Photo Credit: Anton Corbijn
「G-STAR」は、チェス界の最高峰タイトル「グランドマスター」を持つマグヌス・カールセンとの新たなコラボレーションを発表します。
このプロジェクトは、予期せぬ失格事件をきっかけに生まれました。ニューヨークで開催された「ラピッド&ブリッツ・チェス・チャンピオンシップ」の第7回戦で、マグヌスがドレスコードを理由にジーンズの着替えを求められる場面で、彼はそれを拒否し、毅然とした態度で大会を去るという選択をしました。その際の彼の揺るぎない姿勢は結果として200ユーロの罰金および大会の失格につながりましたが、彼の返答は “I’m out, f** you.” という明確なものでした。
この出来事はチェス界に衝撃を与える一方、G-STARにとってはマグヌスが持つ独立した精神性を再確認する機会となりました。
G-STARは「マグヌスはG-STARが常に大切にしてきた“独立した精神性”を体現しています。」「デニムはすべての人のためのものであり、いつであれ、どこであれ、たとえそれがチェス盤の上でも着用できるものです。」との信念を掲げ、マグヌスの姿勢を称賛しました。
この予想外の展開の結末として、マグヌスの毅然とした態度はトーナメントのドレスコードの変更につながり、今後のイベントではデニムの着用が許可されることになり、これを受けてG-STARは残りのトーナメントで彼にドレスコードを提供するだけではなく、マグヌスをブランドの2025年第2四半期キャンペーンに起用することを決定しました。
マグヌスとのパートナーシップは2010年から始まっており、当時のキャンペーンでは、彼の知的な魅力とG-STARの革新的なデザインが融合し、世界中で大きな話題を呼びました。そして今回、彼の揺るぎない精神によって、この象徴的なコラボレーションが再び蘇ります。
G-STARについて
G-STARは1989年の創業以来、デニムの生地や技術、そしてその文化にこだわり続ける独自のポジションを確立したプレミアム・デニムブランドです。私たちは創造性を原動力としながら、最先端のマテリアルとテクノロジーを用いて独自のポジションを確立し、デニムの未来を探求しています。
現在アメリカ、ヨーロッパ、日本、南アフリカを中心に世界中で展開し、ファレル・ウィリアムス、マーク・ニューソン、スティーブン・ジョーンズ、バーナ・ボーイ、マールテン・バース、カーラ・デルヴィーニュ、スヌープ・ドッグ、アントン・コルビーン、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、レム・コールハースなど、真のオリジナル達と数十年にわたり協業を行ってきました。