~大正ロマン漂う「蔵」で体験する、130年の歴史と未来への挑戦~
グンゼ株式会社が運営する企業博物館「グンゼ博物苑」は、2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日)の年間入場者数が初めて8万人を突破し、過去最高を記録しました。
グンゼ博物苑は、創業の地である京都府綾部市に、大正時代の繭蔵を改装した展示施設として建設し、現在は地域社会との共生と文化発信の拠点となっています。今回の記録更新は、近年の展示内容の拡充や、地域イベントとの連携強化が実を結んだものです。

春のバラまつり開催中のグンゼ博物苑(2025年撮影)
■8万人突破の背景
2025年度は、幅広い世代が楽しめるよう、歴史とトレンドを融合させた施策を展開しました。
・「大正ロマン」を活かしたフォトスポットの展開:歴史的建造物である蔵の雰囲気を活かしたイベントがSNSなどで話題となり、若年層や観光客の来苑が急増しました。
・企画展の充実:地元の人間国宝による名品展や「昭和100年展」など、地域の歴史と暮らしに焦点を当てた展示が、リピーター層の支持を集めました。
・地域共生イベントの推進:「おかいこさんフェスティバル」、「みんなのひな祭り」など、ご家族で楽しめる参加型イベントを定期開催し、地域住民の憩いの場として定着しています。
■グンゼ博物苑について
1996年、グンゼ創立100周年に、大正時代に使用していた繭蔵をリニューアルして開苑した展示施設です。2016年の120周年を機に再リニューアルし、「創業蔵」「現代蔵」「未来蔵」「集蔵」に展示内容を再構成しました。
・創業蔵:1896年の創業以来、地域と共に歩んできたグンゼの原点を展示。
・現代蔵:繊維からプラスチック、メディカル事業へと進化した現在の技術を紹介。
・未来蔵:持続可能な社会の実現に向けた、サーキュラーメーカーとしての未来像を提示。
・集蔵:地元の展示会、発表会など、各種イベントに利用できる多目的スペース。
ホームページ:https://www.gunze.co.jp/gunzehakubutu/
■今後の展望
グンゼは「ここちよさ」を提供する企業として、当博物苑を通じて歴史を重んじつつ、未来の豊かな暮らしを提案し続けます。2026年4月より、プラスチックの単なる削減にとどまらず、廃棄物を資源として循環させ続ける「サーキュラーメーカー」への転換を描いた「プラスチック資源循環戦略」の解説展示を新たに公開いたします。今後も魅力的な展示やイベントを企画し、皆さまのご来苑を心よりお待ちしております。