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Yahoo! JAPAN Hack U 2016」「大阪会場予選」の最優秀賞は、学校の出欠を自動で取ってくれるアプリチーム名:大吟醸@津山高専の「あまがえる」に決定!

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「Hack U」史上最大の27チーム、106名が参加! 優秀賞には初の「小学生チーム」を含む4作品が選出!

日本最大級の学生向けアプリ・IoT開発イベント「Yahoo! JAPAN Hack U 2016」最優秀賞・優秀賞受賞の5チームが2月の決勝大会出場へ進出

 ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、IoTデバイスやアプリなどの開発を通じて、日本一の学生ITクリエイターを決める日本最大級の学生向け開発イベント「Yahoo! JAPAN Hack U 2016(ハックユー2016)」の「大阪会場予選」を2016年12月18日(日)に開催しました。この予選では、「Hack U」史上最大の27チーム、106名が参加し、栄えある最優秀賞には、チーム名:大吟醸@津山高専の「あまがえる」が選ばれました。

 「Yahoo! JAPAN Hack U 2016」は、学生チームが特定のテーマと期間で開発したIoTデバイスやアプリなどの作品を審査して、日本一の学生ITクリエイターを決定するイベントです。9月10日(土)に行われた東京会場から、全国4都市(東京、名古屋、福岡、大阪)で予選大会を実施しました。予選大会では、出場申し込みを開始してからの1ヶ月間で、各チームが開発した作品の発表、審査、表彰を行います。各予選大会の最優秀チームと審査員によって選ばれた優秀チームは、2017年2月に東京・秋葉原で開催される決勝大会へ進出し、日本一の学生ITクリエイターの座をかけて、新たな作品の開発に挑みます(※1)。

 予選大会の開発テーマは「自動◯◯ ~世の中のモノ・コトを自動化してみよう~」です。「自動運転」が世界中で注目されるなか、学生ならではの発想で、「新規性」「技術性」「発展性」「再現性」のある自動化された作品が生まれることを期待しています。

 そして「大阪会場予選」では、大阪府をはじめ、岡山県、三重県、京都府そして他県から27チーム、106名が参加しました。
 1チーム3分間の発表時間で作品をプレゼンテーションし、その後展示と審査員3名(審査委員長:ヤフー株式会社 執行役員 チーフモバイルオフィサー 村上臣、審査員:同 ヤフオク!カンパニー ヤフオク!開発本部 本部長 大河内敦、同 ショッピングカンパニー クリエイティブディレクター 安西元)による審査が行われ、最優秀賞1チームと優秀賞4チームの計5チームを発表、表彰しました。

 最優秀賞は「あまがえる」を開発した、チーム名:大吟醸@津山高専が受賞となりました。チーム名:大吟醸@津山高専の代表者からは、「まさか受賞できると思っていなくて。「Hack U」へは2か月前から参加を決めていたんですが、チームのみんなが使ったことない技術をたくさん使って積極的に取り組んでくれたので、6人あってのこの賞だと思います。」「2年前にも高専プロコンとか出ていてその時は何もできていなかったんですが。今回色々とデザインに携わって、最初はみんなから不評で納得させるために色々と試行錯誤したところがありました。6人は多くて協力するのは大変ですが、協力するといいものが作れるし本当に良かったと思います。」と受賞の喜びとを語りました。

 審査員の村上から受賞のポイントとして「審査員の中でも色々と議論した中で一番優秀であるということにとなりました。今回全体的にコンピュータービジョンを使った作品が多い中で、学生らしい課題解決になっていて、今はICカードとかが大学に出欠管理として普及していますが、それだと面倒くさいからコンピュータービジョンを使えすぐにできるというところで「自動○○」というテーマにも合っているし、先生も管理しなくていいですし、生徒は座っていればいいのでどちらもうれしいので、シームレスな解決になっているというところが良かったです。個人的には今後の展開として、顔認識の精度がかなり良くなっていますので、顔認識がとれたら本当にその人がいるかも確認が取れるようになります。大学生ぐらいになると悪知恵も働きますが、代返ができなくなって真面目に出るようになるとか最後までいるのかも確認できるなど、いろんな応用も効く分野ですので、オープンCVとかもどんどん進化しているので、これから色々とチャレンジをしてアップデートしていってもらいたいと思っています。本当におめでとうございます」とコメント。

 優秀賞には初の「小学生チーム」を含む5作品が選出されました。チーム名:ダイオウゾクムシ研究所の「Bee-Fit」、チーム名:関西大学DTKソフト班の「camtan(かんたん)」、チーム名:空手家モアイ族の「シーステーション」、チーム名:小学生fromPCN三重 with鳥羽商船の「ツンデレ貯金箱」が選出され、ダイオウゾクムシ研究所の「Bee-Fit」は、参加者(学生)の投票で選ばれる「Happy Hacking賞」もダブル受賞しました。
入賞した5チームは2月に行われる決勝大会へ進出します。

※1:決勝大会のテーマ、開発期間は未定です。今後公式サイト等でお知らせしていきます。

■審査委員長:ヤフー株式会社 執行役員 チーフモバイルオフィサー 村上臣による総評
 チーム数も多かったですし、すごくレベルの高い大阪大会で、優秀賞を(通常2つのところ)大判振る舞いで4つ出すという結果になりました。僕らも見ていてすごく今日は刺激になっています。色々な視点が得られて、学生が今課題に思っていることは我々大人にはわからないのですから非常に刺激になっています。僕らも楽しいし、皆さんも楽しそうに展示でコミュニケーションしているというのが見られると、「Hack U」をやっていて良かったなと思います。将来ITで色々な解決をする仕事を目指してもらえるとうれしいなと思いますし、今後ともこういう機会にぜひ参加してもらって、より大きくなった皆さんをまた来年再来年に見られることを楽しみにしています。

