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プラットヨネザワ株式会社

上杉家の城下町・山形(米沢市・南陽市)で、全国20名の地域経営者が本気で学ぶ2泊3日。「歴史文化×ローカルガストロノミー×経済循環」TOUCAゼミ合宿を開催

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「なせば成る」の精神が息づく置賜盆地に、全国から20名の地域経営者が集い、合宿を行いました。「歴史×ローカルガストロノミー」を切り口として、地域経済の循環について議論を交わしました。

一般社団法人 Intellectual Innovations(所在地:東京都目黒区/代表理事:池尾 健)と、"地域の魅力を実力に変える"観光まちづくり法人、プラットヨネザワ株式会社(所在地:山形県米沢市、代表取締役 宮嶌浩聡)は、2026年5月19日(火)から21日(木)までの2泊3日、山形県米沢市・南陽市赤湯エリアにて「TOUCAゼミ合宿 in 米沢」を共催しました。
本合宿の参加者は、兵庫・丹波篠山、島根・石見銀山、徳島・上勝、島根・隠岐、大阪、青森・十和田湖、そして山形・米沢/南陽から、各地でまちづくりを牽引するプレイヤーたちです。異なる専門性を持つプロフェッショナルが一堂に会し、学び合いを行いました。
特に初日夜に実施された会議では、「置賜の未来」をテーマに議論が白熱しました。参加者の間で、国の支援制度の活用策から、地域経済を循環させるためのKPI設定、先進的な都市設計のあり方まで、2時間に及ぶ意見交換が行われました。さらに最終日には、重要文化財の旧米沢高等工業学校本館を舞台に、パターン・ランゲージという手法を参考に、3日間の合宿で得た知見を体系的に振り返りました。
開催の背景

全国12地域から地域経営者・DMO実践者・建築士ら約20名が米沢に集結し、TOUCA合宿史上「最も本気で議論できた」回となりました。

TOUCA(URL:https://touca.jp/)は半年に一度、各地の遊学者(地域をフィールドに、ともに遊び、ともに学ぶ実践者)が集まり、互いの実践現場を訪問して本気で学び合うコミュニティです。
今回の米沢回は、参加者から「TOUCA合宿史上、最も本気で議論できた回だった」という声が多く寄せられています。 そもそも本合宿は、一般社団法人 Intellectual Innovations 代表理事の池尾氏が、米沢市において観光庁より採択を受けた令和7年度「歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業(事業化支援及びモデル創出)」の専門家を務めているご縁から実現したものです。▶︎詳細はこちら
そして、この地でかつてないほど議論が白熱した背景には、米沢・置賜盆地ならではの3つの稀有な環境がありました。
- 上杉鷹山公の「なせば成る」の精神が、今も市民の誇りとして深く息づく地域であること。
- 「山形座 瀧波」が『置賜ローカルガストロノミーアカデミア』を設立し、食を通じた地域経済循環の実装を力強く牽引していること。
- 飯豊・朝日連峰のフェーン現象と15℃もの寒暖差が、食材の品質を極限まで引き上げる「奇跡の盆地」であること。

主なプログラム

1日目(5/19)|歴史文化とローカルガストロノミーへの導入


黒田三佳氏ホストの下、藩政期から続く「かてもの」料理をワインと共に体感。黒田充紀教授が米沢・原方の土木遺産を解説しました。
オープニング@里山ビジョンハウス黒田三佳氏ホストのもと、山菜「かてもの」をイタリアンで供する「山里Magari(マガーリ)」を招き、フィンガーフードとワインで藩政期からの食文化を体感しました。続いて黒田充紀教授(山形大学工学部・前学部長)が「都市構造としての土木遺産 ― 米沢・原方」をテーマに解説しました。戦国~藩政期に引かれた水路インフラが、現代の米沢の街路にいまもそのまま重なって生きている事実は、参加者に大きな驚きをもって受け止められました。
<会場> 里山ビジョンハウス:公式HP
<飲食> 山里Magari(マガーリ):公式HP


