ユーザー別に独自カスタマイズ可能なAI翻訳サービスの商品化を発表
言語データ企業Flitto, Inc.(本社:韓国、代表取締役CEO:Simon Lee、以下「Flitto」)は、「企業別の人工知能(AI)翻訳」サービス提供の開始を発表しました。
現在、市場では汎用的な翻訳エンジンが使われており、企業が利用しようとするとそれぞれの業界用語や固有名詞の翻訳で誤った結果を示す事がありました。これらの課題を解決するソリューションとしてFlittoは、エンタープライズ向けにカスタマイズ可能なAI翻訳サービスの提供を開始しました。2020年に提供を開始した「Flitto AI Translation Engine」を高度化したサービスで、企業別に業界用語や固有名詞を学習させ、企業別に独自の翻訳エンジンとして成長させる事が可能になります。

このサービスでは、まず最初に業界用語やユーザー企業が保有する固有名詞の用語集などを学習させる事で、それぞれの単語を正確に翻訳する事ができるようになります。以後、サービスを使用するたびにAIが初期に理解していないデータを自動で収集し、リアルタイムで学習する事で精度を高めていく事が可能になります。
したがって、使用期間と頻度が高まるにつれて翻訳結果は洗練されていき、製品/サービス名、ビジョンやミッション、専門用語において正確な翻訳結果が得られるようになります。Flittoの翻訳エンジンを活用すると、特定の企業データを学習し、カスタマイズされた翻訳機能のリアルタイムの進化を実感していただく事ができます。
「法人向けカスタマイズAI翻訳」を開発したFlittoは、言語データを専門に扱うアジア最大級の企業です。ウェブとアプリを通じてオンライン翻訳サービスを提供し、グローバルユーザーと協力し、データを収集しています。1,000万以上が利用するグローバルサービスであるだけに、短時間で大量のデータを確保することができ、最大8回のクオリティチェックプロセスを経て、高品質な言語データを確保しています。
FlittoのSimon代表取締役CEOは「法人向けカスタマイズAI翻訳は自然言語処理技術、オープンプラットフォーム、クラウドソーシングサービス、徹底したユーザー管理などFlittoが約8年間積み重ねてきた技術力を示すサービス」だとし、「多くのグローバル企業がユーザー体験を革新するためのプロセスに寄与したい」と話しました。
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担当:フリットジャパン株式会社 大久保
TEL:03-4500-1794
Email:okubo@flitto.com