もう業務マニュアルはいらない。Web画面を見せるだけで、人の操作をAgenticワークフローへ変えるVideo-to-Agent技術を開発。API非対応のレガシーツールや各種SaaS上の操作も自動化。
AIコネクティブカンパニーのコーレ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:奥脇 真人)は、画面録画をアップロードするだけで、人のブラウザ操作をAIが見て覚え、業務を自動化するブラウザ自動化ツール「Copelf(コペルフ)」をリリースしました。

Webサイト:https://copelf.com
プロモーションムービー:https://youtu.be/HIJjH6wLpmo
■ 開発背景
「業務をAIで自動化したい」。そう考える企業は急速に増えています。しかし実際の現場では、すでに使っているツールが外部のシステムと自動連携できる仕組みを持っていなかったり、ツール自体は汎用的でも、なぜそうなったのか誰も説明できない独自の設定や、暗黙の運用ルールのもとで使われていたりと、AIにそのまま作業を任せられない状況が多く存在します。つまり、「AIを導入すること」ではなく、「自社のやり方に沿ってAIに操作させること」こそが本当のハードルなのです。
また、設定の難しさの壁も存在します。従来のRPAやワークフロービルダーでは、定型的なシナリオの構築にプログラミング知識や複雑な設定が求められ、現場担当者が自分の業務を自力で自動化することは容易ではありませんでした。AIエージェントも、意図した通りに動かすためのプロンプト設計に専門的なノウハウが必要なことも多く、「自動化の準備にスキル習得が必要」という壁があります。
さらに根本的な問題として、多くの企業が「AI導入を進めたい」と考えながらも、その前提となる「今、誰が、何を、どんな順番でやっているのか」が明文化できておらず、現行の業務プロセスの整理自体ができていないという現実があります。業務マニュアルが存在する企業でも、その内容は何年も前に作られたまま更新されず、現場では誰も参照していないというケースは珍しくありません。普段は当たり前のようにこなしている作業ほど、いざ手順として言語化し、時系列に沿ったワークフローとして構造化しようとすると、抜け漏れや曖昧さが生じやすく、この「業務プロセスの可視化」がAI活用や自動化の最大のボトルネックとなっていました。
Copelfは、これらすべての壁を一つの手段で解消します。ユーザー自身が「自分のやり方」を録画で伝えるという直観的なアプローチを取ることで、柔軟な自動化を実現します。業務を行う様子をそのまま録画するだけで、AIが操作手順を読み取り、ワークフローとして自動的に構造化します。プロセスの整理と自動化を同時に実現することができます。
■ Copelfの概要
Copelfは、ユーザーがブラウザで行っているWebでの作業風景の録画をアップロードするだけで、AIがその操作手順を解析し、再現可能なワークフローとして構築・自動実行するプロダクトです。プログラミングや複雑なプロンプトの構築も不要。誰でも簡単にブラウザ業務の自動化を始められます。
さらに、Copelfは一度きりの作業を代行するだけではありません。実際の事務作業では、入力先や入力内容を少しずつ変えながら同じ操作を何十回、何百回と繰り返す場面が数多くあります。Copelfはこうした「少しずつ違う繰り返し」をループ処理として自動実行できるため、手作業で最も時間を奪われていた繰り返し業務を担うことができます。

利用の流れ
ステップ1:Web業務を録画してアップロード
ステップ2:AIが動画を解析し、操作手順を業務手順書のように言語化してワークフローを構築
ステップ3:構築されたワークフローに従い、AIエージェントがブラウザを自動操作
主な特徴
1. ループ処理による繰り返し作業への対応
画面を往復するコピー&ペーストの連続作業や、数百パターンのキーワード調査など、少しずつ条件を変えながら繰り返す作業にも対応します。完全に同一の操作だけでなく、微調整を伴う繰り返しも自動実行が可能です。
2. 段階的な推論レベルの自動調整
業務プロセスには「あまり考えなくてよい単純作業」と「判断を伴う知的作業」が混在します。Copelfは作業の難易度に応じて推論レベルを自動的に切り替え、単純作業では高速に、知的作業では慎重に処理を進めます。
3. ヒューマン・イン・ザ・ループ
重要な判断ポイントや手作業で対応したい箇所では、自動処理を一時停止して担当者が確認・介入できる仕組みを標準で搭載しています。安全性を確保しながら自動化を進めることが可能です。
■ Agenticワークフロー指示構文「Agentic Workflow RITSU」

コーレは、AIエージェントに対して業務手順を正確に伝達するための汎用的なAgenticワークフロー指示構文「Agentic Workflow RITSU」を開発しました。Copelfではこの構文を中核技術として採用しており、録画から解析されたワークフローはRITSUに基づいて構造化されることで、AIエージェントが高い再現精度でブラウザ操作を実行します。
RITSUは特定のツールに依存しない構文仕様として設計されているため、Copelf以外のAIエージェントやワークフローツールにも適用可能です。コーレは今後、Copelfを皮切りに、RITSUをAIエージェント制御における共通言語として幅広い場面での活用を推進してまいります。
■ 展開方法
Copelfは個人・法人を問わず利用可能で、日本国内に加え、英語圏、特にアメリカ市場においてもサービスを展開してまいります。
Copelfは法人利用であっても、契約交渉や導入前の個別打ち合わせといったプロセスは設けておらず、ユーザー登録後すぐに利用を開始できるセルフサーブ型のサービスです。
■ 今後の展望
Copelfの展開は、大きく2つの軸で進めていきます。
1つ目は「どこからアクセスするか」の拡張です。現在のWebアプリに加えて、APIとして他のシステムやワークフロービルダーに組み込んで利用できるようにしたり、CLIからエンジニアが直接操作したり、MCPを介して他のAIがCopelfのエージェントを動かしたりと、利用の入口そのものを広げていきます。
2つ目は「何を操作するか」の拡張です。ブラウザ操作だけでなく、PC自体の操作、さらにはヒューマノイドロボットの動作制御まで。録画から業務手順を抽出し、Agenticワークフローとして構造化し、実行するという一連のプロセスを、あらゆる操作環境に展開していきます。
■ コーレ株式会社について

コーレは、汎用的なAIプロダクトを開発する企業です。日本から世界へAIプロダクトを届けながら、開発で培っている技術力を活かし、企業向けAIコンサルティングも展開しています。
会社名:コーレ株式会社
英語表記:CORe Inc.
設立:2017年5月17日
代表取締役CEO:奥脇 真人
取締役CTO:池田 直人
設立: 2017年5月
所在地: 東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー 18階
URL:https://co-r-e.com/