一方、実際に使った人の約75%は「思っていたより不安なことはなかった」

対面診療とオンライン診療を展開する「クリニックフォアグループ」(以下クリニックフォア)は、全国の18歳~44歳の女性400名を対象に実施した「月経移動に関する調査」から、月経移動目的でのピル服用に対する不安の実態を分析しました。
月経移動を使ったことがない女性200名のうち、何らかの不安を抱えている人は76.0%。最も多かったのは「副作用」43.0%で、「服用後、次の生理周期やホルモンバランスが乱れる可能性」27.5%、「本当に生理をずらせるのか」21.0%が続きました。
注目されるのは、不安を抱える人のうち21.1%が、具体的な懸念をひとつも挙げず「なにが不安かは分からないが、なんとなく怖い・抵抗がある」だけを回答していた点です。約5人に1人が、自分でも説明できない漠然とした抵抗感を理由に選択肢から遠ざかっている状態でした。
一方、実際に月経移動を経験した女性のうち、使用前に不安があった女性に結果を尋ねると、74.5%が「思っていたより不安なことはなかった(解消された)」と回答。月経移動に満足した人は88.0%にのぼりました。
本リリースでは、調査で挙がった7つの不安に対して、クリニックフォアの医師がQ&A形式で回答します。
【「月経移動に関する調査」概要】
・調査内容:月経移動に関する調査
・調査対象:18歳~44歳の女性 400名(全国/現在生理がある方)
※月経移動でピルを使用した経験のある方200名/経験のない方200名を均等に割り付け
・調査期間:2026年7月23日~7月27日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
※調査結果をご紹介いただく際は、「クリニックフォア調べ」と注釈をご記載ください。
※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は100%とならない場合があります。
※不安に関する数値は「月経移動未経験者(n=200)」、使用後の評価は「月経移動経験者(n=200)」を母数としています。
※第1弾リリース「【生理に影響を受けた予定は「国内旅行・帰省」が7割、次いで「海・プール」が4割~中用量ピルによる月経移動の方法と注意点を医師が解説~】」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000096150.html もあわせてご参照ください。
調査結果トピックス
・調査結果1.:月経移動未経験者の76.0%が不安を抱え、うち約5人に1人は「なんとなく怖い」
・調査結果2.:月経移動未経験者の全問正解者はゼロ -月経移動に関する認知の現状-
・調査結果3.:月経移動経験者の74.5%が「思っていたより不安なことはなかった」
・調査結果4.:情報を知ることで32.0%がイメージが前向きに変化
■調査結果1.
月経移動未経験者の76.0%が不安を抱え、うち約5人に1人は「なんとなく怖い」

月経移動でピルを使ったことがない女性200名に、月経移動目的でのピル服用に対して不安に思うことを尋ねたところ(複数回答)、「特に不安はない」と回答した人は24.0%にとどまり、76.0%が何らかの不安を挙げました。
最も多かったのは「副作用(吐き気、頭痛、むくみ、体重増加、血栓症など)」43.0%。次いで「服用後、次の生理周期やホルモンバランスが乱れる可能性」27.5%、「本当に生理をずらせるのか(効果への確実性)」21.0%、「正しく服用できるか、いつからいつまで飲めばいいのか」18.5%と続きました。
・不安を抱える人の21.1%は、具体的な懸念をひとつも挙げていない
「なにが不安か分からないが、なんとなく怖い・抵抗がある」と回答した人は、副作用や生理周期の乱れといった具体的な項目を1つも選んでいませんでした。不安を抱える人を母数にすると21.1%、約5人に1人にあたります。
不安の理由を自分でも言葉にできないまま、月経移動が選択肢から外れている人が一定数いることがうかがえます。
■調査結果2.
月経移動未経験者の全問正解者はゼロ -月経移動に関する認知の現状-
同じ未経験者200名に、月経移動目的でのピル服用について「正しいと思うもの」を選んでもらいました(複数回答)。正しい内容を選べた割合(正解率)は、いずれも低い水準にとどまりました。特に「中用量ピルは、短期間(数日間)だけ服用する薬である」を選べた人は5.0%。20人に1人しか、月経移動が数日間だけの服用で完了する方法だと認識していませんでした。

