第1回の「組織構造」に続き、今回は組織を動かす「人」に焦点──元自衛官が解説する防衛産業参入支援ウェビナーシリーズ第2回

NEXA(運営会社:株式会社スペースデータ、代表取締役社長:佐藤航陽、以下「NEXA」)は、防衛産業への参入を検討する企業の経営者・事業責任者を対象とした無料ウェビナー「防衛産業参入シリーズ 第2回:陸・海・空の自衛官と、その文化・思考・行動様式を理解する30分」を、2026年6月17日(水)に開催します。第1回では、参入の羅針盤となる防衛省・自衛隊の「組織構造」を解説しました。第2回となる今回は、その組織を動かす「人」──陸・海・空の自衛官そのものに焦点を当て、提案・対話の精度を高める実践的な視点を、防衛力整備の現場を知る元自衛官が解説します。
ウェビナー開催概要
タイトル:【NEXA】防衛産業参入シリーズ 第2回:陸・海・空の自衛官と、その文化・思考・行動様式を理解する30分
日時:2026年6月17日(水)15:00~15:40(解説30分+質疑応答10分)
形式:オンライン配信
参加費:無料
対象:自社の先端技術・特殊技術・隊員の安全につながる技術等を防衛分野に展開し、新たな市場開拓を目指す経営者・事業責任者
登壇者:岩本和也(スペースデータ)。防衛力整備の現場経験を有する元自衛官。防衛省航空幕僚監部および内閣サイバーセキュリティセンターにて、兵器システムの整備・管理、予算獲得、財務省折衝、サイバーセキュリティ運用に従事。兵器システムと情報セキュリティの専門家として、現在はスペースデータで最先端技術の防衛実装を推進。
お申込み
背景:組織の次は、組織を動かす「人」を理解する
気候変動による大規模災害、地政学的緊張、サイバー脅威、サプライチェーンの分断、エネルギー・資源の供給不安──地政学・安全保障を抜きに事業を進めることが難しい時代に入り、自社の優れた技術を「デュアルユース技術」(民生・防衛の両分野で活用できる技術)として防衛分野に展開する動きが、製造業・テクノロジー企業を中心に広がっています。
こうした参入の入口では、防衛省・自衛隊の組織構造を理解することが第一歩となります(第1回で解説)。一方、実際に製品・サービスを提案し、現場の担当者と対話を重ねる段階では、もう一段深い理解が欠かせません。組織を動かす自衛官一人ひとりが、日本を取り巻く環境をどのようにとらえ、陸・海・空それぞれの特性のなかでどのような文化を醸成し、どのような経験を積み重ねているのか──この理解の深さが、「誰に・どのタイミングで・どう話すか」という提案の精度を大きく左右します。
ウェビナーの内容:自衛官への「解像度」を上げる3つの視点
本ウェビナーでは、自衛隊という組織を動かす「人」=自衛官そのものに焦点を当て、提案や対話の現場で役立つ実践的な視点を30分で解説します。具体的には、以下の3点を扱います。
- 我が国を取り巻く安全保障環境──自衛官が日々の任務の前提としている、地政学・脅威認識などの基本的な環境理解。
- 陸・海・空の自衛隊(自衛官)の特徴──陸上・海上・航空それぞれの存在価値・役割と、組織ごとに異なる文化的特徴。提案相手の価値観を読み解く手がかりとなります。
- 階級と補職(ポスト)の仕組み──階級制度の全体像と、昇任に伴う補職・経験の積み重ね。「誰が意思決定の鍵を握るのか」「どの階層にどう働きかけるべきか」を判断する基礎となります。
これらの理解は、自衛隊に製品やサービスを提案する場面はもちろん、提案後に現場の自衛官と対話を重ねていくうえでも大きな助けとなります。なお、本シリーズ第3回では、防衛予算と予算要求の仕組み・時期、防衛産業への参入方法、参入にあたり必要となるセキュリティについて解説する予定です(内容のボリュームに応じて、複数回に分けて開催する場合があります)。
NEXAの防衛産業参入支援プログラムについて
防衛分野への参入には、独自の調達制度や予算要求プロセス、組織文化への理解など、民間市場とは異なる障壁があります。NEXAでは、参入を本格的に進めたい企業に向けて、これらの障壁を解消する「防衛産業参入支援プログラム」を提供しています。本プログラムは元航空自衛隊の専門家が主管し、企業の事業フェーズに合わせて伴走支援します。本専門家は、「20年に一度」と言われる防衛省の大規模プロジェクトを主導した実務経験を有します。これは、防衛力整備事業に携わった自衛官だけが積める経験であり、なかでも他省庁や米軍との連携、財務省との折衝まで自ら担った者はごく限られます。本専門家は、4年がかりの実装プロジェクトを通じて、以下の業務を自ら遂行してきました。
- 他省庁、米国政府、米海・空軍、日米の民間企業との連携
- 複雑な要件定義からシステムの設計・開発・運用開始までの完遂
- 財務省との厳しい折衝による予算確保
この知見を活かし、民間技術の「防衛省向け翻訳」から「提案ロードマップの策定」「実装支援」、さらに機微情報を扱う場合は防衛省向けの「サイバーセキュリティ実装」まで、事業フェーズに合わせて一貫して支援します。
なお、本プログラムを発展させた新たな支援サービスについては、近日中に改めて発表する予定です。
今後の展望
NEXAは、デュアルユース技術の社会実装を通じて、企業の成長戦略と国家のレジリエンス(社会の回復力・強靭性)向上を同時に実現する仕組みを構築してまいります。本ウェビナーシリーズをきっかけに、防衛分野への参入に関心を寄せる企業との接点を広げ、日本の安全保障基盤の強化に貢献していきます。
株式会社スペースデータについて
株式会社スペースデータは、「宇宙を誰もが活用できる社会へ」という思いのもと、宇宙とデジタル技術の融合によって新たな産業や社会基盤を創造するテクノロジースタートアップです。
地球・宇宙環境を精密に再現するデジタルツイン技術を活用して、宇宙から都市開発、防災、安全保障まで、次の未来を支えるデジタルプラットフォームの構築を目指しています。さらに、宇宙ロボット・宇宙ステーションの運用基盤開発を通じて、宇宙社会の実現に向けて取り組んでいます。
スペースデータの公式サイトでは、「NEWS」にて最新の取り組みや発表をご紹介しています。
詳細はhttps://spacedata.jp/news をご覧ください。
社名:株式会社スペースデータ
代表:佐藤航陽
所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
資本金:15億1300万円
事業内容:宇宙開発に関わる投資と研究
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