ベトナム航空（日本支社 所在地:東京都千代田区、日本地区総支配人：ゴー・シー・アイン）は、2023年7月19日、国際航空運送協会（IATA）が主催する2023年世界航空安全運航会議のホスト航空会社となることを発表しました。このイベントは2023年9月19日から21日までベトナム・ハノイで開催されます。
同会議は、過去に開催されたキャビンオペレーション安全会議、IATA安全会議、緊急対応計画および航空機リカバリーフォーラムを統合したものです。

ベトナム航空がホスト航空会社として選ばれたことは、航空会社としての安全能力のみならず、国際航空市場における影響力と地位を象徴しています。 加えて、世界の航空業界のリーダーや代表者が同じイベントに参加することは、ベトナム航空にとって、ベトナムの美しさと魅力を伝える特別な機会となり、将来のネットワーク拡大やベトナムと世界の経済的結びつきの強化を図ります。

IATAのウィリー・ウォルシュ事務総長は、次のように述べました。 「国境は開かれ、空港は混雑し、フライトは満席です。航空会社のネットワークとバランスシートを再構築する中で、すべての航空関係者が、パンデミックの時期に行使したような安全運航への強いコミットメントを維持することが極めて重要です。世界航空安全運航会議（WSOC）は、航空業界を安全性の向上と効率的な運航の軌道に乗せるため、今日の課題と機会について議論する場になります。」

ベトナム航空本社 社長兼最高経営責任者のレ・ホン・ハーは、次のように述べました。 「安全は航空業界の最優先事項であり、ベトナム航空のすべての活動の中核をなすものです。私たちは2023年世界航空安全運航会議のホストとなることを光栄に思います。この世界的なイベントで、業界をリードするリーダーや規制当局、そしてグローバル・コミュニティが一堂に会し、より広範な航空業界における安全運航の強化を確実にするため、安全性とインフラに関する重要なテーマに取り組むことを大変嬉しく思っています。」

会議では、安全性、キャビンオペレーション、フライトオペレーション、緊急対応計画、航空機のリカバリーが取り上げられる予定です。主なテーマは以下の通りです：
・リスクに基づくIATA国際安全監査プログラム（IOSA）
・IATA安全リーダーシップ憲章
・滑走路の安全性
・リージョナル機の運航
・最近の事故や事件からの教訓
・客室乗務員の訓練とウェルビーイング
・手に負えないような乗客への対応
・航空機の運航および技術業務のデジタル変革
・パフォーマンスベース（シミュレーション）の訓練
・新規の空域、技術、手順への安全な対応
・航空機のリカバリーと危機管理コミュニケーション

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