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コスモヘルス株式会社

【シニアの意識調査】シニア層が今後お金をかけたい分野は?

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50代以上のシニア700名以上に『消費に対する意識』に関するアンケート調査を実施

シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『消費に対する意識』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。本レポートでは、ここ1年間の消費に対する価値観の変化や、支出構造の実態、今後お金をかけたい分野、老後資金への不安や資産運用の状況などを調査しました。節約志向と健康志向の高まりや、医療費・交際費の負担感、老後の生活費や医療・介護費への強い不安が明らかになりました。

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https://cosmolab.jp/lp/research/

調査トピックス
◆節約志向と健康志向への価値観シフト
直近1年間での消費に対する価値観の変化について、「非常にあった」(44.3%)と「ややあった」(37.4%)で全体の8割を超える結果となりました。具体的な変化として「節約志向が高まった」(67.4%)、「健康志向が高まった」(58.2%)、「品質の良いものを選ぶようになった」(35.1%)が挙がり、コストと健康・品質を意識した消費スタイルへのシフトが浮き彫りになりました。

◆医療費・交際費の支出増と今後の優先領域
現在の支出で最も多い項目は「医療費・通院費」(24.1%)で、「交際費(外食など)」(18.8%)、「健康・美容・化粧品関連」(16.2%)が続く。一方で、今後お金をかけたい分野として「旅行・レジャー」(37.2%)、「健康・美容・化粧品関連」(30.0%)、「趣味」(24.4%)が挙げられ、負担と楽しみの両方にお金を配分したい意識があることを示しています。

◆老後資金不安と資産運用のギャップ
老後の資金への不安感について、「非常に不安がある」(39.4%)、「やや不安がある」(43.3%)が大半を占める一方、資産運用(株式・投資信託・NISAなど)の実施状況では「行っていないし、興味もない」(40.8%)が最も高い。不安感は強いが具体的な資産運用には踏み出せていない層が厚い構造が明らかになった。

1:ここ1年間で、消費に対する価値観に変化はありましたか?(有効回答者数:709名)
ここ1年間の消費価値観の変化については、「非常にあった」(44.3%)と「ややあった」(37.4%)が高く、「変わらない」(13.8%)や「あまりない」(3.2%)、「全くない」(1.3%)は限定的な結果となりました。

消費を取り巻く環境変化や物価上昇を背景に、従来の感覚を見直す動きが広がっていると考えられます。

変化を感じている回答が多数を占めていることから、固定的な消費スタイルではなく、状況に応じて支出を組み替える柔軟な志向が強まっている実態が明らかになりました。

2:消費に対する価値観の変化で当てはまるものを教えてください(複数回答可)(有効回答者数:579名)
具体的な変化としては、「節約志向が高まった」(67.4%)が最も高く、「健康志向が高まった」(58.2%)、「品質の良いものを選ぶようになった」(35.1%)が続く結果となりました。

「環境に配慮したものを選ぶようになった」(23.8%)、「コストパフォーマンスを重視するようになった」(19.5%)も一定の割合を占め、単に支出を抑えるだけでなく、健康・品質・環境・コストのバランスを意識する価値観が広がっていることが伺えます。

「高級志向が高まった」(0.9%)はごく一部にとどまり、全体としては慎重で実利的な消費姿勢が強まっていることが示唆される結果となりました。

3:普段、支出が最も多いものと感じるものを選んでください(有効回答者数:709名)
日常的に支出が最も多いと感じているのは、「医療費・通院費」(24.1%)が最多で、「交際費(外食など)」(18.8%)、「健康・美容・化粧品関連」(16.2%)が続く。「子や孫への支出」(12.6%)も一定の割合を占めており、健康維持と人付き合いや、家族へのサポートが主な出費源になっています。

一方で、「旅行・レジャー」(3.7%)や、「習い事・学び」(2.0%)、「洋服・ファッション」(1.6%)など、楽しみや自己投資に分類される項目は相対的に低く、基本的な生活と健康に関連する支出が家計の中心となっている実態が明らかになりました。

