『Pen』 4月1日号(3月15日発売)CCCメディアハウス

今年、バウハウスは創設100年を迎えます。ナチスによりおよそ14年で閉鎖へ追い込まれましたが、バウハウスの先鋭的な造形教育とその理念は世界に波及していきました。教授やバウハウスで学んだ学生の建築、デザインはマスターピースとして世界で愛されています。モダン・デザインの源流であるバウハウスを、いま改めてひも解く大特集です。
<特集の見どころをピックアップ!>
世界に影響を与えた、バウハウスを巡る人々。
わずか14年で閉校しましたがバウハウスの教授や生徒は世界で活躍し、理念が受け継がれています。現在のデザイン教育の基礎を築いたマイスターと呼ばれる教授陣をはじめ、バウハウスから広がったアメリカ、日本の関係までを網羅する大相関図を収録。バウハウスを知るには絶好の資料です。
誌上で開催、バウハウスの特別レクチャー
バウハウスでの授業や制作について、第一線で活躍するプロが誌上で特別講義をしてくれました。
・LECTURE 1:マルセル・ブロイヤーの家具「パイプの発見によって生まれた椅子。」
━ 教える人 コンスタンティン・グルチッチ(プロダクト・デザイナー)
・LECTURE 3:バウハウスの建築「総合芸術としての、バウ=建築とは。」
━ 教える人 イネス・ヴァイツマン(ヴァイマール・バウハウス大学 助教授)
・LECTURE 5:ヴァシリー・カンディンスキーとパウル・クレー「巨匠2人が教えた、造形の基礎理論。」
━ 教える人 新藤真知(日本パウル・クレー協会代表)…ほか
デッサウとヴァイマール、先駆的な名建築へ。
デッサウとヴァイマールに残るバウハウスの建築群は、世界遺産にも指定されています。デッサウ校舎やカンディンスキー/クレー邸をはじめ、いつか見に行きたい名作建築を紹介します。
クリエイションを刺激した、バウハウスの存在。
ファッションデザイナーのジル・サンダーやイラストレーターの安齋肇などのクリエイターが、バウハウスの精神やデザインから受けた影響を語ってくれました。
そのほか、アメリカで引き継がれたバウハウスの活動や、いま手に入れたい永遠のマスターピースも掲載。優れたデザインを見直す、必読の教科書です。第二特集、ジュネーブサロン「SIHH」での新作時計レポートもお見逃しなく。
Pen最新号はこちら。→ https://www.pen-online.jp/magazine/pen/471-bauhaus/