~ARをエンターティンメント要素からビジネス応用へ転換~
ソフトバンク株式会社の子会社である、日本コンピュータビジョン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「JCV」)は、3次元データの空間認識技術で屋外・屋内での位置特定を行い、さまざまなARアプリケーションサービスを提供するSaaSプラットフォーム「JCV MARS(仮称)」を2021年10月(予定)より、施設運営事業者向けに提供開始することを発表します。

「JCV MARS(仮称)」は、JCVが持つ業界トップクラスの画像認識技術を活用して、屋外・屋内での位置特定を実現し、地図データの特徴点の照合のみで、アプリケーションを通してユーザーへのサービス提供を遅延なく高速に行います。さらに、サーバー側に取り込む地図上の特定のポイント(POI*)やARコンテンツを直感的なGUIで簡単に管理することが可能です。事業者もユーザーもさまざまなARアプリケーションを、ストレスフリーで簡単に利用ができます。
なお、サービス開始時の以下のアプリケーション提供を予定しております。
・ ARナビゲーション(仮称)
・ ARマーケティング(仮称)
・ ARイベント (仮称)
商業施設や観光施設では、ARを活用したアプリケーションサービスを通して、
来場者にとって有益な情報をわかりやすく発信することで、マーケティングや集客効果が期待できます。


工場では、ARを活用したアプリケーションサービスを通して、作業効率化によるコスト削減や人材育成の標準化、作業全般の安全性向上などに貢献します。


現在、国土交通省でストレスフリーな高精度測位社会の構築を目指す「高精度測位社会プロジェクト」が進められ、準天頂衛星など屋内外の測位技術を活用したさまざまなサービス提供や、屋内外の電子地図や屋内測位環境等の空間情報インフラ整備等、さまざまな取り組みが行われています*。JCVは、「JCV MARS(仮称)」の提供を通して、高精度測位社会の構築に貢献していきます。
なお、JCVは最先端の画像認識技術を体験できる、Demo Labを東京都港区六本木に開設しております。ご来訪頂きましたお客さまは、本サービスの体験を頂くことが可能です。
JCV Demo Lab
https://www.japancv.co.jp/demolab/
(注)
* VPS =「Visual Positioning System」
スマートフォンなどのカメラ機能で取得した画像と3次元データを用いて空間情報を認識する技術
* POI =「Point of Interest」
* 出典: 国土交通省HP 「高精度測位社会プロジェクト」
(https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk1_000091.html)

日本コンピュータビジョン株式会社(JCV:Japan Computer Vision Corp.)は、ソフトバンク株式会社の子会社で、AI技術を活用し、スマートビルディング分野やスマートリテール分野に対し最先端の顔認証ソリューションを提供するビジョナリーカンパニーです。JCVは、最先端の技術に、日本国内で求められる個人情報保護や高水準のセキュリティを加え、人々が幸せに暮らせる、より効率的で便利な新しい世界の出発点となるプロダクトを生み出していきます。 https://www.japancv.co.jp