20代女性ユーザーの半数が、「家計簿が続くようになった」
~金融機関連携機能を使うユーザーの4割が、クレジットカード派に~
株式会社ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用し、スマートフォンを利用する既婚者の20歳から59歳の女性945名を対象に、『家計簿アプリ利用の実態調査』を実施しました。
集計データをまとめた全32ページの調査結果レポートを「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」自主調査レポートページ(https://marketing-rc.com/report/)からダウンロード提供します。
【調査結果の概要】
■20代既婚女性スマホユーザーの3人に1人が、「家計簿アプリ」を利用中
既婚女性のスマートフォンユーザーのうち、「家計簿アプリ」で家計簿をつけているのは、19.4%でした。世代別に見ると、20代(29.4%)が最も高く、次いで30代(22.9%)、40代(11.9%)で、最も利用率が低かったのは50代(11.3%)でした。また、「家計簿をつけていない」と答えた割合も50代(62.9%)が最も高く、意外にも50代は家計簿をつけておらず、若年層ほど家計簿をつけ、家計簿アプリを利用する割合も高いことがわかりました。
■20代女性ユーザーの半数が、「アプリ利用で家計簿が続くようになった」
既婚女性の家計簿アプリユーザーのうち、「これまで面倒で続かなかった家計簿が、スマートフォンで手軽に入力できるようになったので、続くようになった」と回答した人は44.9%でした。年代別に見ると20代が最も高く、51.0%でした。
■金融機関連携機能を使うユーザーの4割が、クレジットカード派に
家計簿アプリに口座情報やクレジットカード情報などの金融機関の情報を登録し、連携させることで家計簿が自動で入力できる金融機関連携機能を利用しているユーザーに、アプリ利用前後の変化を聞いたところ、43.3%の人が「出入金の把握が楽なので、買い物はできるだけクレジットカードを使うようになった」と回答しました。
■金融機関連携機能を使っていないユーザーの3人に1人が、「利用してみたい」
金融機関連携機能を使っていない家計簿アプリユーザーのうち、今後「利用してみたい」と回答したのは27.5%でした。世代別に見ると20代が利用意向が最も高く35.3%、30代も31.4%だったのに対し、40代は6.3%でした。
※ 「あまり抵抗を感じないし、利用してみたいと思う」「抵抗を感じるが、利用してみたいと思う」の合計。
■金融機関連携機能を使うユーザーの4割が、「初めから抵抗を感じなかった」
金融機関連携機能を使っているユーザーに、家計簿アプリに金融機関の口座情報やクレジットカード情報などを提供することについて聞いたところ、「初めからほとんど抵抗を感じなかった」と答えた人が最も多く(36.7%)、次いで「初めは抵抗を感じたが、今ではほとんど感じない」(33.3%)、「今でも多少抵抗を感じるが、利用を止めるほどではない」(26.7%)でした。
【調査の実施概要】
調査期間 : 2015年12月18日(金)~12月21日(月)
調査対象 :スマートフォンユーザーの既婚者の20歳から59歳までの女性945名
質問項目 :
・家計管理の状況を教えてください。
・家計簿アプリの状況について教えてください。
・(家計簿アプリ以外の方法で家計簿をつけている人)家計簿を記入する頻度を教えてください。
・(家計簿アプリの利用を検討している人)家計簿アプリの利用に至らない理由を教えてください。
(家計簿アプリを利用している人)
・家計簿アプリを起動する頻度を教えてください。
・金融機関連携機能の利用状況を教えてください。
・金融機関連携型アプリの金融機関の情報の取り扱いについて考えを教えてください。
・現在利用している家計簿アプリを教えてください。
・家計簿アプリの今後の利用について、状況を教えてください。
・家計簿アプリを利用したことで、どのような変化があったか教えてください。
(金融機関連携機能を現在利用している人)
・金融機関連携型家計簿アプリを使い始めたきっかけを教えてください。
・金融機関連携機能を利用したことでどのような変化があったか教えてください。