棟換気総合メーカーの株式会社トーコー（本社奈良県生駒市代表取締役社長 西田敏典）は、片流れ棟換気「片流れ双快」に多雪地域でも使用できる「片流れ双快 積雪地域仕様」を新たにラインナップし、平成29年9月11日より販売を開始します。
「片流れ双快 積雪地域仕様」 は、片流れ双快（2016年5月発売）の新ラインナップで、多雪地域での積雪による開口部の閉塞防止機能を付加させた商品です。従来の片流れ双快では、化粧スレートが施工出来る地域（多雪地域以外）での適用範囲でしたが、新開発の「積雪カバー」を付加させることで今まで施工出来なかった多雪地域でも使用することが可能となりました。
【開発の背景】
発売から約1年が経過し、多くのお客様にご愛顧頂いている「片流れ双快」に、多雪地域（最深積雪量1m以上）で使用出来る積雪地域仕様を新たにラインナップしました。従来の「片流れ双快」は、天面開口に雪が積もることで換気の開口部が閉塞してしまうことから多雪地域では使用できませんでしたが、多雪地域でも片流れ双快を使用したいという市場の声に応えるべく、新開発の「積雪カバー」を開発し、片流れ双快 積雪仕様をラインナップしました。「積雪カバー」で片流れ双快の天面開口を覆うことにより、天面からの雪の侵入を防ぎます。開発段階では積雪防止カバーを付けることで暴風雨時に防水性が低下する現象を確認しました。防水性の低下の原因は、積雪防止カバーが暴風雨時の風圧を小屋裏に呼び込んでしまうことと解明できたので積雪カバー内に入り込んだ風圧を逃がすための「プレス エスケーパー構造」（※特許出願中）を開発しました。このプレス エスケーパー構造により、双快の換気性能を損なわず、積雪カバー内に侵入した風圧を逃し、小屋裏への漏水を防ぎます。本製品ににより、多雪地域のお客様にも「片流れ双快」を安心してご使用して頂けます。
【主な特長】
１．多雪地域でも使用できる「積雪カバー」
多雪地域での積雪による開口部の閉塞防止機能を付加させた新開発の「積雪カバー」を取り付ける事で積雪時でも充分な換気性能を発揮します。
２．「プレス エスケーパー構造」
積雪カバーに「プレス エスケーパー構造」を設けることにより、カバー内に入り込んだ風圧を逃し小屋裏への漏水を防ぎます。(※特許出願中）
３．簡単施工「片流れ双快」に「積雪カバー」を取り付けるだけで簡単。積雪カバーも、取り付け位置の採寸や専用アングルいらずの簡単施工
【製品仕様】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/12401/table/14_1.jpg ]
※積雪地域仕様 片流れ双快は、全て受注生産品となります。
※標準勾配用の出荷勾配は4寸、緩勾配用の出荷勾配は1寸
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