艶やかに紡ぎ奏でる、華麗なる音絵巻「シェエラザード」
90年以上の歴史と実績を誇る日本を代表するオーケストラであるNHK交響楽団。今回この名門オケを率いるのはトゥガン・ソヒエフ。妖艶な音色、烈しい情緒を愛でるマエストロ3年ぶりの横浜では、有名な物語から編まれた劇付随音楽を艶やかに紡ぎ奏でる豪華な音絵巻が描かれます。
開演を彩るのは、ベルギーの劇作家メーテルリンクの哀しく幻想的なお伽話に合わせ編まれたフォーレの組曲「ペレアスとメリザンド」。ハープとフルートによる第4楽章のシシリエンヌはつとに有名で、単独で演奏されることも多い名曲です。2曲目が、N響の弦楽パートの妙技が際立つであろうブリテンの「シンプル・シンフォニー」。3曲目が、リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」。シェエラザードは、「千夜一夜物語」の登場人物であり語り手。サーサーン朝時代のペルシャ王の王妃であり、毎夜、命がけで王に物語を語り、千と一夜の物語を終える頃には、王は大変喜び、シェエラザードを正妻にするという大団円の物語。そして、この曲はマエストロがここぞという場面で披露する演目でもあります。真冬のこの時期にぴったりのエキゾチックな音絵巻に酔いしれていただきたいと思います。


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