パナソニック株式会社は、2013年10月6日(日)~13日(日)の8日間、オーストラリアで開催される世界最大級のソーラーカーレースの一つである「World Solar Challenge 2013(WSC 2013)」に参戦する東海大学のソーラーカーチームを技術支援することで合意いたしました。パナソニックは発電量トップクラス(※1)のHIT(R)(※2)太陽電池と高容量リチウムイオン電池の提供などを通じて、東海大学のソーラーカーチームをサポートします。
▼東海大学ソーラーカーテスト走行 パナソニックがHIT太陽電池と高容量リチウムイオン電池を供給
http://youtu.be/4okDqm08xug
同レースは1987年より開催されており(1999年から隔年開催)、オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの3,021kmをソーラーカーで縦断しタイムを競うもので、大学や企業をはじめ世界中から多くのチームが参加します。東海大学チームは同レースで、2009年に続き、2011年も連続優勝しており、今回のレースにおいて、3連覇を目指します。2012年は「国際自動車連盟(FIA)公認の代替燃料車による世界最長の自動車レース」でも優勝しています。パナソニックが提供するHIT(R)太陽電池は、結晶シリコン基板とアモルファスシリコン薄膜を組み合わせた独自のハイブリッド構造を有しており、一般的な結晶シリコン系太陽電池と比較して、高温時での出力低下が少なく、単位面積当たりの発電量はトップクラス(※2)を誇っています。WSCでは、搭載可能な太陽電池面積が最大6平方メートル(※3)と限られていることに加え、オーストラリアの強い日射により太陽電池は高温になります。単位面積あたりの発電量が多く、高温に強い特性を持つHIT(R)太陽電池はソーラーカーに最適の太陽電池です。今回、ソーラーカー用に特別に設計、製作したHIT(R)太陽電池モジュールを提供しますが、発電の中核的役割を担う太陽電池セルは専用品ではなく、基本的に住宅向けの量産品を使用しています。
また、パナソニックが提供する二次電池は、独自のニッケル系正極を採用した円筒形18650サイズ(直径18mm、高さ65mm)の高容量リチウムイオン電池です。高容量かつ軽量でHIT(R)太陽電池で発電された電気をより多く充電し、曇天など日照量が少ない場合においても 長時間走行を可能にします。
※1 面積(m2あたり)でもシステム容量(kWあたり)でも。国内の住宅用太陽光発電システム業界において。パナソニック調べ。太陽光発電システム容量1kWあたりの年間推定発電量1,188kWh/kW[大阪市、HIT233/HIT240/HIT240α/HIT245α、パワーコンディショナ VBPC255A4:96%(330V時)の場合]2013年6月現在一般社団法人 太陽光発電協会基準 「年間推定発電量計算式」に基づく
※2 HITはパナソニックグループ登録商標であり、オリジナル技術です
※3 シリコン系太陽電池の場合
▼パナソニックのHIT太陽電池
http://sumai.panasonic.jp/solar/
▼パナソニックの太陽光発電・蓄電システム
http://sumai.panasonic.jp/solar_battery/
▼東海大学ソーラーカーチーム
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▼ワールド・ソーラー・チャレンジ公式サイト(英語)
http://www.worldsolarchallenge.org/
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