関東地方も梅雨入りし、はっきりしないお天気が続く日々。確かに梅雨は鬱陶しいけれど、この時期ならではの過ごし方もあるはず。今日は、雨の日に家の中で読みたい話題作3冊を紹介しよう。
1.上橋菜穂子・著「鹿の王」(上・下巻)
2015年本屋大賞の話題作。巨大帝国が他民族への侵略を繰り返す世界で、突如謎のウイルスが発生。感染から生き残った父子と、命を救うため奔走する医師。過酷な運命に立ち向かう人々の“絆”の物語。KADOKAWAより発行。定価は、各巻1600円+税。(http://www.kadokawa.co.jp/sp/2014/shikanoou/)
2.「 ニッポンの絶景鉄道」
海岸沿い、紅葉の山々の中、田園風景、そびえ立つ名峰、里の集落といった絶景を背景に、走り抜ける鉄道を捉えた風景写真集。日本全国の絵になるローカル線、約50路線の絶景鉄道写真を60点程掲載している。一日を、まったりとした気分で過ごせそうな一冊。定価は、1,800円+税)。発売元:パイ インターナショナル(http://pie.co.jp/search/detail.php?ID=4653)
3.幸(さち)・著「天国への切符」
こちらは、第9回日本ケータイ小説大賞優秀賞受賞作。反抗期真っただ中、高1の主人公・真優は口うるさくウザい親が大嫌い。年上彼氏に浮気されフラレたことを誰にも言えず、友達のいじめも見て見ぬふり。周囲に心を閉ざすそんな真優のもとに、ある日幼なじみの吉岡が転校してくる。吉岡の優しさに触れた真優は少しずつ変わり始めるが、その矢先、思いがけない悲劇が!思いっきり泣きたい時にぜひ。1,100円+税、スターツ出版。(http://no-ichigo.jp/read/book/book_id/1057436)