国内最大級のHAZMAT倉庫群の誕生
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役会長 兼CEO:山田 御酒)は、茨城県古河市において、HAZMAT倉庫*10棟からなる物流施設「プロロジスパーク古河7」の竣工式を執り行ったと発表しました。

「プロロジスパーク古河7」(右手前10棟)
竣工式には、設計・施工を担当する三和建設株式会社 代表取締役社長 森本 尚孝 氏をはじめ関係者の方々、プロロジスからは、開発本部長 中村 明夫らが参列し、施設の完成を祝いました。
■ 国内最大級のHAZMAT倉庫群が実現する、ドライ倉庫との一体運用
「プロロジスパーク古河7」は、さまざまな用途に対応可能なマルチパーパス型ロジスティクスパークとしてプロロジスが開発を進める「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」(総敷地面積約177,000平方メートル )のエリア内に開発された施設です。
フェーズ2には、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク古河4」が稼働しているほか、2024年にHAZMAT倉庫8棟からなる「プロロジスパーク古河6」が竣工。今回の「プロロジスパーク古河7」の竣工により、同エリアのHAZMAT倉庫は19棟となりました。物流不動産プロバイダーが、複数棟から
なるマルチテナント型のHAZMAT倉庫群を開発するのは極めて珍しい試みです。
プロロジス古河プロジェクトでは、先行開発したフェーズ1において10棟がすでに稼働しています。フェーズ1・2を通じたHAZMAT倉庫の合計は29棟となり、本エリアは国内最大級のHAZMAT倉庫群として注目を集めています。
開発の背景として、HAZMAT倉庫の供給不足に加えて、ドライ倉庫(普通品を保管する常温倉庫)とHAZMAT倉庫の一体運用ニーズが高いことがあげられます。危険品に該当する商品は年々増加しており、危険品を扱う企業の法令順守意識も高まっています。賃貸型HAZMAT倉庫のニーズ増加に対して、供給が追い付いていないのが現状です。特に、効率的な運用が可能となるドライ倉庫とHAZMAT倉庫が近接した物流拠点はさらに供給不足であり、希少性の高い存在となっています。
2024年9月には、株式会社丸和運輸機関(本社:埼玉県吉川市、代表取締役会長:和佐見 勝)とプロロジスが、「プロロジスパーク古河4」の一部と「プロロジスパーク古河6」全棟について賃貸契約を締結しました。同社の担当者は、「HAZMAT倉庫とドライ倉庫間を車両でスムーズに移動できる動線設計になっています。タイムロスのない一体運用が可能となり、業務効率の向上に大きく寄与しています」と話しています。
「プロロジスパーク古河7」および「プロロジスパーク古河4」の残区画について、引き続き入居企業を募集しています。
■ 地域の歴史より着想を得たデザインを採用
「プロロジスパーク古河6」および「プロロジスパーク古河7」のHAZMAT倉庫群では、古河藩主・土井利位が著した「雪華図説」の雪の結晶に着想を得た六角形のデザインを外観に採用しています。「雪華図説」は、日本で初めて雪の結晶を観察した図鑑として知られています。

この雪の結晶をモチーフにした意匠は、古河市内のさまざまな景観や地域の取り組みにも活用されており、本施設もそうした地域性を大切にしながらデザインされました。また、外観に施された六角形のデザインには棟番号が表示されており、トラックドライバーが荷物の搬出入を行う際に、建物を視覚的に判別しやすいよう工夫されています。
配置位置については、実際の運用を想定したシミュレーションを何度も重ね、最適な位置が決定されました。
■「プロロジスパーク古河7」開発地
開発地は、関東地方のほぼ中央に位置する北利根工業団地内に立地し、国道・高速道路を利用して、東西南北の主要都市・港・空港まで約1時間で到達可能です。圏央道「五霞IC」および「境古河IC」からは約10分で、関東全域のみならず、東北方面や関西方面へのアクセスも良好です。さらに、自動車で30分圏内にはJR宇都宮線沿線の住宅地があるなど、雇用にも有利な地域といえます。
■「プロロジスパーク古河7」施設概要
「プロロジスパーク古河7」は、約6,800坪(約22,500平方メートル )の敷地に、HAZMAT倉庫10棟や管理棟からなる延床面積約3,500坪(約11,800平方メートル )の物流施設として開発されました。
施設には泡消火設備を装備し、コンプライアンス順守の観点から安全な保管場所の需要が急増しているリチウムイオンバッテリーや化粧品、アルコール類などの保管にも対応可能です。さらに、奥行5メートルの庇も備えており、雨天時の荷降ろし作業もスムーズに進めることができます。

HAZMAT倉庫の開発・運営に約15年のノウハウがあるプロロジスは、さまざまな方法で危険品保管ニーズに対応してきた実績があり、「プロロジス パーク古河7」の開発により、多様な業種・用途の物流需要に応えます。

管理棟には、「プロロジスパーク古河7」の入居企業が利用可能なシェアオフィスを設置しました。各入居企業が業務拠点として柔軟に活用できるよう、1社あたり2ブースの利用を想定した計画です。シェアオフィスには家具をあらかじめ備え付け、入居後すぐに利用を開始できる環境を整えています。
【マルチテナント型HAZMAT倉庫「プロロジスパーク古河7」施設概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/95695/table/163_1_539fe3ba5eeb96c353b1be1f89581f5e.jpg?v=202602190645 ]
■「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」について
「プロロジスパーク古河4」:マルチテナント型物流施設|運営中・入居募集中
「プロロジスパーク古河5」:BTS型物流施設(特定企業専用)|運営中
「プロロジスパーク古河6」:マルチテナント型HAZMAT倉庫|運営中
「プロロジスパーク古河7」:マルチテナント型HAZMAT倉庫|運営中・入居募集中
「プロロジスパーク古河8」:計画中|計画中
「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」は、さまざまな用途で利用できるマルチパーパス型ロジスティクスパークとして開発を進めており、5つの物流施設を運営・計画中です。

なお、同地の北東隣では、「プロロジス古河プロジェクト フェーズ1」として、合計約106,000平方メートル のエリアに3つのBTS型物流施設「プロロジスパーク古河1・2・3」が稼働中です。
■ 茨城県内のプロロジスパーク
プロロジスは、茨城県内において、「プロロジスパーク古河1・2・3・4・5・6・7」や「プロロジスパークつくば1-A・1-B・2・3」、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク常総」など12棟の物流施設を運営中です。
プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく物流施設の開発・運営を進めてまいります。
*HAZMAT倉庫:HAZMATとは、「hazardous material(危険品)」を省略した言葉。法律によって危険品と指定されたものを保管する施設をHAZMAT倉庫という。HAZMAT倉庫は建築基準法や消防法といった法律により、危険品の指定数量や保管する建物の構造、人員体制などが厳しく定められており、建設するには消防との事前協議および許可申請も必要になる。