~建設技術者として培った実務経験・技術を次世代に継承したい方へ~
独立行政法人国立高等専門学校機構 舞鶴工業高等専門学校(京都府舞鶴市 校長:林 康裕 以下「舞鶴高専」)は、熟練建設技術者が教えるための技術を学ぶ「実務家教員育成研修プログラム」2023年度受講者の募集を開始しました。定員は10名、応募締切は2023年5月15日(月)です。応募の詳細は下記(リーフレット及びホームページ)をご覧ください。
https://www.maizuru-ct.ac.jp/imec/jp-reim.html#jp2023
◆「実務家教員育成研修プログラム」とは
建設業界における人材育成・技術継承の担い手として、広く活躍できる人材の育成を目指しています。技術士または国土交通省登録資格等の技術資格を持つ方で、建設分野で10年以上の実務経験をお持ちの方を受講者として募集しています。
プログラムの内容は、“教える”ために必要な能力の修得をめざす実践的カリキュラムとなっています。
カリキュラムは、これまで培った実務経験を言語化する「実務経験と専門性の棚卸講座」、授業デザインや教授法、アクティブ・ラーニングを学ぶ「教育能力養成講座」などから構成され、プログラム終盤では“教育実習”として、実務家の立場から高専生に対して講義を行います。
これまで、橋梁メーカー、建設コンサルタント、行政機関などから熟練技術者が受講し、約8ヶ月にわたるプログラムを経て実務家教員として認定されました。修了生の中には、高専が実施するインフラメンテナンス分野のリカレント教育(社会人の学び直し)の講師として、実際に活躍している技術者もいます。また、所属企業・団体等での研修講師、建設業界における人材育成・技術継承の担い手として、活躍の場を広げることができます。
2023年度の開催は6月から(事前学修のeラーニングを講習会に先行して開始)を予定しており、現在、受講者を募集中です。
自らが培った実務経験や技術を次世代に伝えたい、次世代を担う技術者を育成していきたい、という方のご応募をお待ちしております。
◆社会基盤メンテナンス教育センター(iMec)概要
インフラメンテナンス維持管理・修繕等に対応できる人材育成を行う機関として、平成26年1月23日に社会基盤メンテナンス教育センターを開設。平成28年度からは、アクティブ・ラーニングを基軸とした、eラーニングと講習会を組み合わせた“e+iMec講習会”を開催。橋梁メンテナンスに関する技術資格認定を実施。令和元年度から、文部科学省Society5.0に対応した行動技術人材育成事業「持続的な産学共同人材育成システム構築事
業」の中核拠点『KOSEN型産学共同インフラメンテナンス人材育成システムの構築』(KOSEN-REIM)を開始。橋梁診断までのリカレント教育プログラム体験を構築する他、技術継承を担う実務家教員を育成し、当センターの取組を高専のネットワークを生かし全国展開することを目指している。
名称:舞鶴工業高等専門学校社会基盤メンテナンス教育センター
所在地:〒625-8511京都府舞鶴市字白屋234
代表者:センター長 玉田 和也
設立:平成26年1月23日
URL:https://www.maizuru-ct.ac.jp/imec/
事業内容:インフラの維持管理に関する実践的な教育システムを構築し、全国の高専生や地方自治体職員、民間技術者などを幅広く受け入れ、現場に密着した教育センターとして、維持管理技術に特化した人材育成を行っている。
◆舞鶴工業高等専門学校について
本科は4学科(機械工学科、電気情報工学科、電子制御工学科、建設システム工学科)で構成され、5年間一貫教育により、実践性と創造性を併せ持つ高度技術者を養成するための国立の高等教育機関です。
さらに専門的な学習を行う2年間の専攻科(電気電子システム工学コース、機械制御システム工学コース、建設工学コース)を有し、融合複合的な教育を行うことにより、国際社会で力を発揮できる中核的技術者を育成することを目指しています。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 舞鶴高等専門学校
所在地:京都府舞鶴市字白屋234番地
校長:林 康裕
設立:1965年
URL: https://www.maizuru-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
◆本リリースに関するお問い合わせ先
独立行政法人高等専門学校機構
舞鶴高等専門学校 社会基盤メンテナンス教育センター(iMec)
TEL: 0773-62-8877(平日9:00~16:00)
e-mail:imec@maizuru-ct.ac.jp