南浩史社長自らが在来種「最上早生」の十割蕎麦を打ち、地域産品を使い切る「ローカルガストロノミー」の実践を食で体感しました。
山形座 瀧波 そば打ち+ローカルガストロノミーディナー南浩史社長自らが在来種「最上早生」の十割蕎麦を打ち、十割源泉かけ流しの温泉と米沢牛1000日和牛のディナーでもてなしていただきました。地域の食材・水・技術を一切妥協なく使い切る「ローカルガストロノミー」の実装モデルを、食を通して体感するプログラムとなりました。参加者からは「これが地域経済循環の一番わかりやすい答えだ」との声もありました。
<会場・宿泊> 山形座 瀧波:公式HP


地域経営者と全国メンバーがまちづくりのビジョンに対し、2時間の濃密な議論を交わしました。
本気の二次会昼間のプログラムで高まった熱気は夜の二次会にも引き継がれ、「置賜の未来」をテーマに、地元と全国のメンバーが立場を越えて2時間白熱した議論を交わしました。 具体的な数字や手法の議論にとどまらず、「まちの楽しさはどこから立ち上がるのか」という地域経営の本質にまで議論が深まる夜となりました。
<会場> 山形座 瀧波 ロビー

2日目(5/20)|歴史 × 織物 × 発酵文化を体験する


標高300mから望む置賜盆地。飯豊・朝日連峰のフェーン現象と15℃の寒暖差が食材品質を生む「奇跡の盆地」の地理的条件を肌で体感しました。
朝ツアー@十分一山標高300mから置賜盆地を一望しました。飯豊・朝日連峰を背景に広がる盆地と、そこに注がれる豊かな清流が、置賜の食材クオリティを支える地理的条件であることを体感。朝の澄んだ空気の中でこの景色を共有したことが、2日目のフィールドワーク全体の「文脈」となりました。


米沢織の現場を訪ね、江戸時代から続く絹織物の歴史と技術を見学後、紅花染めを体験しました。
株式会社新田|米沢織 工房見学江戸時代から続く絹織物の歴史と技術を現場で見学し、紅花染めを体験しました。布がやわらかな紅色に染まっていく工程を自らの手で確かめ、職人の手仕事と色彩の美しさを肌で感じました。参加者からは「ここに外国人を連れてきたら、説明する前に感動する」との声も上がり、インバウンド体験の素材としての可能性に確かな手応えを感じる時間となりました。
<会場> 株式会社新田:公式HP


酒造資料館「東光の酒蔵」を訪問し、歴史ある酒造りの歩みを体感するとともに、代々受け継がれてきた伝統の味を試飲しました。
株式会社小嶋総本店|見学+試飲創業400余年の歴史を誇る酒蔵を訪問しました。第23代女将の案内で酒造りの現場を見学し、受け継がれてきた味を試飲しながら、蔵と地域がともに歩んできた重厚な歴史を肌で感じました。歴史あるブランドをどう次代へ継ぎ、地域文化を現代の価値としていかに昇華させていくのか、参加者それぞれが自らの事業に引き寄せ、静かに思考を深める時間となりました。
<会場> 酒造資料館 東光の酒蔵:公式HP


昼のフィールドワークで生まれた問いが、米沢の食と交流でさらに深まりました。
小野川温泉 河鹿荘+なみかた羊肉店でディナー+地域交流米沢のソウルフード「義経焼」を囲んで地域参加者と肩書を超えた交流を行いました。地元の事業者も加わり、昼間のフィールドワークで生まれた問いを夜の食卓でさらに深める時間となりました。
<夕食会場>
なみかた羊肉店めえちゃん食堂:公式HP
<宿泊> 小野川温泉 河鹿荘:公式HP

