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集英社の文芸誌「すばる」創刊50周年記念号、2019年12月6日(金)発売!

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1970年に創刊された集英社発行の月刊文芸誌「すばる」は、2020年に創刊50周年を迎えます。その記念号、12月6日(金)発売の2020年1月号では、「1970」「50」をキーワードにした様々な特集を組んでいます。

まずは、すばる文学賞受賞者たちによる、「1970年」をテーマにした短編競作。辻仁成「赤い雪」、大鶴義丹「ハコスカ」、中上紀「亜米利加が来る」など、10編が並びます。

そして、50名の作家によるエッセイ特集「私の偏愛書」。江國香織氏、小川洋子氏、金原ひとみ氏、高橋源一郎氏、多和田葉子氏、野崎歓氏、山田詠美氏、綿矢りさ氏などの、愛してやまない「この一冊」とは。

すばる50年間の特集をほぼ網羅した11ページの年表も。創刊号の執筆者には井上靖、井伏鱒二、埴谷雄高などが名を連ね、梅原猛の「日本精神の系譜」の連載が始まったことがわかります。

「エディトリアルデザインから見る50年」と題した対談では、河出書房新社「文藝」のアートディレクター佐藤亜沙美氏と、「すばる」のアートディレクター重実生哉氏が、文芸誌デザインの過去と未来について存分に語り合っています。

そのエディトリアルデザインの極めて稀な例として将来記憶されると思われるのが、今回の50周年記念号の表紙。一見したところでは普通の文芸誌ですが、暗いところに置くと、蓄光インキで印刷された「50」という数字が浮かび上がります。ぜひ実物を手に取ってお確かめください。

「すばる」創刊50周年記念号(2020年1月号)は、集英社から、12月6日(金)発売です。

「すばる」公式サイト:http://subaru.shueisha.co.jp/

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