■「Yahoo! JAPAN Hack U 2016」東京会場予選のアーカイブ映像URL
https://www.youtube.com/watch?v=Mh8qPU5hcUo
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Mh8qPU5hcUo ]

■「Yahoo! Hack U 2016」 大阪会場予選 受賞チーム(作品)
【最優秀賞】ならびに【優秀賞】を受賞したチームは、2月に東京・秋葉原で開催される決勝大会へ進出します。

【最優秀賞】
チーム名:大吟醸@津山高専
作品名:「あまがえる」

概要:現在の学校の出欠は先生が名前を呼ぶ→生徒が返事をする。というような手法をとっています。これを生徒全員に行うと, 5分ほどかかってしまい, 時間がもったいないです。あまがえるは授業の開始時に教室の写真を撮り, その画像を解析して, 出欠を自動で取ってくれます。取った出欠も自動で管理することができるので, 先生が出席簿を持ち歩く必要もありません。出欠の時間を勉強に充ててみませんか!?

※写真:前列中央=審査員(ヤフー株式会社 執行役員 チーフモバイルオフィサー 村上 臣)

【優秀賞】※参加者(学生)の投票で決まるHappy Hacking賞も同時受賞
チーム名:ダイオウゾクムシ研究所
作品名:「Bee-Fit」

概要:体全体の動きでドローンを制御するシステムです!iPhoneとWiiBalanceBoardを用いて、体重移動・向いている方向を検知し、その動きをドローンに反映させます。前に体重をかければドローンが前進し、下を向けばドローンのカメラが下を向きます。まるで自分がドローンになったかのような感覚で、ドローンの操縦をすることができます!また、両手が自由になるので、これまでになかったドローンの活用方法を提案します。

【優秀賞】
チーム名:関西大学DTKソフト班
作品名:「camtan(かんたん)」

概要:camtanは英単語をかんたんに覚えられるスマホアプリです。英語の長文や、英単語帳の中で覚えたい単語に、蛍光ペンで線を引き、カメラで撮影すると、英単語だけが抽出されます。英単語は自動取得した日本語訳と共に保存され、4択テストの形式で、いつでもどこでも単語学習ができます。テストは間違えた回数などに応じて、出題の頻度が変化します。また、訳し方を変更することも可能です。これによって、覚えたい単語の単語帳を作る作業を自動化でき、効率的に英単語の暗記が可能です。

【優秀賞】
チーム名:空手家モアイ族
作品名:「シーステーション」

概要:私たちは、回転寿司店で、どの寿司が何秒でやってくるのかが分かるシステムを開発した。レーン上を回っている寿司を記憶するので、どの寿司があるかないかの状況が分かる。そのため、お客様にとっては注文するかレーンから回ってくるのを待つかという悩む時間がなくなり、効率よく食事ができる。また、お店側にとってはレーン上に回っているどの寿司が足りないのかの把握ができる。

【優秀賞】
チーム名:小学生fromPCN三重 with鳥羽商船
作品名:「ツンデレ貯金箱」

概要:目標額を決めて貯金ができる貯金箱です。おこづかいやお駄賃などの硬貨をセンサーを使って自動でカウントし、金額に応じてツンデレな表情を返したりミニゲームができます。コインの大きさに応じた穴に落ちる仕組みなのでコインもアナログ的に自動で仕分けます。

■「Yahoo! JAPAN Hack U 2016」開催概要
 出場者は、全国5都市で開催する予選大会にチーム単位で申し込み、予選大会当日までに作品を開発します。予選大会では、各チームからの作品発表と、審査、表彰を行います。各会場の最優秀チーム、および審査員によって選ばれた優秀チームは、2017年2月に東京・秋葉原で開催する決勝大会に進出し、決勝大会のルールに沿って新たな作品の開発に挑戦します。
 決勝大会では著名クリエイターなどが審査員として作品を審査し、日本一の学生ITクリエイターを決定します。
 日本では昨今、国を挙げてITを成長戦略の柱としたさまざまな施策に取り組み、IoTやAI(人工知能)などを活用した新しい製品やサービスが生まれています。しかし、今後のさらなるIT活用の促進に欠かせないIT人材は、2030年には約59万人ほど不足するとされ(※2)、日本社会の大きな課題となっています。Yahoo! JAPANは、「Yahoo! JAPAN Hack U 2016」の開催を通じて、日本各地でIT人材の創出と育成を目指します。出場する学生チームには、ITを使って自由な発想を形にするモノづくりの楽しさを体験してもらうだけでなく、Yahoo! JAPANの社員からの実践的なアドバイスや、学生同士での交流、審査員へのプレゼンや講評などを経験してもらいたいと考えます。
※2:「IT人材の需給に関する推計」について。
http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160610002/20160610002.html

公式サイト: http://hacku.yahoo.co.jp/2016/
出場費:   無料
出場資格:   学生・生徒・児童(小学生以上)。2名~6名のチーム
審査項目:
・新規性(技術や組み合わせのオリジナリティがあるか)
・技術性(利用している技術は高度か)
・発展性(将来どの程度の波及効果が期待できるか)
・再現性(アイデア、プレゼンテーションだけでなく実際に動くものがあるか)

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