一方、誤った内容を「正しい」と回答した人はいずれも10%未満にとどまりました。最も多かったのは「ピルで月経移動すると、そのあとの生理間隔が変わる」8.0%で、「ピルの副作用は、すべての人に必ず起こる」「ピルは、将来の妊娠に影響する可能性が高い」がともに3.0%、「ピルは、一度使い始めたらやめられない」は2.0%でした。
最も多かった回答は「わからない」58.5%。正しい内容を1つも選べなかった人は64.5%を占め、3つの正しい内容すべてを選び、かつ誤った内容を1つも選ばなかった人は200名中0名でした。
つまり未経験者の多くは、月経移動について誤った知識を持っているというより、判断するための情報をほとんど持っていない状態にあります。76.0%が不安を抱えている一方で、その不安を確かめる材料がないという構図です。
【クリニックフォア医師が回答】月経移動 よくある7つの不安 Q&A
Q1. 副作用が心配です
月経移動には、主に中用量ピルを使用します。副作用として、吐き気・嘔吐、食欲不振、頭痛、乳房の張り、むくみ、体重増加、発疹などがあらわれることがありますが、その頻度は高くなく、5%未満とされています。クリニックフォアでは、吐き気が気になる方に備えて、吐き気止めのお薬(プリンペラン)もあわせて処方しています。
副作用が心配な方や、過去に強い副作用が出た経験のある方は、確実性はやや下がるものの、低用量ピルで対応することも可能です。気になる点は、診察時にお気軽にお伝えください。
Q2. 飲んだあと、次の生理周期が乱れませんか?
月経移動のために中用量ピルを服用した場合、服用を中止するとおよそ2日で生理が始まります。移動させた分、その回の生理の時期はずれますが、その後の生理間隔そのものが変わってしまうわけではありません。
なお、生理周期はストレスや睡眠不足、体調の変化などによっても前後することがあります。移動後の周期が気になる場合は、あらためて医師にご相談ください。
Q3. 本当に生理をずらせるのですか?
月経移動は、余裕をもって服用を始めることで、生理の時期を調整することができます。ただし、やむを得ず生理予定日の直前から服用を開始する場合は、成功率が低くなります。特に生理を「早める」方法は、生理が始まった日から5日目までに服用を開始する必要があるため、予定の直前では間に合わないこともあります。確実に調整するためにも、予定が決まったらお早めにご相談ください。
Q4. いつから、何日間飲めばいいのか分かりません
生理を「遅らせる」方法では、次回の生理予定日の5~7日前から服用を開始します。生理を避けたいイベントの最終日まで服用を続け、中止するとおよそ2日で生理が始まります。
生理を「早める」方法では、次回の生理が始まった日から5日目までの間に服用を開始します。10~14日間ほど服用し、中止後およそ2日で生理が始まるのが一般的です。イベント中にお薬を服用する必要がないため、次々回以降のご予定にはこちらの方法をおすすめしています。
いずれもスケジュールに合わせた調整が必要になりますので、予定が決まった段階でお早めにご相談ください。

Q5. 将来の妊娠に影響しませんか?
月経移動で使用する中用量ピルは、将来の妊娠に影響するお薬ではありません。 ただし、妊娠中の方や妊娠の可能性がある方は服用できません。妊娠をご希望の場合も含め、ご自身の状況は必ず診察時にお伝えください。
Q6. 一度使うと、やめられなくなるのではないですか?
月経移動で使用する中用量ピルは、大切なご予定に合わせて数日間だけ服用するお薬です。毎日飲み続ける必要はなく、低用量ピルのように日常的に服用するものとは使い方が異なります。
実際、今回の調査では、この「短期間だけ服用するお薬である」ことを正しく理解していた未経験者は5.0%(20人に1人)にとどまりました。使い方そのものが十分に知られていないことが、「やめられなくなるのではないか」という不安につながっている可能性があります。
Q7. なにが不安かは分からないのですが、なんとなく怖いです
今回の調査では、不安を抱えている方の約5人に1人が、具体的な懸念を挙げずに「なんとなく怖い」と回答されていました。一方、実際に使用した方のうち、使用前に不安があった方の74.5%が「思っていたより不安なことはなかった」と回答しています。
漠然とした不安は、情報が届いていないことによって生じている場合もあります。まずは疑問をそのままお持ちいただいたうえで、診察の場でお聞きいただければと思います。体質や持病、年齢などによって服用が適さない場合もありますので、自己判断ではなく医師にご相談ください。
■調査結果3.
月経移動経験者の74.5%が「思っていたより不安なことはなかった」
月経移動を経験した女性200名に、使用前に不安だったことを尋ねると、1位は「副作用」48.5%。未経験者の不安の1位(43.0%)と一致しており、不安の中身そのものは両者で大きく変わらないことがわかりました。
その一方で、使用前に不安があった人に実際使用してみてどうだったかを尋ねると、74.5%が「思っていたより不安なことはなかった(解消された)」と回答。「不安だった点がそのまま問題になった」は19.4%、「想定外の不安が生じた」は6.1%でした。