4:ここ1年間で、以前よりも支出が増えた項目はありますか?(複数回答可)(有効回答者数:709名)
支出が増えた項目として、「医療費・通院費」(33.0%)が最も多く、「交際費(外食など)」(28.8%)や、「子や孫への支出」(21.3%)、「健康・美容・化粧品関連」(20.6%)が続く結果になりました。

「旅行・レジャー」(9.2%)や「趣味」(8.2%)も一定割合が挙がり、楽しみの支出も一部で拡大しています。

一方、「特にない」(9.7%)の回答もあり、支出増を強く感じていない層も存在する。全体として、物価上昇や健康ニーズの高まりの影響を受けやすい医療費や外食費を中心に、家族支援や自己ケアに関わる費用がじわじわと増加している構造が示唆されます。

5:今後、お金をかけたいと思っているものは何ですか?(複数回答可)(有効回答者数:709名)
今後お金をかけたい分野として、「旅行・レジャー」(37.2%)が最も高く、「健康・美容・化粧品関連」(30.0%)、「趣味」(24.4%)が続いています。

「交際費(外食など)」(14.8%)や「子や孫への支出」(11.0%)も一定割合を占め、楽しみや交流、家族との関わりに対する支出意欲が確認できます。

一方、「特にない」(18.6%)も存在し、積極的な支出拡大を志向しない層も見られ、現在の負担感が大きい医療費や生活費に加え、今後は「余暇」「健康・美容」「自己充実」にも資源を配分したいという意識が共存していることが浮き彫りとなりました。

6:毎月自由に使えるお金(家賃や光熱費、ローンなど固定費を除く)はいくらですか?(有効回答者数:709名)
毎月自由に使える金額は「1~3万円」(38.6%)が最も多く、「3~5万円」(23.8%)、「1万円未満」(20.7%)が続いている。「5~10万円」(12.4%)、「10~20万円」(3.8%)、「20万円以上」(0.6%)は相対的に少数でした。

多くの回答が1~5万円に集中しており、可処分部分には一定の余裕があるものの、急な支出や大きな買い物には慎重にならざるを得ない水準と言えます。

自由に使えるお金が限られる中で、健康関連や家族支援、旅行・趣味といった複数のニーズをどう配分するかが、今後の消費行動を左右する重要なポイントになっていることが示唆されます。

7:現在、資産運用(株式・投資信託・NISAなど)を行っていますか?(有効回答者数:709名)
資産運用の状況を見ると、「行っていないし、興味もない」(40.8%)が最も高く、「興味はあるが、行っていない」(29.1%)も一定割合を占める結果に。

一方で、「少し行っている」(26.1%)、「積極的に行っている」(4.1%)を合わせると、すでに運用に取り組んでいる層も存在します。

老後資金への不安が高い結果(後述のデータ)と合わせると、不安は強いものの、知識不足やリスクへの懸念などから具体的な行動に移せていない層が厚い構造が浮き彫りになりました。

情報提供や相談機会の設計が、興味はあるが未経験の層に対する支援の鍵になると考えられます。

8:老後の資金について、不安はありますか?(有効回答者数:709名)
老後資金については、「やや不安がある」(43.3%)と「非常に不安がある」(39.4%)が大部分を占め、「あまり不安はない」(15.0%)や、「全く不安はない」(2.4%)は少数にとどまりました。

将来の収入・支出バランスや医療・介護費の増加、年金制度の行方など、複数の要因が重なって心理的な不安を生んでいると考えられます。

この不安感は、消費を抑制する方向にも、予防的な支出や資産運用への関心として表れる可能性があります。

老後に向けた具体的な資金計画や、公的・民間サービスによるサポートが求められていることが明らかになりました。

9:具体的にどのようなことに不安を感じますか?(複数回答可)(有効回答者数:586名)
老後資金の不安要因として、「日々の生活費」(59.2%)と「医療費や介護費用」(58.5%)がほぼ同水準で高く、「年金制度の先行き」(50.9%)、「インフレ(物価上昇)」(40.1%)も続いています。

