トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

株式会社オウチーノ

「スクールカースト」は「コミュ力」「容姿」「運動神経」、「社会人カースト」は「給与」で決まる!

このエントリーをはてなブックマークに追加

「スクールカースト・社会人カースト」実態調査

学校という世界は、同年代が集まっていながらそこに序列や隔たりを感じることがある。最近ではそれを、身分制度になぞらえて「スクールカースト」と呼ぶ。今は社会人になった大人たちも、かつては「スクールカースト」なるものを感じていたのだろうか。また、社会人にもカーストはあるのだろうか。

今回、オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、首都圏在住で20歳~39歳の男女860名を対象に、「『学生生活』に関するアンケート調査」を行った。はじめに「あなたは『スクールカースト』のなかで、どの層にいたと思いますか?」という質問をした。結果、小学校のときに「最上層」もしくは「上層」にいたと回答した人が17.5%、「中層」が19.3%、「下層」もしくは「最下層」が9.3%だった。中学校の場合、「最上層」・「上層」が15.5%、「中層」が22.3%、「下層」・「最下層」が12.8%。高校の場合は、「最上層」・「上層」が14.6%、「中層」が21.6%、「下層」・「最下層」が11.6%だった。また、小学校から高校までずっと「最上層」もしくは「上層」にいた、輝かしい学生時代を過ごした人は7.7%だった。次に「『スクールカースト』の序列を決めるものは何だと思いますか?」と聞いたところ、「コミュニケーション能力」が47.0%と最も多く、「容姿」が43.7%、「運動神経」が28.9%と続いた。最後に「『社会人カースト(同年代のなかでの序列)』はあると思いますか?また、ご自身は現在どの層にいると思いますか?」と質問したところ、「最上層」・「上層」と回答した人が26.2%、「中層」が32.1%、「下層」・「最下層」が21.8%、「『社会人カースト』はないと思う」が19.9%だった。

7.7%が、小・中・高12年間「スクールカースト」のトップに君臨し続けていた!

はじめに「あなたは『スクールカースト』のなかで、どの層にいたと思いますか?」という質問をした。結果、小学校のときに「最上層」にいたと回答した人が7.2%、「上層」が10.3%、「中層」が19.3%、「下層」が5.7%、「最下層」が3.6%、「『スクールカースト』はなかった」という人が53.9%だった。中学校の場合、「最上層」が6.0%、「上層」が9.5%、「中層」が22.3%、「下層」が8.0%、「最下層」が4.8%、「『スクールカースト』はなかった」が49.4%だった。高校の場合は、「最上層」が5.8%、「上層」が8.8%、「中層」が21.6%、「下層」が8.6%、「最下層」が3.0%、「『スクールカースト』はなかった」が52.2%だった。また、小学校から高校までずっと「最上層」もしくは「上層」にいた、輝かしい学生時代を過ごした人は7.7%だった。
年代別に見ると、小学校のとき「『スクールカースト』はなかった」と回答した人は20代が44.1%、30代が64.2%、中学校のときは20代が38.9%、30代が60.3%、高校のときは20代が43.8%、30代が61.0%だった。若くなるにつれ、学生時代にカーストを感じていた人は増えるようだ。「最上層」もしくは「上層」と回答した人に理由を聞いたところ、小学校と中学校はともに「学業の成績が良かったから」という声が最も多かった。具体的には「目立つタイプではなかったが、勉強ができたので一目置かれていた」(26歳/女性)や「成績も運動神経も良く、モテたから」(36歳/男性)などが挙がった。小学校では次いで「クラスの中心だったから」という理由が多く、例えば「ガキ大将だったから」(27歳/男性)や「人気者だったから」(25歳/女性)などが聞かれた。中学校では「目立つグループにいたから」が続き、「派手なグループに所属していたから」(27歳/女性)や「リーダー的なグループにいたから」(24歳/女性)などが挙がった。高校で最も多かった理由は「派手なグループにいたから」と「クラスの中心だったから」で、具体的には「イケメン集団にいてモテたから」(29歳/男性)や「打ち上げの幹事など、クラスのまとめ役をしていたから」(25歳/女性)、「垢ぬけた明るいグループにいたから」(38歳/男性)などが挙げられた。

「スクールカースト」を決めるのは、「コミュ力」、「容姿」、「運動神経」!

