サンディスク・コーポレーション(以下、サンディスク)と株式会社東芝(以下、東芝)とがフラッシュメモリを製造する四日市工場の新・第2製造棟について、一部が竣工し、このたび、両社共同で設備投資を実施する正式契約を締結しました。新・第2製造棟で3次元フラッシュメモリの生産体制を構築することにより、2次元フラッシュメモリからの切り替えを加速します。
新・第2製造棟は、3次元フラッシュメモリ固有の製造工程を行う予定で、2015年度第4四半期に生産を開始する計画です。建屋は2016年前半に全体が竣工します。なお、新・第2製造棟での具体的な生産能力、生産計画等については、市場動向を踏まえ、今後決定していきます。
東芝とサンディスクは、3次元フラッシュメモリの生産体制の構築を進めるとともに、今後、その生産効率を一層向上させるために、成膜、エッチングなどの最先端装置を順次導入する計画です。両社は、市場動向にあわせたタイムリーな設備投資など、メモリ事業の競争力強化に向けた取り組みを積極的に展開していきます。
■サンディスクについて
フォーチュン500ならびにS&P500カンパニーであり、データストレージソリューションで世界をリードしているサンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は、これまで27年以上にわたってストレージの可能性を拡げ、信頼性が高い革新的な製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。 サンディスクの最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。詳細は、www.sandisk.comをご覧ください。
サンディスク株式会社は、東京に本社を置き、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業・マーケティング業務拠点ならびにNANDフラッシュメモリーの開発・製造を行っています。