真の共生社会の実現をめざし、全ての人が前へ進むチカラになります。
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下 MUFG)の連結子会社である株式会社三菱UFJ 銀行(以下 当行)は、株式会社ミライロ(以下 ミライロ)が掲げる「バリア(障がい)をバリュー(価値)に変える“バリアバリュー”」の理念と事業内容に共感し、「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン[1](以下 DEI)」の推進を目的として、ミライロに出資しました。本出資を通じて、グループ一体で多様な人材が活躍できる共生社会の実現への貢献を加速していきます。

ミライロの紹介

ミライロは、障がい者の視点を活かし、ユニバーサルデザインやDEIに関するトータルソリューションを提供しています。
障がい者や高齢者、LGBTQ+など多様な方と向き合うためのマインドとアクションを学ぶユニバーサルマナー研修、障がい者手帳のデジタル化で社会参画とDXを推進する「ミライロID」の開発・運営、誰もが安心して快適に過ごすことのできるユニバーサルデザインの推進などを行っています。
障がい者を含む多様な人材の活躍推進は重要な経営戦略
MUFGでは、DEIの推進を人的資本経営およびサステナブルな社会の実現に向けた重要な経営戦略の一つと位置付けています。多様な人材が相互に刺激しあうことで生まれるアイデアや行動変容こそが、新たな価値の創出やカルチャー変革の原動力と捉えているからです。
これまでも、MUFGでは、障がい者の方が活躍しやすい職場環境の整備を行ってきましたが、デジタル化に伴い障がい者の方々を取り巻く環境も大きく変化しています。このような環境下、ミライロが提供するUX [2] 向上のための多様なサービスは、現代社会において全ての人が前に進むために非常に重要な役割を果たすと考えています。
金融業界におけるユニバーサルマナー研修の展開、MUFGの顧客基盤を活用したミライロIDの普及促進など、誰もが安心して暮らせる共生社会実現に向け、今後ミライロとさまざまな取り組みを進めていきます。
障がいを持つ方の「チカラ」になる
MUFGでは「世界が進むチカラになる。」を自社のパーパスとして掲げ、全てのステークホルダーが、次へ、前へと進むチカラとなることを企業活動の指針としています。
ミライロIDをはじめ、ミライロの持つさまざまなソリューション・知見などを共有してもらい協働を深め、グループのお客さま、さらには社会全体への新たなサービスや価値の提供に取り組んでいきます。
[1] すべての人に同じものを与える「平等(equality)」ではなく、違いに応じた支援を行う「公平・公正(equity)」を勘案した概念。
[2] ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略。ユーザーが商品やサービスを通して得られる体験。
