています。水産庁も「スマート水産業」の一環としてICT・AIを活用した尾数カウントシステムの導入を推進していますが、既存の自動カウンター(自動計数機)は200万~1,000万円の導入費用に加え、大型筐体の設置工事が必要であり、中小規模の養殖業者にとって導入ハードルが高い状況です。こうした背景から、アクアクラフトは養殖業向けクラウドサービス「uwotech pro」の運営を通じて把握した現場の計数課題を解決するため、スマートフォンとAIによる新たな計数手段を開発しました。
◆「uwotech 尾数計数」について

録画データをAIが自動で解析し、魚の尾数を計数
「uwotech 尾数計数」は、養殖魚のワクチン接種時や分養時にスマートフォンで撮影した動画をAIが解析し、尾数を自動計数するサービスです。

お手持ちのスマートフォンだけですぐに始められる。初期費用・月額利用料・測定費用すべて無料(速報版のみ)
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- スマートフォンだけで完結専用カメラや専用機材の購入は不要。お手持ちのスマートフォンを樋の上にセットして撮影するだけで利用可能。設置工事も不要。初期費用は無料。
- 計測費用が何度でも無料AI精度向上のためのデータ蓄積期間として、速報版(AI自動計数)は無償提供。回数制限なしで月額利用料も0円。高精度AIモデルによる詳細な解析を希望する場合は、高精度版(5,000円/時 ※税別)を利用できる。
- 2~3営業日で結果を返却動画をフォームからアップロードすると、計数結果がメールで届く。現場での複雑な操作は不要。

撮って送るだけなので、利用方法も簡単
「uwotech 尾数計数」サービス概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/111287/table/8_1_388e4b4da10f6fb1f79cef3e210219a3.jpg?v=202603310545 ]
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◆今後の展望
今後は「uwotech 尾数計数」の利用者から提供される動画データの蓄積により、AI計数モデルの精度を継続的に改善することで、リアルタイムでの計数にも挑戦してまいります。また、生産管理サービス「uwotech pro」およびデータ活用プラットフォーム「uwotech connect」との連携により、計数データを在池管理や経営管理に活用し、既存サービスとの連携も強化していく予定です。
◆会社概要
Aquacraft株式会社
当社は「おいしい魚が食卓に並ぶ『当たり前』の日々を次の世代につなぐ」というビジョンを掲げ、魚類養殖のDXに挑んでいるソフトウェア開発会社です。データやテクノロジーの力を最大限に活用し、生産者を縁の下から支えます。
所在地:東京都東大和市立野1‐18‐16にしきビル203
代表者:加地 誠
設立:2022年7月
事業内容:水産養殖事業者向けのデータ分析・管理サービスの企画・開発・販売及び保守 / ソフトウェア及びハードウェアの企画・開発・製造・販売・保守・賃貸・輸出入
URL:https://aquacraft.blue/
◆本件のお問い合わせ先
Aquacraft株式会社 代表取締役 加地 誠
メールアドレス:m.kaji@aquacraft.blue