3日目(5/21)|重要文化財の視察と「学びの言語化」


重要文化財・旧米沢高等工業学校本館。膨大な近代文明機器コレクションが、地方都市の底力を静かに物語っています。
旧米沢高等工業学校本館(重要文化財)見学重要文化財・旧米沢高等工業学校本館では、ルネッサンス様式の建築や、蓄音機から世界初の画面一体型パソコン(1977年発表)に至る近代機器コレクション、人絹発祥の歴史を見学しました。約100年前の地方都市が有していた圧倒的な先端技術の集積は、参加者に「地方の底力」を再認識させ、自身の地域に対する誇りと次なる挑戦への勇気を与える有意義な視察となりました。
<会場> 旧米沢高等工業学校本館:公式HP


重要文化財の迎賓室で行われた最終ラップアップ。4チームに分かれて、合宿で得た学びを言葉にまとめていきました。※パターン・ランゲージとは 建築家クリストファー・アレグザンダーが提唱した手法。うまくいっている物事に繰り返し現れる大切な要素を見つけ出し、それぞれに名前を付けて"共通の言葉"として共有することで、その知恵を誰もが活用できるようにする考え方です。
迎賓室ラップアップ|パターン・ランゲージ・ワークショップ4チームに分かれ、合宿で得た学びを「パターン・ランゲージ」という手法を参考に言葉にまとめていきました。一人ひとりの気づきを、チームのみんなで共有できる言葉の形にしていく時間です。「文化財級の重鎮+スタープレイヤー+憧れる若手」「知的な学び×くだらない楽しさの同居」「鷹山公への愛と尊敬」「酒中有道」など、チームを超えて響き合うキーワードが浮かび上がりました。
<会場> 旧米沢高等工業学校本館 迎賓室

合宿で生まれた共通言語

迎賓室でのラップアップ。4チームが「域内経済循環」「ローカル・オンリーワン」など、2泊3日の学びを共通言語として次の半年へ持ち帰りました。

最終日のワークショップで、参加者がパターン・ランゲージ手法を参考に言語化した米沢の磁場とTOUCAの本質:

- まちづくりの3層構造:文化財級のおじいさん+スタープレイヤー+憧れる若手が共存することで、地域内の知の循環が起きている
- 知的な学び × くだらない楽しさの同居:真面目な議論と肩書を超えた飲みニケーションが同居する場が、地域意思決定の触媒として機能する
- 域内経済循環:観光消費額だけでなく、域内調達率・乗数効果を測る隠岐モデル
- ローカル・オンリーワン:イオンタウンでもナショナルチェーンでもない、地域内編集が価値の源泉
- 酒中有道:お酒の場で人を導き、意思決定を進める文化

TOUCAについて

日本の各地域において、地域観光、地域経営に携わりながら、ともに遊びともに学ぶ、「遊学者」のコミニティ。文化、くらし、食、自然、循環...多様なテーマに地域の最前線で向き合う遊学者と、地域を巡る人が出会い、深めあう。そんな創発の輪を広げながら、観光にとどまらない、人と地域の関係性を探索し、未来の世代へ繋げていきます。
URL:https://touca.jp/
【一般社団法人 Intellectual Innovations について】

会社名:一般社団法人 Intellectual Innovations
所在地:東京都目黒区下目黒二丁目16-20 ARISTO目黒 103号
代表理事:池尾 健
設立:2018年3月
事業内容:日本の各地域において、地域観光、地域経営に携わりながら、ともに遊びともに学ぶ、「遊学者」のコミニティ『TOUCA』の運営をはじめ、未来のホテルGMの育成を目的とした、伴奏型トレーニングプログラム『GM GYM』の開発および運営など、企業・教育機関・行政を横断するコンテンツの企画・運営を手掛けています。
URL:https://intellectual-innovations.or.jp/
【プラットヨネザワ(株)について】
会社名:プラットヨネザワ株式会社
所在地:山形県米沢市本町2丁目1-12 マチスタヂオ
代表者:代表取締役 宮嶌 浩聡
設立:2022年4月
事業内容:観光まちづくり法人(DMO)、観光データベースマネージメント
URL:https://www.plat-yonezawa.jp/

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