また、使用結果については「非常に満足した」43.5%、「やや満足した」44.5%を合わせて88.0%が満足と回答。「また月経移動目的でピルを使いたい」と答えた人は79.0%(「ぜひ使いたい」36.0%+「機会があれば使いたい」43.0%)にのぼりました。
※月経移動でピルを使用した経験がある方 n=200
■調査結果4.
情報を知ることで32.0%がイメージが前向きに変化
未経験者200名に対し、月経移動は中用量ピルを数日間だけ服用する方法であること、飲み続ける必要はないこと、副作用が全員に起こるわけではないこと、オンライン診療でも処方が受けられることなどを提示したうえで、月経移動に対するイメージが変わったかを尋ねました。
その結果、「ポジティブに変わった(使ってみたいと思った)」5.5%、「やや変わった」26.5%を合わせて32.0%がイメージの前向きな変化を回答しました。約3人に1人が、情報を知ることで印象を変えていることになります。
【クリニックフォア医師のコメント】
今回の調査では、月経移動を利用したことがない方の約76.0%が、何らかの不安を抱えていることが明らかになりました。最も多いのは副作用への不安であり、これは経験された方が使用前に感じていた不安の1位とも一致しています。この不安は、決して特別なものではありません。
特に印象的だったのは、不安を感じている方の約5人に1人が「何が不安かは分からないけれど、なんとなく怖い」と回答されていた点です。正しい情報に触れる機会がないまま、不安だけが先行してしまっている実態が伺えます。
一方で、実際に利用された方のうち、事前に不安を感じていた方の74.5%が「思っていたより不安なことはなかった」と回答されています。もちろん副作用のあらわれ方には個人差があり、全員が同じ経過をたどるわけではありません。だからこそ、ご自身の体質や持病、スケジュールを踏まえて、医師と相談していただくことが大切です。
月経移動は、ご希望の予定日や現在の周期によって服用を開始すべきタイミングが異なり、直前では十分な対応が難しい場合もあります。「重なってしまったら仕方がない」と諦めてしまう前に、大切な予定が決まった段階で、早めに相談へとお越しいただければ幸いです。
<監修医プロフィール>
クリニックフォア監修医・産婦人科医 山田 光泰
大阪大学医学部を卒業後、産婦人科専門医として大学病院等で主に生殖医療に従事。
その後、厚生労働省に出向し、医系技官として不妊治療・出生前診断等の母子保健領域における行政施策推進に携わる。現職では女性のライフステージに応じたウェルネス向上をサポートすべく、ICT等を活用したスマートな課題解決の実現を目指す。
※自由診療
※対面診療をご案内させていただく場合があります。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※診察の場合は、診察料1,650円/回がかかります。ただ、当クリニックで対象の決済履歴があり、オンライン自由診療を再診する場合は診察料無料です。ただし、対面診療・オンライン保険診療での再診は対象外です。また、オンライン予約を経ない対面受診のみ、オンライン検査のみの履歴は対象になりません。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
生理開始日の入力だけで確認できる「月経移動シミュレーター」
クリニックフォアでは、大切な予定に合わせて生理日をずらせるか事前に確認できる「月経移動シミュレーター」を公開しています。次回の生理開始予定日を入力するだけで、個人のスケジュールに応じた月経移動の方法(時期を早める・遅らせる等)の選択肢が表示される仕組みです。
「受診の前に、まずは自分のスケジュールで移動が可能か目安を知りたい」という方に向け、手軽にセルフチェックができるツールとしてご活用いただけます。
月経移動シミュレーターはこちら

※本シミュレーターは、医師監修のもと一般的な月経周期に関する情報を基に作成しています。個々の症状・体調については医師にご相談ください。
【クリニックフォアの「月経移動」のオンライン診療について】
オンライン診療の場合、自宅など好きな場所からスキマ時間で受診ができ、お薬をご自宅のポストに配送します。大事な予定と生理が重なりそうな時は活用してみてください。また、対面・オンライン診療どちらも展開しているため、ご都合に合わせてご利用いただけます。
月経移動のオンライン診療(自由診療)
<オンライン診療の特長>
・WEBで完結!忙しい人もスキマ時間で受けられる
診療予約からお薬の処方までがスマホひとつで完結するから簡単。平日7~24時まで、土日も診療可能です。
・お薬はスピード配送! お薬は最短当日発送※1、翌日ご自宅のポスト※2にお届けします。
・診療実績900万件以上※3 クリニックフォアグループの在籍医師が診察するから安心
<受診の流れ>
1.WEBブラウザまたはアプリで、診察を予約
2.事前問診にご回答
3.医師とオンラインで診察
4.診察後に決済
5.お薬は自宅等にお届け

※診療時間は、土日祝日をはじめ日によって異なる場合がございます。
※1 原則当日診療で16時までに決済完了した方が対象ですが、診療時間やお届けエリアによっては対象外となります。
※2 ネコポスの場合
※3 2020年4月~2026年4月現在当クリニックのオンライン診療実績(お薬の発送実績込み。発送集約時は集約前の発送回数に転換して計算)
※自由診療
※対面診療をご案内させていただく場合があります。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
※診察の場合は、診察料1,650円/回がかかります。ただ、当クリニックで対象の決済履歴があり、オンライン自由診療を再診する場合は診察料無料です。ただし、対面診療・オンライン保険診療での再診は対象外です。また、オンライン予約を経ない対面受診のみ、オンライン検査のみの履歴は対象になりません。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。