検針作業の削減や承認業務の自動化により省力化を実現
現場データの活用を支援するシリコンバレー発スタートアップMODE, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、日本支店:東京都千代田区、CEO:上田 学、以下「MODE」)は、株式会社日立リアルエステートパートナーズ(本社:東京都千代田区、取締役社長:田中 憲一、以下「日立リアルエステートパートナーズ」)と共同で実施した、建物保全業務のDX推進に向けた実証実験において、業務効率化に関する有効な成果が得られたことをお知らせします。
関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000035514.html
実証結果の概要
本実証では、人手による巡回点検業務における、紙やタブレットでの手入力作業ならびに目視や聴覚・嗅覚などの「五感点検」に対して、IoTプラットフォーム「BizStack」導入により点検データの自動蓄積、各種帳票類の生成自動化、現場作業者への業務アシスタントを検証し、遠隔監視による効率的かつ高品質な保守管理の実現を目指す実証として執り行われました。
今回は実証の第一フェーズとして、検針AIカメラとBizStackを活用し、アナログメーターの検針業務および承認業務の効率化に取り組みました。その結果、以下の効果を確認しました。
現場作業の効率化
従来、作業員が現場で行っていた検針および記録業務における、以下の効率化が確認されました。
- 検針、iPadへの入力作業:約7分削減
- 検針に伴う移動時間:約8分削減
これにより、1日あたり合計約15分の作業削減を実現しました。

成果の意義
近年では、少子高齢化に伴う人手不足を背景に、各拠点で分散していた設備データをクラウド上に集約し、異常発生時には遠隔から状況を把握し現地対応を行う、あるいは外部パートナーと連携して迅速に対応するなど、運用の効率化・省人化が進みつつあります。
本実証により、従来人手に依存していた建物保全業務において、データの自動取得・統合・活用を通じた業務効率化の有効性が確認されました。
また、BizStackと、Azure上のサーバーで運用される他システムとのデータ連携が容易にできることも確認できました。
今後の展望
今後は、複数拠点に分散する設備・保全データや施設の様々な情報をIoTプラットフォーム上で一元的に管理し、遠隔からの効率的かつ高品質な運用を実現する取り組みを進めてまいります。
活用できる基盤の構築を支援し、限られた人員でも複数拠点を効率的に管理できる社会の実現に貢献してまいります。
BizStackとは

「BizStack」は、現場のリアルタイムデータや既存システムのデータを一元的に統合し、AIを活用した直感的な操作による業務効率化や安全性向上を実現するIoTプラットフォームです。
建設・製造・物流などの「現場」で発生する多様なデータをつなぎ、センサーやカメラからのIoTデータ・既存の業務システム・SaaSなどから取得した情報をリアルタイムに収集・解析できます。
MODEについて

MODEは、現場のリアルタイムデータのインテグレーションを支援する「BizStack」を開発・提供する、シリコンバレー発のスタートアップです。建設・製造・物流などの現場が抱える人手不足や業務の属人化といった課題に対し、デジタル技術と現場理解に基づいたアプローチで、多くの企業のDXを支援しています。
会社概要
会社名:MODE, Inc.
代表者:CEO / Co-Founder 上田 学
所在地:1840 Gateway Dr. Suite 250 San Mateo, CA 94404 USA
設立:2014年7月
事業内容:IoTプラットフォーム「BizStack」の企画・開発・提供
URL:https://www.tinkermode.jp