約4万人の従業員一人ひとりの心の状態を示す「チームダッシュボード」 全国約880店舗のお客様の属性や来店頻度を理解する「リピートダッシュボード」
「心的資本経営」を原動力に、世界中へ食の感動体験を提供する株式会社トリドールホールディングス(東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO 粟田 貴也、以下、トリドールHD)は、当社が掲げる「心的資本経営」の実践の一環として、丸亀製麺の全国約880店舗※1で活用している「ハピカンダッシュボード」に新機能を追加します。お客様の属性や来店頻度を可視化する「リピートダッシュボード」と、従業員一人ひとりの“心”の状態を店長が把握できる「チームダッシュボード」を2026年3月より導入します。これにより、お客様の来店構造と従業員の心の状態を統合的に把握・分析が可能になり、「心的資本経営」のさらなる進化を図ります。
【3回のハピネススコア分析から見えてきた課題と進化】
2025年7月より、アルサーガパートナーズ株式会社と共同開発した従業員向けの「ハピネススコア※2インタビュー」をこれまで3回実施してきました。直近では有効回答数が13,000件を超え、前回比で約3,000人増加するなど現場への浸透が進んでいます。また、ハピネススコアは店舗レベルで集約した数値も重要ですが、従業員個人レベルで把握することでより具体的に状況が把握でき、効果的なアプローチができるであろうとの仮説から、株式会社プレイドとの共同開発をさらに進めて生まれたのが「チームダッシュボード」です。
【従業員一人ひとりの“心”に向き合う「チームダッシュボード」】
「チームダッシュボード」では、従業員が回答したハピネススコアインタビューの結果から「誇り」、「安心感」、「繋がり感」、「貢献実感」の4要素、それらを総合した「ハピネススコア」といった指標に基づき一人ひとりの心の状態を可視化します。AIエージェントは、従業員一人ひとりの数値やインタビュー回答内容のサマリーと、その相手に対してとるべきアクションを提示し、店長やハピカンキャプテン※3のコミュニケーションを支援します。これにより、従来の店舗単位の平均値に基づくマネジメントから、従業員一人ひとりの心の状態に応じたコミュニケーションが可能になり、より丁寧で具体的な関わりへと関係性の進化をもたらします。各従業員のハピネスがさらに向上し、内発的動機から生まれる主体的な行動を促し、店舗全体の活力向上へとつなげます。
【チームダッシュボードのイメージ】

【お客様の属性・来店頻度などの情報を可視化する「リピートダッシュボード」】
「リピートダッシュボード」では、丸亀製麺アプリやレシートデータを活用し、店舗ごとにお客様の属性や来店頻度を把握できるようになりました。従来はお食事直後のアンケートをもとに感動スコア※4を集計し店舗運営に活かしていましたが、本機能の導入により、初来店のお客様が多い店舗か、常連のお客様に支えられている店舗か、来店頻度にどのような変化があるか、といった顧客傾向をより多面的に把握・分析できるようになります。来店状況に応じた適切なコミュニケーションを実践することで、さらなるお客様の感動体験創出を図ります。
【リピートダッシュボードのイメージ】

【従業員の心理データと顧客データを統合的に可視化したマネジメントを実現】
トリドールHDが推進する「心的資本経営」は、従業員の“心の幸せ”とお客様の“心の感動”をともに重要な資本ととらえ、その好循環によって持続的な成長を実現する経営思想です。従業員が幸福感を持って働ける環境が整うことで内発的動機が高まり、その力が顧客の感動体験を生み出し、店舗の持続的な繁盛へとつながります。そして、その成果が再び従業員へ還元されることで、さらなる好循環が生まれます。
今回の機能追加により、まず従業員一人ひとりの心理状態を個人単位で把握できる環境が整いました。さらに、店舗ごとの顧客の来店構造も可視化されることで、従業員の状態と顧客の行動を結びつけて分析できる体制が構築されます。これにより、各店舗で「各メンバーがどのような心理状態であり、どのような顧客構造の中で感動体験を提供しているのか」といった関係性まで捉えることが可能になり、より解像度の高いマネジメントを実現します。トリドールHDは今後も、データとテクノロジーを活用しながら、従業員と顧客の両輪で「ハピカン繁盛サイクル」を推進してまいります。
■「心的資本経営」について
トリドールHDが推進する「心的資本経営」とは、「従業員の“心”の幸せ」と「お客様の“心”の感動」を共に重要な資本ととらえ、どちらの“心”も満たし続けることで持続的な事業成長を実現する新たな経営思想です。
従業員が幸福感(ハピネス)を持って働ける環境が整うことで内発的動機が育まれ、その力が顧客に感動(カンドウ)体験を生み出し、その感動が店舗の持続的な繁盛へとつながります。成果を従業員に還元することで再び幸福度が高まり、感動体験がさらに深化する好循環が生まれます。この好循環をトリドールHDでは「ハピカン繁盛サイクル※5」と定義しています。
トリドールグループは、心的資本経営を基盤に、従業員の内発的動機を高め、唯一無二の感動体験を創造し続けることで、世界中に食の感動を届けてまいります。
■心的資本経営サイト
https://www.toridoll.com/management-philosophy/happiness-capital-management
■トリドールHD公式noteアカウント
https://note.com/toridollholdings
※1 2026年1月末時点
※2 2025年7月から本格導入した、従業員の心の満足度をAI音声インタビューによって測定しスコア化した独自指標
※3 従来の店長制度を刷新した「ハピカンオフィサー制度」の丸亀製麺におけるリーダーの呼称。これまで店長が担っていた管理業務の一部をチームメンバーに移管し、店舗で働く一人ひとりの“心”にフォーカスした活動を通じて内発的動機を引き出し、店舗独自のお客様の食の感動体験を創造することを主軸とした新しい役割へと進化します。2025年11月に初代ハピカンキャプテンが5名認定されました。
※4 2024年4月から導入した、食後のアンケートによってお客様の感動体験を数値化したもの
※5 従業員の幸福感(ハピネス)とお客様の感動(カンドウ)、店舗の持続的な繁盛の循環
トリドールホールディングスについて
「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに掲げ、さまざまな業態の飲食チェーンを展開し、味覚だけでなく五感が揺さぶられる、本能が歓ぶほどの感動を探求し続けています。
トリドールグループは「心的資本経営」を原動力に、従業員の“心の幸せ”とお客さまの“心の感動”を生み出し、持続的な事業成長を目指しています。
今後も「食の感動体験」をどこまでも追求し、世界中で唯一無二の日本発グローバルフードカンパニーを目指して、予測不能な進化を遂げるため、国内のみならず海外での展開を積極的に推進してまいります。