次に「『スクールカースト』の序列を決めるものは何だと思いますか?」と聞いた。結果、「コミュニケーション能力」が47.0%と最も多く、「容姿」が43.7%、「運動神経」が28.9%、「学業の成績」が27.2%、「部活動」が22.9%と続いた。男女別に見ると、男性は「コミュニケーション能力」が最も多く50.2%、次いで「容姿」が37.2%、「運動神経」が32.9%、「学業の成績」が30.4%、「部活動」が26.6%だった。一方女性は「容姿」が49.5%と最も多く、「コミュニケーション能力」が43.9%、「運動神経」が25.0%、「学業の成績」が24.1%、「異性関係」が22.2%と続いた。女性の場合はより「見た目」や「人間関係」がカーストを左右するようだ。
「コミュニケーション能力」を選択した理由を聞いたところ、「交友関係に影響があるから」という声が最も多く、具体的には「社交的な人は下層にはならないと思うから」(29歳/女性)や「友だちが多くて明るい子が人気だったから」(26歳/女性)などが挙がった。他には「主導権を握れるから」という理由が多く、例えば「多くの人に認知されやすいから」(23歳/女性)や「場の空気を主導できるから」(27歳/男性)などの声が聞かれた。
「容姿」については、「目立つから」という理由が最も多かった。具体的には「見た目が優れていると一目置かれやすいと思うから」(27歳/女性)や「容姿が良いほど求心力があると思うから」(25歳/男性)などが挙がった。次いで「判断しやすいから」が多く、例えば「見た目は重要な判断材料となりうるから」(39歳/男性)や「一番分かりやすいから」(35歳/女性)などの声が聞かれた。他には「類は友を呼ぶから」という理由も多く、具体的には「容姿が似た者同士が友だちになるから」(26歳/女性)、「可愛い子やモテる子のいるグループは上層になることが多いから」(38歳/女性)などが挙げられた。「運動神経」では「目立つから」という声が最も多く、例えば「学生には部活や運動会、体育など運動神経があることによって輝ける場所が多くあるから」(23歳/男性)や「学生時代は有無を言わさず、運動ができたら天下を取れたから」(28歳/女性)などが挙がった。他には「幼いほど運動神経が良い=リスペクトの対象になるから」(25歳/女性)や「特にサッカー、バスケができるかが大きく影響する」(38歳/男性)などの声が聞かれた。

「社会人カースト」は「給与」で決まる!?

最後に「『社会人カースト(同年代のなかでの序列)』はあると思いますか?また、ご自身は現在どの層にいると思いますか?」と質問した。結果、「最上層」と回答した人が12.8%、「上層」が13.4%、「中層」が32.1%、「下層」が14.8%、「最下層」が7.0%、「『社会人カースト』はないと思う」が19.9%だった。
「『社会人カースト』はないと思う」と回答した男性は23.2%、女性は16.2%だった。社会人は、女性の方がカーストを感じている人が多いことが分かった。
それぞれ理由を聞いたところ、「最上層」・「上層」と回答した人、「下層」・「最下層」と回答した人ともに「給与」という声が最も多かった。「最上層」もしくは「上層」では具体的に「出世も早いし給料も高く、上から評価されているから」(28歳/女性)や「それなりの職につき、それなりの給与を得ているから」(37歳/男性)などが挙がった。「下層」もしくは「最下層」では、例えば「この先、たいして給料が上がりそうにないから」(29歳/男性)や「金銭的に苦しく、付き合いが悪いと思われている気がするから」(27歳/男性)などの声が聞かれた。
「中層」と回答した人では「平均的な生活を送っているから」という理由が最も多く、具体的には「仕事もプライベートもまあまあ充実しているから」(26歳/女性)や「家柄も学歴も職業も普通だから」(32歳/女性)などの声が挙がった。
「『社会人カースト』はないと思う」と回答した理由は「人それぞれだから」が最も多く、「自分なりの生き方を知ったから」(34歳/男性)や「それぞれの生き方が全く違うので比べにくい」(27歳/女性)、「相手に干渉しないから」(33歳/女性)などが具体的に挙がった。学生時代は成績以上に人間関係や見た目、キャラなどによって決まっていたカーストも、社会人になるとステータスがものを言うようになるようだ。

■調査概要
有効回答 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住で20歳~39歳の男女860名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2016年3月4日(金)~3月8日(火)

オウチーノdeヨムーノ:http://www.o-uccino.jp/article/archive/omoshiro/20160318-souken/

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る