2022年2月25日(金)11時05分~ 広島大学附属小学校
一般社団法人日本知識士協会は、海の文化・歴史・海の中の生物や環境問題など海にかかわることを楽しく学べる「海のライブ・クイズイベント」を2月25日(金)に広島大学附属小学校で開催しました。このイベントは海のことをレクチャーパート(勉強)・クイズラウンド(3択問題・早押し)で学べるプログラムです。参加した5・6年生125名の皆さんは真剣な眼差しでレクチャーを聞き、クイズでは生まれて初めて触る本格的な早押しボタンをドキドキしながら押す様子はとても感動的でした。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

イベント概要
・開催概要:海のライブ・クイズイベント2021 in 広島
<プログラム>個人戦
1.海のレクチャータイム
2.予選ラウンド(三択の問題を出題)
3.決勝ラウンド(早押しクイズ対決)
・日程:2022年2月25日(金)
・開催場所:広島大学附属小学校 5・6年生(125名)
広島県広島市南区翠1丁目1-1
まずはレクチャータイムで勉強!

レクチャータイムでは、世界的にも課題となっている海洋問題や、海にまつわる文化・歴史など難しい事柄を子どもたちにとって分かりやすく楽しく海を学ぶことができるクイズ形式のレクチャーを実施。社会・理科の授業や身近な生活で聞いたことはあるけれどまだまだ知らない広い海についての授業に、子どもたちは顔を見合わせて驚いたり笑顔をみせていました。またこれから先に行われるクイズ予選、クイズ決勝戦に出題されるかも!と聞いた児童の皆さんは、しっかりメモもとりながらクイズ大会に向けて真剣に海の問題について学びました。
いよいよクイズ予選ラウンド、そして決勝ラウンド
海のレクチャータイム終了後、まずは予選ラウンド。三択問題では、みんなレクチャータイムで一生懸命とったメモを活用して挑んでいました。正解発表の瞬間を祈りながら待ち、正解すると跳ね上がって喜んでおり全員が真剣勝負を楽しむ様子が印象的でした。勉強の成果が実って予選は全問正解が18名!最後はジャンケンで準決勝進出者を決める大接戦でした。

そして準決勝・決勝ラウンドは、本格的な早押しボタンを使用した早押しクイズ。予選ラウンドを勝ち残った12名が進出しました。
まずは、順番に名前を呼ばれた児童がそれぞれ早押しボタンを押して練習!決勝戦へ向けた緊張感が伝わります。海を身近に感じられる問題が次々と繰り出されました。テレビ番組のような問題を読み終わる前に早押し回答・正解が続く白熱した闘いに、観覧児童も前のめりになりながら応援していました。

終了後、児童・先生インタビュー
児童「すごく勉強になり、楽しかったです。これからは海に行った時にごみをちゃんと持って帰ろうなどということを思えるようになりました。」
6年担任の先生「今日学んだことを子どもたちがまた何年か後に新たな人に伝えてその輪が広がっていってほしいと子どもたちに期待しています。」

1時間半に及ぶイベントでしたが、木村アナウンサーの親しみやすい解説に児童たちは積極的な姿勢で耳を傾け、集中力が途切れることなくクイズ大会を楽しみました。コロナ禍で2学年揃ってのイベントは久しぶりのことでしたが、自分のクラスの友達が正解すると大きく喜んだりとまるでクラスがチームのように温かい応援をしながら最後までみんなで頑張ることができました。
この日学んだことをしっかり家族に伝えることが子どもたちへの宿題となり、帰ったらどんなことを話そうかと友達と話しながら学びの輪を広げていました。
団体概要

団体名称:一般社団法人日本知識士協会
本社所在地:東京都港区赤坂7-10-9 赤坂伊藤ビル2F
電話番号:090-2549-3012
代表理事:高橋純子
設立:2021年3月
URL:https://twitter.com/Umi_Quiz

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/