トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

プラネット

FromプラネットVol.196<コインランドリーに関する意識調査>

このエントリーをはてなブックマークに追加

コインランドリーをよく使うのは若者? 高齢者? ~20代男性の3%がほぼ毎日利用~

 国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:坂田政一) は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第196号として、コインランドリーに関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータ提供や当社担当者が解説を差し上げることもできますので、お気軽にお問い合わせください。
※回答率(%)は小数点第2位以下を四捨五入し同第1位までを表示しています。そのため、内訳の合計と表示値が異なる場合があります。

若い世代がコインランドリーをヘビーユース

 これまでにコインランドリーを利用したことがあるかどうかを聞くと、「ある」と回答した人が58.2%(図表不掲載)でしたが、「この1年以内」に利用したことがあるかを聞くと(図表1)、「この1年利用していない」人が65.4%でした。
 利用頻度を性年代別に見ると(図表2)、「この1年利用していない」と回答した人の割合は年代が上がるほど高い傾向にあり、逆に「ほぼ毎日」「週に1回程度」「月に2~3回程度」と回答した人の割合は20代・30代が高い傾向にあります。「男性20代」は3.0%、「女性30代」は3.1%が「ほぼ毎日」と回答するなど、頻度で見れば、「コインランドリーのヘビーユーザーは若者」と言えそうです。

「車でコインランドリー」が最多

 コインランドリーを利用する際の交通手段を聞くと(図表3)、「自家用車」が60.0%、「徒歩」が24.6%でした。年代別に見ると、男女ともに20代では「自家用車」の割合が低く、そのぶん、「徒歩」の割合が高くなっています。いわゆる学生街やアパートの多い地域などに住んでいて、近くにコインランドリーがある人が多いのかもしれません。もちろん、そもそも車を所有していないこともあるでしょう。また、「自転車」の利用は、20代を除き、全年代で、男性より女性のほうが割合が高くなっています。

コインランドリー、使う理由・使わない理由

 この1年、コインランドリーを利用した人、利用しなかった人に、それぞれ理由を聞きました(図表4、5)。
 利用した理由で最も割合が高かったのが「自宅ではサイズや材質の問題で扱えない物も洗濯や乾燥できるから」(45.5%)でした。また、「悪天候が続いたから」(24.9%)が2位となっています。日常的な利用よりも、突発的な利用や、定期的ではあっても頻度の少ない利用が多いことを伺わせます。

 一方、利用しなかった理由では、「利用する必要を感じないから」(53.5%)がトップです。ただ、利用しなかった理由を年代別に見ると(図表6)、「利用する必要を感じないから」と回答した人の割合は若い世代ほど低くなっていて、相対的にほかの理由の比重が大きくなっています。

毛布や羽毛布団を洗えるのが便利!

 コインランドリーで洗濯や乾燥するものを聞くと(図表7)、「毛布」(47.3%)が大きく差をつけて1位でした。2位は「羽毛布団」(24.3%)なので、上位2つは衣類ではありません。
 コインランドリーを利用する理由のトップが「自宅ではサイズや材質の問題で扱えない物も洗濯や乾燥できるから」でした。「普段着」(23.3%)、「下着」(18.8%)など、衣類系に混じって「敷布団」(21.5%)、「シーツ」(21.0%)、「カーペット」(20.6%)といった、大きくてかさばるものが上位に並んでいます。

利用時間帯は年代によって大きな差

 コインランドリーを利用する主な時間帯を聞くと(図表8)、最も割合が高かったのは「昼前(9時~12時)」(28.8%)でした。そのあとは「昼過ぎ(12時~15時)」(22.0%)、「夜(18時~21時)」(13.6%)、「夕方(15時~18時)」(11.1%)と続きます。

 ただし、性年代別に見ると(図表9)、利用時間帯にかなりの違いがあります。「昼前」や「昼過ぎ」の利用は男女ともに「70代以上」が最も割合が高く、特に「昼前」は4割を超えています。一方で、「夜」に利用する割合が最も高いのが「20代」男女です。「昼前」の利用は女性のほうが割合が高く、「夜」は男性のほうが高いという傾向があるのですが、「深夜」になると、20代、30代、50代は男性のほうが、40代、60代は女性のほうが高く、バラバラです。
 「深夜」の利用は全体で見れば低いのですが、性年代別で最も割合の高い「男性30代」は15.0%と比較的高い割合です。そして「男性20代」(11.8%)についで、「女性20代」(6.9%)が3位になっています。
 利用時間帯の違いは生活習慣・環境や生活リズムの違いによると考えられますが、これだけバラつきがあると、長時間オープンしているコインランドリーが歓迎されそうです。

求めるのは何より「近さ」

 コインランドリーに求める機能を聞くと(図表10)、「自宅からの近さ」(58.1%)が最も票を集めました。
2位は「自分が利用する前に洗浄・消毒してくれる」(29.6%)です。他人も使うものなので、清潔かどうかはやはり気になるようです。
 そして、3位が「洗濯機などの空き状況がスマホなどでわかる」(24.5%)です。ネットやスマホなどが浸透したことから、コインランドリーにも進化を求める人は少なくないようで、「洗濯機などをネット予約できる」(15.2%)、「スマホやICカードで決済できる」(15.1%)といった回答も比較的多かったです。
 また、「無人対応」が11.6%、「有人対応」が4.9%となっています。どちらも求める機能として挙げている人の割合が低いことから、無人か有人か、こだわりがある人自体あまりいないようですが、「無人で十分」と考えている人のほうが多いようでした。

新タイプのコインランドリーに期待の声

 コインランドリーの使い方やエピソードなどを自由回答で募集しました。「たまたま使ったら便利だったため、それ以降、ユーザーになった」という人がいる一方で「以前使ったことはあるけど、暗くて、人もいなくて怖かった」「中の様子がよくわからなくて、入るのがためらわれた」という人も。最近ではカフェ併設の店舗が出現するなど、明るく、おしゃれな雰囲気の新店を歓迎する声もありました。コインランドリーに対する認識もまた変わるのかもしれませんね。

[表: https://prtimes.jp/data/corp/30978/table/147_1_bdf8b059188071d9e4fcc78b7fc94568.jpg ]

調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「コインランドリー」に関する意識調査を実施。
期間:2022年11月28日~12月2日、インターネットで4,000人から回答を得ています。

株式会社プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/ 
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。

From プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html (バックナンバーもご覧になれます)
株式会社プラネットが発信しているニュースレターです。消費財や暮らしに関する旬なトピックスなどをご紹介しています。

本件に関するお問い合わせ先
今リリースに掲載していない結果や属性データのご紹介や、当社担当者が解説を差し上げることもできます
株式会社プラネット 広報部(河合)
E-mail : koho-pr@planet-van.co.jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事