「子や孫への資金援助」(12.5%)や「その他」(2.4%)も挙げられ、生活費・医療費・公的制度・物価といったマクロ要因と、家族支援といったミクロ要因が複合的な不安の源となっている構造が明らかになりました。

特に生活費と医療・介護費は、避けにくい固定的支出として意識されており、これらをどの程度自己負担できるかが、消費行動や資産形成の判断に大きな影響を与えていると考えられます。

総評
本調査からは、シニア層の「消費に対する意識」が、節約志向と健康志向を軸に再構成されつつある実態が明らかになりました。

「ここ1年間で、消費に対する価値観に変化はありましたか?」では「非常にあった」(44.3%)と「ややあった」(37.4%)が高く、具体的な変化として「節約志向が高まった」(67.4%)、「健康志向が高まった」(58.2%)、「品質の良いものを選ぶようになった」(35.1%)が挙げられています。

物価上昇や将来不安を背景に、価格だけでなく健康・品質・環境を含めた総合的な価値判断で消費を見直す動きが浮き彫りになりました。支出構造を見ると、「普段、支出が最も多いもの」では「医療費・通院費」(24.1%)が最も高く、「交際費(外食など)」(18.8%)、「健康・美容・化粧品関連」(16.2%)が続く結果となりました。

「ここ1年間で、以前よりも支出が増えた項目」でも「医療費・通院費」(33.0%)や「交際費(外食など)」(28.8%)が上位に挙がり、健康維持と人付き合いに関わる費用の増加が家計を圧迫している姿が見て取れます。

一方、「今後、お金をかけたいと思っているもの」では「旅行・レジャー」(37.2%)、「健康・美容・化粧品関連」(30.0%)、「趣味」(24.4%)など、楽しみや自己充実への支出意欲も確認でき、負担と楽しみを両立させたい複雑なニーズが存在しています。

可処分部分に目を向けると、「毎月自由に使えるお金」は「1~3万円」(38.6%)と「3~5万円」(23.8%)、「1万円未満」(20.7%)に回答が集中しており、大きな支出には慎重にならざるを得ない水準であることがうかがえます。

その一方で、「老後の資金について、不安はありますか?」では「やや不安がある」(43.3%)と「非常に不安がある」(39.4%)が大半を占め、「具体的にどのようなことに不安を感じますか?」では、「日々の生活費」(59.2%)、「医療費や介護費用」(58.5%)、「年金制度の先行き」(50.9%)、「インフレ(物価上昇)」(40.1%)と、生活基盤に関わる項目が上位を占めています。

こうした不安に対して、「現在、資産運用(株式・投資信託・NISAなど)を行っていますか?」では「行っていないし、興味もない」(40.8%)が最多で、「興味はあるが、行っていない」(29.1%)も続いています。

運用に取り組む層は「少し行っている」(26.1%)、「積極的に行っている」(4.1%)にとどまり、不安の高さと行動のギャップが確認されました。

今後のシニア向け施策としては、1.医療・生活費の増加を踏まえた現実的な家計設計の支援、2.限られた自由支出の中で「健康」「楽しみ」「家族」を両立させる商品・サービスの提案、3.資産運用の未経験層に向けた分かりやすい情報提供と相談機会の整備などが重要になると考えられます。

消費に対する意識と老後不安の双方に寄り添うアプローチが、シニア市場を理解するうえで欠かせない視点となります。

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調査概要

■調査方法:ネットリサーチ
■調査地域:全国
■対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
■回答総数:709
■調査対象期間: 2025年9月24日

データのご利用に関して

レポートの著作権は、コスモヘルス株式会社が保有します。
調査データの引用・転載の際は、「コスモヘルス株式会社調べ」と出典を明記いただき、
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https://cosmolab.jp/report/consumer-awareness_2509/

また、併せて広報担当までご連絡をお願いいたします。
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会社概要

◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/

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